サターンリターンの意味

サターンリターン(土星回帰)とは、出生図上の土星がホロスコープを一周し、元の位置に戻るタイミングのことです。サターンリターンでは、出生図上の土星トランシットの土星が重なります。

土星は、誕生したその瞬間から、時間の経過とともに少しずつホロスコープ上を移動します。

土星の進行速度

土星は、1サインあたり、約2年半滞在します。

そして、約29.5年かけて12サインを通過し、その人のホロスコープを一周します。

サターンリターンの算出と計算

サターンリターンの算出方法ですが、出生図の土星の位置に、トランジット(三重円)の土星が重なるタイミングを見つけることで、サターンリターンの時期を算出することができます。

ホロスコープを出すことができる方は、ご自身のサターンリターンの時期を算出してみてください。

また、おおよその時期は、年齢で決まっていますので参考にしてください。

サターンリターンの時期

サターンは、土星の周期から計算できます。

土星の周期は、約29.5年です。ですからすべての人が、29歳頃に人生1度目のサターンリターンを迎えることになります。

そして二度目は、さらに29.5年後。59歳頃に人生2度目のサターンリターンを経験します。

サターンリターンの意味

西洋占星術では、サターンリターンの時期には、人生の転機となる出来事が起きると考えます。

土星は、ときに人生を軌道修正するための試練をもたらすからです。

どんな試練であるかは、その人のそれまでの努力の結果によっても異なってきます。また、土星がどのハウスに位置するかによっても、与えられるチャレンジが違ってきます。(この後解説しますね)

1度目の29歳前後の時期に、サターンリターンがきっかけで人生や生き方・働き方について真剣に考える状況になったという人も多いと思います。

それに29歳前後というのは、太陽の年齢域ですので、太陽のテーマを気づかせてくれるような出来事であるケースも多いです。そうして私たちの人生の核が、この時期につくられるのです。

2度目のサターンリターンは、59歳、社会的な人生の総集編のようなタイミングです。

なかには、2度目のサターンリターンが、1度目以上に大きなインパクトがあったという方もいます。ですが一般的には、1度目のサターンリターンで人生の課題に気づいて、そこから30年の間で乗り越えていれば、2度目のサターンリターンはそこまで大変な試練にはならない、とも言われています。

サターンリターン図をさらに詳しく読む

これは少し中級者さん向けの解説となりますが、土星の周期を分割して、サターンリターンの影響を読む方法があります。

土星のホロスコープ周期は、約29.5年です。これをさらに4分割して、およそ7年単位でサターンリターンの影響を見ていくことが可能です。この方法を用いれば、30年という長い単位だけではなく、もう少し身近にとらえやすい単位で、ひとりひとりが人生をどう軌道修正してきたか、それを知ることができるのです。

具体的には、出生図の土星とトランシットの土星が、90度・180度・270度・360度の角度をとるときのホロスコープを読んでいきます。たとえば、7年ごとにどのハウスに土星があるか?について見るだけでも、学びがありますよ。

一例としては、わたし自身は出生図では2ハウスに土星がありますので、一度目のサターンリターンまでをみますと、

  • 10歳(5ハウス):自己表現に関する練習期間
  • 15歳(8ハウス):組織や人などとの義務関係について学ぶ期間
  • 21歳(10ハウス):社会的な立場を安定させる期間
  • 29歳(2ハウス):収入について安定させる期間

という流れになっていました。実際に、とても思い当たることがあります。

どのハウスに土星があるか?によって、どういうテーマが起こるか。別の記事に簡単にまとめていますので、よかったら参考にしてください。⇒ トランジット土星とハウス

サターンリターンを乗り越える

古典的な占星術では、土星は凶星として恐れられてきました。しかし現代では、良い悪いという二元論を超えて、土星を解釈するようになっています。

ですからサターンリターンを必要以上に恐れるのではなく、自分らしい人生を生きるために叱咤激励してくれる存在として、付き合っていきたいですよね。

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