占星術を学んでいると出会うサビアンシンボルという占術。
わたしはもう何年も鑑定をしていますが、ホロスコープリーディングするときには、必ずサビアンシンボルまで読みます。
なぜなら、サビアンシンボルは360個あるから。
サインもハウスは12個。基本の天体は10個。
これらとアスペクトのパターンを丁寧に読んでいけば、その時点でほぼ無限の読み解きができます。
ですが!
さらに360個のサビアンシンボルを読めば、より解像度の高い「魂のブループリント」が見えてきます。
サビアンシンボルを通して読む、ひとりひとりのホロスコープは本当に面白い!
魂のストーリーが、より具体的に見えてきます。
※サビアンシンボル本は、一冊手元にあると便利です。
目次
サビアンシンボルの読み方
さて、サビアンシンボルが面白いのはわかった!
でも実際、サビアンシンボルをどう使えばいいの?
この記事では、その疑問にお答えしていきたいと思います。
※これは、私自身が鑑定をするなかでのルールみたいなものです。人によって、サビアンシンボルとの距離感や扱い方は違ってくると思いますので参考まで。
基本で読むもの
わたしの場合は、まず10天体のサビアンシンボルをすべて読みます。
月のサビアンシンボルから始まり、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、トランスサタニアン・・
全部読むと、不思議とサビアンシンボルの共通点やストーリーが見えてくるのです。
たとえば、少女とか子ども に関するシンボルをたくさん持っている人は、地球において「遊ぶ」「成長する」ことがテーマであったりします。
老人や賢者、魔術師的なシンボルが多ければ、今世ではその積み重ねた知恵を、世のため人のために活かす「使命」をもっていることもあります。
もちろん、サビアンシンボルだけではなく、
天体のサイン、ハウス、アスペクト・・これらを読んで意味を解釈した上で、最後にサビアンシンボルの意味を取り入れるのです。
そうすることで、ホロスコープという「魂の設定」を、サビアンシンボルという「役者」がストーリーに仕立ててくれます。
あとは、アセンダントやMCの感受点・小惑星など、あなたが普段の鑑定で重視しているポイントについても、サビアンシンボルを加えて読むといいと思います。
ですが、基本となるのは10天体。
ここは外せませんし、複雑にしすぎると全体観が見えにくくなってきます。
時期を読むためのサビアンシンボル
加えて、時期を読むのにもサビアンシンボルは使えます。
たとえば、プログレスの月や太陽。
プログレスの月は1カ月に約1度動くことから、1カ月ごとの運勢を読めます。そのときにサビアンシンボルも加えて読むと良いでしょう。
プログレス太陽は1年に約1度。これもまた、サビアンシンボルをあわせて読むことで、その年のテーマが浮き彫りになります。
実際の鑑定はどんな感じ?
サビアンシンボルを用いた実際の鑑定はどんな感じ?
具体的な例があるといいですよね。
ですがサビアンシンボルについては、あまりに膨大で、パターン化することが大変難しいのです。(それだけ、人の魂というのはユニークですね)
そこで、過去にわたしの鑑定セッションを、録音して書き起こしてくださったレポートがありますので・・
よかったらご覧ください!
サビアンシンボルが鑑定のなかにどう反映されるのか?
イメージをつかんでいただけると思います。