サインもハウスは12個。基本の天体は10個。これらとアスペクトのパターンを丁寧に読んでいけば、その時点でほぼ無限の読み解きができます。
ですが、さらに360個のサビアンシンボルを読めば、より解像度の高い「魂のブループリント」が見えてきます。
サビアンシンボルを通して読む、ひとりひとりのホロスコープは本当に面白いのです。魂のストーリーが、より具体的に見えてきます。
- サビアンシンボル本は、手元にあると便利です。
サビアンシンボルの読み方
実際のところサビアンシンボルは、ホロスコープチャートのあらゆるところで活用できます。ですが、サビアンシンボルに初めて触れる場合は、出生図の天体など、身近な部分から適用を始めていきましょう。
基本で読むもの
まず10天体のサビアンシンボルをすべて読んでいきましょう。月のサビアンシンボルから始まり、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、トランスサタニアン・・
全部読むと、不思議とサビアンシンボルの共通点やストーリーが見えてくるのです。
たとえば、少女とか子ども に関するシンボルをたくさん持っている人は、地球において「遊ぶ」「成長する」ことがテーマであったりします。
老人や賢者、魔術師的なシンボルが多ければ、今世ではその積み重ねた知恵を、世のため人のために活かす「使命」をもっていることもあります。
サビアンシンボルの共通点を探していくといいでしょう。
さらに、アセンダントやMCの感受点・小惑星など、あなたが普段の鑑定で重視しているポイントについても、サビアンシンボルを加えて読むといいと思います。
ですが、基本となるのは10天体。ここは外せませんし、複雑にしすぎると全体観が見えにくくなってきます。
時期を読むためのサビアンシンボル
加えて、時期を読むのにもサビアンシンボルは使えます。たとえば、プログレスの月や太陽。
プログレスの月は1カ月に約1度動くことから、1カ月ごとの運勢を読めます。そのときにサビアンシンボルも加えて読むと良いでしょう。
プログレス太陽は1年に約1度。これもまた、サビアンシンボルをあわせて読むことで、その年のテーマが浮き彫りになります。