サビアンシンボル

サビアンシンボル理解に役立つドデカテモリーとは?

サビアンシンボルについて調べていると、ドデカテモリーという言葉を目にすることがありませんか?

ドデカテモリーは、解釈が難しいとされているサビアンシンボルを読み解くヒントになります。

サビアンシンボルをより深く解釈したい方のために、ドデカテモリーについてお伝えします。

 

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ドデカテモリーとは?

サビアンシンボルは、360度のホロスコープの1度、1度に意味が与えられたものですよね。

対してドデカテモリーは、1つのサインを12分割にし、それぞれに12サインを当てはめています。

一般的な12サイン:360度のホロスコープを30度ずつ12分割
ドデカテモリー:1サインを2.5度ずつ12分割
サビアンシンボル:360度のホロスコープを1度ずつ360分割

たとえば、牡羊座6度の人は、ドデカテモリーは双子座となり、牡羊座のなかに双子的な性質も持っているよね、ということになります。

なお、12サインの割り当て方は、どのサインも0度を起点にスタートします。

牡羊座0度は、牡羊座からスタートし、牡牛座0度は牡牛座からスタートします。

サビアンシンボルとドデカテモリー

なぜ、サビアンシンボルを語るときに、ドデカテモリーについて触れられることが多いのでしょう?

それは、ドデカテモリーが示す性質が、サビアンシンボルが示す意味に反映されているからです。

サビアンシンボルは、わかりやすい形式ではなく、詩文としてで表現されていることから、その解釈が難しいです。

そこでドデカテモリーを用いてサビアンシンボルの意味を詳しくとらえることで、サビアンシンボルの意味が解釈しやすくなります。

ドデカテモリーとサビアンシンボルがリンクしている例

ここで、射手座13度のサビアンシンボルを例に、ドデカテモリーの影響をみていきます。

射手座13度のサビアンシンボル:明るみに出る夫を亡くした妻の過去

このサビアンシンボルは、過去を受け止め、終わらせて、その上で「未来へ向かう意志」を持つ、という意味です。

次に、ドデカテモリーを見てみましょう。

射手座12度(サビアンシンボル射手座13度)のドデカテモリーは、牡羊座と牡牛座です。どちらの性質も、意味として加わってきます。

射手座は基本的には、前を向き続けるサインなので、最終的に未来を向きます。ですが、ここでドデカテモリー(牡羊座→牡牛座的)の要素が入ってくることで牡羊座(=現在)時点において、過去の積み重ね(=牡牛座)を、受け止めることができるようになっています。

サビアンシンボルにも「過去」が表れていますね、

このようにドデカテモリーはサビアンシンボルの解釈にも、大きく影響を与えています。

ほかにも、ドデカテモリーとサビアンシンボルがリンクしている例をあげてみます。

■サビアンシンボル11度

どのサインにおいてもサビアンシンボル11度のドデカテモリーは、必ず同じエレメントの次のサインになります。

<火のサインの例>
サビアンシンボル牡羊座11度のドデカテモリー:獅子座

サビアンシンボル獅子座11度のドデカテモリー:射手座

サビアンシンボル射手座11度のドデカテモリー:牡羊座

そのため、どのサインにおいてもサビアンシンボル11度は、同じエレメントに支えられていることから、サビアンシンボルの持つエレメント的な要素が、より多角的に深まります。

さらに詳しく見ていきましょう。

たとえば、乙女座11度のサビアンシンボルは、「母親の期待の鋳型にはまる少年」というシンボルです。

このサビアンシンボルは、自分の手の届く触れている範囲のもの、あるいは自分の内面など、その一点において、完璧に仕立て上げようとする、という意味を持ちます。

ドデカテモリーは山羊座です。

磨きあげ、仕立てあげたその一点が、社会(=山羊座)に向かって伸びやかに羽ばたいていってほしいと願います。

まさに、シンボルにある「少年」が母親の胎内で育ち、教育を受け、そして社会に出ていくことと、意味がリンクしてきます。

ドデカテモリーはどんな時に使えばいいの?

ドデカテモリーは、基本的にはサビアンシンボルの理解のために活用するものという認識で大丈夫です。

ドデカテモリーの調べ方

1.ドデカテモリーを調べるには、まず、12サインの度数を調べます

2.下記のドデカテモリー一覧表から、自分のサインと度数からドデカテモリーを確認してください

サインの度数を調べるときに、出生時刻がまったくわからないと

・月は12〜15度ほど

・水星、金星、太陽 は2度ほど

幅が出てしまうため、ドデカテモリーを調べたい場合は、なるべく正確な時刻がわかるほうが好ましいです。

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ドデカテモリ―一覧表

牡羊座 牡牛座 双子座 蟹座
獅子座 乙女座 天秤座 蠍座
射手座 山羊座 水瓶座 魚座

なお、サビアンシンボルは1度からはじまるので、度数にプラス1した数字が、サビアンシンボルの度数です。

また、ドデカテモリーは、2.5度ずつで分割されている一方で、サビアンシンボルは1度ずつにシンボルが与えられています。

そのため、たとえば牡羊座3度のサビアンシンボルには、ドデカテモリーにおける牡羊座と牡牛座の性質を、牡羊座8度は、ドデカテモリ―双子座と蟹座の半分ずつ持っているということになります。

牡羊座・牡牛座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

牡羊座 牡牛座
0度-2.49度
(1-3度)
牡羊座 牡牛座
2.5度-4.99度
(3-5度)
牡牛座 双子座
5度-7.49度
(5度-8度)
双子座 蟹座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
蟹座 獅子座
10度-12.49度
(11度-13度)
獅子座 乙女座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
乙女座 天秤座
15度-17.49度
(16度‐18度)
天秤座 蠍座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
蠍座 射手座
20度-22.49度
(21度‐23度)
射手座 山羊座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
山羊座 水瓶座
25度-27.49度
(26度‐28度)
水瓶座 魚座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
魚座 牡羊座

双子座・蟹座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

双子座 蟹座
0度-2.49度
(1-3度)
双子座 蟹座
2.5度-4.99度
(3-5度)
蟹座 獅子座
5度-7.49度
(6度-8度)
獅子座 乙女座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
乙女座 天秤座
10度-12.49度
(11度-13度)
天秤座 蠍座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
蠍座 射手座
15度-17.49度
(16度‐18度)
射手座 山羊座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
山羊座 水瓶座
20度-22.49度
(21度‐23度)
水瓶座 魚座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
魚座 牡羊座
25度-27.49度
(26度‐28度)
牡羊座 牡牛座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
牡牛座 双子座

獅子座・乙女座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

獅子座 乙女座
0度-2.49度
(1-3度)
獅子座 乙女座
2.5度-4.99度
(3-5度)
乙女座 天秤座
5度-7.49度
(6度-8度)
天秤座 蠍座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
蠍座 射手座
10度-12.49度
(11度-13度)
射手座 山羊座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
山羊座 水瓶座
15度-17.49度
(16度‐18度)
水瓶座 魚座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
魚座 牡羊座
20度-22.49度
(21度‐23度)
牡羊座 牡牛座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
牡牛座 双子座
25度-27.49度
(26度‐28度)
双子座 蟹座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
蟹座 獅子座

天秤座・蠍座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

天秤座 蠍座
0度-2.49度
(1-3度)
天秤座 蠍座
2.5度-4.99度
(3-5度)
蠍座 射手座
5度-7.49度
(6度-8度)
射手座 山羊座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
山羊座 水瓶座
10度-12.49度
(11度-13度)
水瓶座 魚座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
魚座 牡羊座
15度-17.49度
(16度‐18度)
牡羊座 牡牛座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
牡牛座 双子座
20度-22.49度
(21度‐23度)
双子座 蟹座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
蟹座 獅子座
25度-27.49度
(26度‐28度)
獅子座 乙女座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
乙女座 天秤座

射手座・山羊座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

射手座 山羊座
0度-2.49度
(1-3度)
射手座 山羊座
2.5度-4.99度
(3-5度)
山羊座 水瓶座
5度-7.49度
(6度-8度)
水瓶座 魚座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
魚座 牡羊座
10度-12.49度
(11度-13度)
牡羊座 牡牛座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
牡牛座 双子座
15度-17.49度
(16度‐18度)
双子座 蟹座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
蟹座 獅子座
20度-22.49度
(21度‐23度)
獅子座 乙女座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
乙女座 天秤座
25度-27.49度
(26度‐28度)
天秤座 蠍座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
蠍座 射手座

水瓶座・魚座のドデカテモリ―

※( )内は、サビアンシンボルの度数

水瓶座 魚座
0度-2.49度
(1-3度)
水瓶座 魚座
2.5度-4.99度
(3-5度)
魚座 牡羊座
5度-7.49度
(6度-8度)
牡羊座 牡牛座
7.5度-9.99度
(8度-10度)
牡牛座 双子座
10度-12.49度
(11度-13度)
双子座 蟹座
12.5度-14.99度
(13度-15度)
蟹座 獅子座
15度-17.49度
(16度‐18度)
獅子座 乙女座
17.5度-19.99度
(18度‐20度)
乙女座 天秤座
20度-22.49度
(21度‐23度)
天秤座 蠍座
22.5度-24.99度
(23度‐25度)
蠍座 射手座
25度-27.49度
(26度‐28度)
射手座 山羊座
27.5度-29.99度
(28度-30度)
山羊座 水瓶座

 

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ホロマムでは、サビアンシンボルを使った読み解きを実践的に研究し、使命発掘のコースにて活用しています。

サビアンシンボルから使命を読むことに興味がある方は、ぜひ、ホロマムのメルマガにご参加くださいね。

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サビアンシンボルとは?読み方から使い方まで完全解説

サビアンシンボルとは

一般的には、360度の円であるホロスコープを30度ずつに分割した12サインをベースに使って、ホロスコープをリーディングします。そして、このサインを、もっと詳しく読み解くためにもちいられるのが、サビアンシンボルです。

サビアンシンボルは、360度の1度ずつに意味が与えられているため、360個のシンボルがあります。

占星術研究家のマーク・エドモンド・ジョーンズが、スピリチュアルな能力を持つチャネラーであったエリス・フィラーと共同で、1度ずつのイメージを追跡して記録したものを原文としています。

サインの1度ずつに、象徴的な詩が割り当てられており、たとえば、牡羊座1度、牡羊座2度のように表記されます。

サビアンシンボルの調べ方

サビアンシンボルの度数は、数えの度数を使用します。


●ホロスコープで牡羊座0.00~0.99度の場合
⇒サビアンシンボルは牡羊座1度
●ホロスコープで牡羊座29.00~29.99度の場合
⇒サビアンシンボルは、牡羊座30度

つまり、サインの小数点がない整数の度数+1度と覚えておくとわかりやすいですね。

サインの度数を調べる

サインの度数を調べるときに、出生時刻がまったくわからないと

・月は12〜15度ほど

・水星、金星、太陽 は2度ほど

幅が出てしまうため、サビアンシンボルの度数を求める場合は、なるべく正確な時刻がわかるほうが好ましいです。

もし、不明な時間の幅が、数十分程度〜数時間程度でしたら、月が複数パターンの可能性がでてきますが、他天体は影響ない場合もあります。

サビアンシンボル が複数パターンの可能性があって、またがる場合は、複数パターン全部読んでいくようにします。

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サビアンシンボル一覧

360個のサビアンシンボルは、『全サビアンシンボル一覧』をご覧ください。

サビアンシンボルの読み方

サビアンシンボルは「象徴」であり「シンボル」です。

そのため、詩文の意味を文字通り受け取っても、理解することは難しいでしょう。

サビアンシンボルの意味を理解するためには、シンボルに隠された法則を知ることから始めるのがおすすめです。

まず最初のステップは、数字の法則からサビアンの度数の意味を知ること。

そうして、自分なりにサビアンシンボルの意味を理解したら、次はいよいよホロスコープからサビアンシンボルが表していることをリーディングしていきましょう。

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おすすめの読み方

ステップ1.サビアンシンボルを読むのは、最後に

いきなりサビアンシンボルだけでリーディングしようとせず、天体のサイン、ハウス、アスペクト等、これらを読んで意味を解釈します。そして、最後にサビアンシンボルの意味を取りいれます。

ステップ2.10天体のサビアンシンボルをすべて読む

わたしの場合は、まず10天体のサビアンシンボルをすべて読みます。

月のサビアンシンボルから始まり、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、トランスサタニアンと順番に読んでいくことがおすすめです。

10個のサビアンシンボルを並べてみると、不思議とサビアンシンボルの共通点やストーリーが見えてきます。

たとえば、子どもに関するシンボルをたくさん持っている人は、地球において「遊ぶ」「成長する」ことがテーマであったりします。

 

ステップ1、2の順番で読むことで、ホロスコープという「魂の設定」を、サビアンシンボルのエネルギ―を持った天体が「役者」として、ストーリーに仕立ててくれます。

アセンダントやMCの感受点・小惑星など、あなたが普段の鑑定で重視しているポイントについても、サビアンシンボルを加えて読んでみるのもいいですね。

ですが、基本となるのはあくまで10天体です。複雑にしすぎると全体観が見えにくくなってしまうため、サビアンシンボルに慣れるまでは、10天体に絞って読むのがおすすめです。

ドラゴンヘッドのサビアンシンボルの読み方(追記)

ドラゴンヘッドドラゴンテイルは、+1度せず読む方法があると聞きました」と生徒さんからご質問いただくことがあります。

何が正解かは、恐らく業界としての解がないのだと思いますが、私の方ではドラゴンヘッドやバーテックスについても原則繰り上げて読むことをオススメしています。

そのためドラゴンヘッド0°の人がいたら、サビアンシンボル 1度で読んでいきます。

その理由としましては、このように繰り上げて読まない場合には、0度を前サインのサビアンシンボル30度として捉える必要があり、サインを跨いでしまうことに抵抗があるからです。

ですが、特にドラゴンヘッド、テイルの軸に関しては、ひとつ前のサビアンシンボル についても「しっくりくる」と仰る方が、実際これまでも多くいらっしゃいました。

時間軸のようなものが、天体とは違う可能性もあるでしょうし、進行方向も天体と逆だからなのでしょうか。

そのため、ドラゴンヘッドテイルについては度数の幅を持って読むのも、よいアプローチなのかもしれないとも思っています。

また実は、サビアンシンボルというのは厳密には端数を繰り上げているのではなく、1からスタートしているんですね。

度数自体は0からスタートですが、サビアンシンボル は1つ目なので、

0°00→サビアンシンボル1度
1°00→サビアンシンボル2度

といったような形です。端数の繰り上げは便宜上そのようにしています。

ということは、繰り上げずにそのまま読むということは、実質サビアンシンボルをマイナス1しているようにも考えられるので、あえてそのようにする必然性がなければ、基本は、そのまま繰り上げて読むのがいいのかなと考えています。

サビアンシンボルの使い方

サビアンシンボルの特徴は、魂のストーリーが、より具体的に見えてくること。

そのため、サビアンシンボルは、特に使命をリーディングするときに使うのがおすすめです。

サビアンシンボルは、サインよりも次元の高い情報だとも言われています。

サインやハウス、天体の要素で読んでいったときには、矛盾があったとしても、サビアンシンボルを加えて読むことで、その矛盾を超えて、ホロスコープの星々を「使命」に統合していくことが可能になります。

サビアンシンボルは、使命を読むときには欠かせないものです。

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サビアンシンボルで仕事(適職)を読む場合

仕事(適職)という視点で、サビアンシンボルを読んでいくこともできます。

ただし、人によってはサビアンシンボルを通して見える使命が「仕事」と繋がっていないこともあります。

暮らしや家族、在り方、生き方、パートナーシップなど、人生には様々なジャンルがあり、必ずしも世俗的な仕事だけが、その人の使命に繋がっているわけではないからです。

一方で、仕事のことがサビアンシンボルに描かれている人も、もちろんいます。

たとえば、宮崎駿さんの太陽や金星のサビアンシンボルを見ていただくと、サビアンシンボルに描かれていることを、仕事を通して表現されていることがわかります。

宮崎駿さんのホロスコープ(トールハンマーをもつ有名人)

宮崎駿さんは天才ではありますが、私たち誰もが、全ての天体にサビアンシンボルを持ち、それらを統合して見ていくと、しっかりと天命が浮かび上がってきます。

誰にでも天命があり、また使命を生きることができます。

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要注意のサビアンシンボルは?

「要注意のサビアンシンボルってありますか?」と聞かれることがあります。

わたしは、サビアンシンボルを吉凶で判断できると思っていませんので、要注意のサビアンシンボルがあるとは思っていません。

サビアンシンボルの情報は、人間が吉凶を判断できるような次元のものではありません。生き方によって、良くも悪くも、星の力は発揮されるからです。

しかし、サビアンシンボルは、シンボルに使われる言葉によっては、一見不吉に見えるものもあります。たとえば、次のようなサビアンシンボルは、最初みたときにドキッとするかもしれません。

・天秤座18度 逮捕された二人の男

・双子座28度 破産宣告された男

・射手座13度 明るみに出る未亡人の過去

ですが、あくまで象徴であり、それがそのままの形で発揮されるわけではないので、安心してほしいと思います。

また、サビアンシンボルの意味は、ひとつひとつのシンボルだけを見ていても、わからないことがあります。複数のサビアンシンボルを統合してみたときに、使命のストーリーが浮かび上がってきます。

サビアンシンボルは読み方にコツがあります。ホロマムの受講生さんたちに伝授していますので、もしご興味ありましたら、まずは無料のメルマガにご登録いただければと思います。サビアンシンボルの実践を生徒さんたちと、ずっとやってきています。

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射手座1度サビアンシンボル:共和主義キャンプファイヤーの威厳ある軍隊

射手座1度
共和主義キャンプファイヤーの威厳ある軍隊
Grand army of the Republic campfire.

射手座1度の基本性質

射手座1度では、ひとつ前の蠍座の水の性質から、火の性質へと移っていきます。

ですが、まだ水の性質を完全に振り切ってはいません。

「軍隊」というシンボルは、火の要素を持ちながらも、集団である点では水の性質も持ち合わせています。

それでも十分に、蠍座的な依存関係の抑圧から解放された解放感を感じられる度数です。

射手座1度サビアンシンボルの意味

個人の精神性の回復を試みる。その際に、チームみんなで回復し、強くなろうとする。仲間と一緒に鍛えて、挑む。

ひとつ前のサインである蠍座では、集団は構造的に不条理を含むことに気が付きました。

たとえば国家では、どうやっても国民に対する支配構造ができあがってしまいます。そのなかでは、理不尽なことも起こりえます。

射手座に移行してきたときには、そうした水の性質が行き着く支配構造から抜け出し、火の性質である精神性を回復していこうとしています。

ただ、射手座は火のサインの3つ目のサインです。すでに個人ひとりの精神性という範囲に留まらず、みんなの精神性というところまで意識が広がっています。

ただ、ここでいう「みんな」は、水のグループのような情緒的な繋がりではなく、スポーツチームような仲間意識です。

個人の精神性を解放していくと、結果的にみんなで強くなっていく。

キャンプファイヤーを囲んでいる軍隊は、これから何かしらの戦いには向かうのでしょう。ですが、そこに悲壮感はありません。

戦争に行くというよりは、不条理に対する闘争の意志を燃やそうとしている。少年漫画のようなイメージです。

射手座1度のドデカテモリー

射手座1度のドデカテモリーは、射手座です。

射手座の火の性質らしい、解放感やスポーツマンシップが感じられる度数です。

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月星座のサビアンシンボルの読み方

サビアンシンボルをホロスコープリーディングで用いるとき、月星座だけではなく、10天体全てを読むことをおすすめしています。

なぜなら、サビアンシンボルをずらっと10個並べてみるだけで、あなたの魂のストーリーが浮かび上がってくるからです。

しかしながら、サビアンシンボルを読むのにまだ慣れていない場合、10天体のサビアンシンボルすべてを読みこなすのは、なかなか大変です。

そこでまずは、太陽星座と月星座のサビアンシンボルを読むことから始めるといいでしょう。

太陽星座のサビアンシンボルは、あなたが地球に生まれてきた目的を表します。

そして、今回の記事でお伝えする月星座のサビアンシンボルからは、素の状態のあなたにとって好ましい・心地よい価値観を知ることができます。

サビアンシンボルの使い方について詳しくは

 

 

月星座のサビアンシンボルを読むときのポイント

サビアンシンボルの特徴は、詩であらわされていること。

内容も具体的に役立つものというよりは、精神的・スピリチュアル的な事柄をあらわすものが多いです。
シンボルという象徴を通して語りかけられるものなので、解釈にも幅があるんですね。

そのため、最初から完璧に理解しようとして読むのではなく、あなたが自分のサビアンシンボルから、何を感じるか?を大事にしてみてください。

サビアンシンボルから、どんな風に感じ取ればいいのか。
ちょっとイメージしにくいかもしれませんので、ここでわたしのサビアンシンボルを例にあげて、わたしなりの「感じ取り方」を紹介しますね。

わたしの月星座は、みずがめ座の18度。
サビアンシンボルは19度です。

シンボルの詩
「火事が、水、化学薬品、また体力の限りをつくして鎮圧される」

詩の意味

この度数を持つ人は、状況解決に小手先でなく、全身で取り組むという姿勢と、もうひとつはいかなる状況でも即座に理想的な決断ができる冷静さを必要としている。
引用元:http://www.246.ne.jp/~apricot/sabian/sabianfr.html

つまり、山火事のような不測の事態に、全力で対応するという意味です。

一見、あまりよい、シンボルではないですね(笑)。
とはいえ、月星座がこのシンボルということは、わたし自身が、無意識に、こうした状態を受け入れているということ。

たしかに、旅行にいくときには、あまり計画はしていきません。その場の状況で判断するのが好きです。
逆に、結果がわかっていることに対しては、最初からやる気がでません。
はじめてのことにチャレンジするときが、一番活き活きしていますし、成長できる気がします。

こんな感じで、自分だから知っている素の自分と、サビアンシンボルの意味とを、両方照らし合わせてみてください。
「自分って、たしかにそういう一面があるなー」と気が付くのも、また面白い体験です。

月星座は、もっともあなたに身近なサインです。
だからこそ、ちょっと読み取りが難しいサビアンシンボルからも、何かあなたなりに感じ取れるものがあるはずです。

ホロスコープを意味ではなく感性で読むことのすすめ

ホロスコープを読むときに、サインを始め、あらゆる意味を暗記して読もうとされる方が多いです。

現代に生きているわたしたちは、学校教育の影響もあって、大人になってからも「正解を探す癖」が、なかなかな抜けません。

しかし、これからの風の時代、わたしたちはもっと、自分の感性を信じたほうが、自由に生きられます。

当サロン、ホロマムでは、ホロスコープを意味の暗記から読もうとして苦労するのではなく、感性を通して感じるよう読む、そのための方法をお伝えしています。

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サビアンシンボルの読み方(1度繰り上げ)

まずは、あなたのホロスコープを出します。
月を見て、度数を確認しましょう。

サビアンシンボルはチャートに表示された度数に+1度して読むのが、一般的な方法です。

例:月が牡羊座1度の場合
月星座のサビアンシンボルは、牡羊座2度 となります。

サビアンシンボルは、星座ごとに30度ずつ(つまり、30個)意味があります。

サビアンシンボルの意味を知るのは、以下のサイトがおすすめです。
12サイン×30度、すべての意味が解説されています。

日本における占星術の第一人者である、松村潔先生のサイトです。

http://www.246.ne.jp/~apricot/sabian/sabianfr.html

より詳しいサビアンシンボルの解釈を学びたい方は、こちらの書籍がオススメです。松村潔先生の定番、サビアン本です。一冊手元に置いておくと便利ですよ。

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独学でホロスコープを読むための18ステップ|占星術の勉強法

ホロスコープを独学で読むのは難しい?

こんにちは、ホロマムです。

「占星術って難しい」

ホロスコープに興味を持った人誰もが、一度は感じたことがあるでしょう。

私の友人は、ホロスコープのことを「沼」と呼びます(笑)そのくらい奥が深くて難しそう、という意味のようです。

でも実は、ホロスコープを習得することは、あなたが思うほど難しいことではありません。

多くの人が難しいと感じるのは、適切なステップで学んでいないからなのです。

そして適切なステップで学べば、独学でも読めるようになります。

ただ、独学にこだわないのであれば、自分にあった先生から学ぶことは、あなたのホロスコープ習得を、格段に効率化してくれるでしょう。

もし、あなたが、ホロスコープを読めるようになって人生を豊かにして、周りの人にも星のアドバイスを伝えたい、そう思うなら。

一緒に学習計画をみていきましょう。

あなたのステップにあった、もっとも効果的な方法が見つかるはずです。

ホロスコープを学びたい!【占星術を習得するためのステップ一覧】

ホロスコープ・リーディング基礎編

目標:ホロスコープ(出生図)が読めるようになる!

【1】ホロスコープを学びたい!これから学ぶ人は、まず12サインを知ろう。

【2】12サインはイメージできる♬つぎは10の天体を攻略!

【3】いよいよハウスを学ぼう!人生に役立つレベルの占いができる!

【4】アスペクトを学ぶ!アスペクトは星の架け橋。

【5】アングルを腑に落とそう!

まずは、ここまで到達できれば大丈夫♬

自分や家族、友人、お客様のホロスコープ(出生図)が読めます。

次から具体的に解説しますね!

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【1】ホロスコープを学びたい!これから学ぶ人は、まず12サインを知ろう。

まず最初に、12サインの感覚をとらえましょう。これを12感覚といいます。

12サインはいわゆる12星座占いの星座に相当します。

なぜ12サインが大切か?その理由は、12サインとは人間が持つ12の感覚だからです。

私たち一人一人、得意な感覚は違っています。

ですが、ホロスコープを読むということは自分が苦手な感覚についても、直観的に理解する力が必要になるということ。

「12サインってこういう感覚だよね」

このイメージが掴めることが、ホロスコープ・リーディングの第一歩です!

【2】12サインはイメージできる♬つぎは10天体を攻略!

12サインのイメージが掴めたら、今度は10天体を攻略しましょう。

10天体とは、月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星のことです。

そして、10天体を学ぶということは、10の時間軸を理解すること。

これはどういうことかというと、天体というのは「時間」であり「動的なエネルギー」なのです。

一方で、サインは「静」のエネルギー。

この「静=サイン」と「動=天体」が組み合わさることで、次に説明するハウスというエリアにエネルギーが伝道されます。

天体の「動」の力を捉えるために、10天体を学びます。

【3】いよいよハウスを学ぼう!人生に役立つレベルの占いができる!

ハウスのレベルで、ようやく「あなたの人生」レベルの出来事が読めるようになります。

先に説明したように、サインは「静的な感覚」であり天体は「動的な時間軸」でした。

そこにハウスという「場」があることによって、宇宙的な力が地球上で循環し始めます。だからこそ、ハウスは超重要!

「私にあった働き方は?仕事は?」

「私にとってのパートナーシップは?結婚の意味は?」

これらは主にハウスを読むことで得られる情報です。

地球上で役立つ、つまり人生に役に立つレベルの占いをするには、ハウスまでたどり着く必要があります。

また、ハウスというのは実はサインと上下関係にあります。なので、最初にサインを学んだことが、ここでまた活きてくるのです。

【4】アスペクトを学ぶ!アスペクトは星の架け橋。

あなたは、神聖幾何学という言葉を聞いたことがありますか?

神聖幾何学は、幾何学図形から宇宙の理を知る学問です。

そして実は、ホロスコープにおけるアスペクト構造のベースには、幾何学図形が隠されています。

つまり、アスペクトには、宇宙理念が表現されています。

そして、サイン・天体・ハウスによって地球にもたらされた宇宙の力は、アスペクトの幾何学図形の意図に沿って、私たちの人生に作用します。

アスペクトがときに難しいのは、現代の人々が宇宙理念を学ぶことに慣れていないから。

ホロマムの講座では、アスペクト幾何学論として、宇宙理念を踏まえてわかりやすくお伝えしています。

【5】アングルを腑に落とそう!

アングルとは、アセンダント・ディセンダント・MC・ICのことです。生まれた時刻によって、アングルは決まってきます。

アングルによって、人生における立ち位置が定まります。

これらのアングルの意味を理解すると

  • 外見や体質
  • 人生を通して向かう方向
  • 得意なこと、無意識の癖
  • 対人関係から学ぶこと

さまざまなことが理解できるようになります。

また、これは私や占星術仲間の経験則なのですが、アングルが同じ人同士は、過去生のつながりが強い傾向があるようです。

中級ホロスコープ・リーディング

ここからは、中級以降の内容です。このホームページでもいくつか記事を書いてます。学習の参考にしてください!

目標:ホロスコープを複数チャート読めるようになる

基礎編の「出生図」が読めたら、あとは応用です。前世や魂レベル、そして二重円、三重円に進みましょう♬

【6】ドラゴンヘッドから前世を知ろう

【7】新月図、満月図を読もう

【8】プログレスチャートの太陽と月の運行を読もう。

【9】トランジット図から、今現在の星模様を読もう

【10】小惑星やその他感受点を読もう

【11】相性図−シナストリーを読んでみよう

【12】相性図−コンポジットを読んでみよう

【13】1年の運勢−ソーラーリターンを読んでみよう

  上級ホロスコープ・リーディング

目標:自分の占星術を極めよう!

ここまで来たら、もう説明は要らないですね。自らの好みや方向性の応じて、自分の占星術を究めていきましょう。

【14】サビアンシンボルのルールを知る

【15】アラビックパーツを読もう

【16】ハーモニクス占星術に挑戦

【17】恒星占星術―太陽系を飛び出そう

【18】時刻修正をしよう

他にも、まだまだ当ホームページに書ききれていない様々なホロスコープのチャートの種類や技法があります。

自分なりの占星術の道を見つけることができると良いですね!

ですが、色んな技法に走る前に・・

どんなことでも、一番大事なのは基本・基礎です。

最終的には、ホロスコープを丸っと感じることが大事ですから、そのために必要な本質的な学びは早い段階でしておきましょう!

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サビアンシンボルの使い方

占星術を学んでいると出会うサビアンシンボルという占術。

わたしはもう何年も鑑定をしていますが、ホロスコープリーディングするときには、必ずサビアンシンボルまで読みます。

なぜなら、サビアンシンボルは360個あるから。

サインもハウスは12個。基本の天体は10個。

これらとアスペクトのパターンを丁寧に読んでいけば、その時点でほぼ無限の読み解きができます。

ですが!

さらに360個のサビアンシンボルを読めば、より解像度の高い「魂のブループリント」が見えてきます。

サビアンシンボルを通して読む、ひとりひとりのホロスコープは本当に面白い!

魂のストーリーが、より具体的に見えてきます。

※サビアンシンボル本は、一冊手元にあると便利です。

サビアンシンボルの読み方

さて、サビアンシンボルが面白いのはわかった!

でも実際、サビアンシンボルをどう使えばいいの?

この記事では、その疑問にお答えしていきたいと思います。

※これは、私自身が鑑定をするなかでのルールみたいなものです。人によって、サビアンシンボルとの距離感や扱い方は違ってくると思いますので参考まで。

基本で読むもの

わたしの場合は、まず10天体のサビアンシンボルをすべて読みます。

※解釈については、こちらのページにまとめています。⇒サビアンシンボル

月のサビアンシンボルから始まり、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、トランスサタニアン・・

全部読むと、不思議とサビアンシンボルの共通点やストーリーが見えてくるのです。

たとえば、少女とか子ども に関するシンボルをたくさん持っている人は、地球において「遊ぶ」「成長する」ことがテーマであったりします。

老人や賢者、魔術師的なシンボルが多ければ、今世ではその積み重ねた知恵を、世のため人のために活かす「使命」をもっていることもあります。

もちろん、サビアンシンボルだけではなく、

天体のサイン、ハウス、アスペクト・・これらを読んで意味を解釈した上で、最後にサビアンシンボルの意味を取り入れるのです。

そうすることで、ホロスコープという「魂の設定」を、サビアンシンボルという「役者」がストーリーに仕立ててくれます。

あとは、アセンダントやMCの感受点・小惑星など、あなたが普段の鑑定で重視しているポイントについても、サビアンシンボルを加えて読むといいと思います。

ですが、基本となるのは10天体。

ここは外せませんし、複雑にしすぎると全体観が見えにくくなってきます。

時期を読むためのサビアンシンボル

加えて、時期を読むのにもサビアンシンボルは使えます。

たとえば、プログレスの月や太陽。

プログレスの月は1カ月に約1度動くことから、1カ月ごとの運勢を読めます。そのときにサビアンシンボルも加えて読むと良いでしょう。

プログレス太陽は1年に約1度。これもまた、サビアンシンボルをあわせて読むことで、その年のテーマが浮き彫りになります。

実際の鑑定はどんな感じ?

サビアンシンボルを用いた実際の鑑定はどんな感じ?

具体的な例があるといいですよね。

ですがサビアンシンボルについては、あまりに膨大で、パターン化することが大変難しいのです。(それだけ、人の魂というのはユニークですね)

そこで、過去にわたしの鑑定セッションを、録音して書き起こしてくださったレポートがありますので・・

よかったらご覧ください!

【サビアンシンボルの使い方】星読みセッション・レポートから、自分の使命・才能を知る。

サビアンシンボルが鑑定のなかにどう反映されるのか?

イメージをつかんでいただけると思います。

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サビアンシンボル4度

サビアンシンボル4度

このページでは、サビアンシンボル4度の意味を、それぞれのサインごとに記載します。

  • 4度は、行動原理を安定化して力を強める度数
  • 動きの固定化

4度は、3度の反動で、そのサインの性質を「取り戻す」「強化し始める」という意味合いのシンボルが多いです。また、4度はサインの第一グループ(1~5度)の安定性をつくりだします。

4度(活動宮)

活動宮の4度は、絆による心の深化がキーワードです。

牡羊座4度の場合は、男女の二人きりの関係ですし、天秤座4度の場合はもう少し人数が増えますが、いずれにしても、この人間関係の外にある世界とはまだ関わり合いません。牡羊座・天秤座4度の時点で大切なのは、自我育成のための足場であり、最初は個人的な関係性のなかで育まれるからです。

蟹座4度は、あえて低姿勢で弱気な態度で、相手と対等にかかわろうとします。これによって、蟹座らしい共感性を強化しています。鏡関係にある山羊座4度もまた、1度の「首長」のようなリーダーシップではなく、仲間との信頼関係と結束によって目的を果たそうとします。山羊座らしい「集団のための自己の妥協」「相手の意志を尊重する努力」をしてゆく度数です。

サビアンシンボル 牡羊座4度

隔離された歩道を歩く二人の恋人
Two lovers strolling through a secluded walk.

恋人同士のような、ひっそりとした場での交流によって、人間的な感情を育てること。3度では集団意識の鏡のような立場になっていたが、4度では、大きな力に振り回されることを辞めて、個人として生きていくために、個人的な行為に没入していきます。

男女間の感情・ロマンティックな刺激は、この度数を持つ人ににとって大切な要素です。

サビアンシンボル 天秤座4度

キャンプファイヤーを囲むグループ
A group around a campfire.

天秤座3度では、運命の急激な進化があって、自分の個性が花開き始めました。天秤座は、他者との関係から自我を見出しますから、4度では、気の合う仲間と会い、夢や希望を共有します。縁を大切にすると良いでしょう。

サビアンシンボル 蟹座4度

ねずみと議論する猫
A cat arguing with a mouse.

蟹座のサインのもつ「共感」「同意」に馴染むために、4度ではあえて、低姿勢で弱気な態度で人と関わろうとします。サビアンシンボルの「ねずみ」と「猫」であれば、本来「猫」のほうが力が強いはずであるのに、あえて「ねずみ」と同じ立場で歩み寄ろうとしています。こうすることで、蟹座らしく個人意識を捨てていくための足固めをしています。

サビアンシンボル 山羊座4度

大きなカヌーへ乗り込む一団
A party entering a large canoe.

山羊座3度では、仲間の話を聞くようになりました。4度では、集団のために計画を練り、同じ目的に向かって、集団で協力しあって進もうとする姿勢があらわれています。信頼できる仲間と結束して共同作業をする度数です。

4度(固定宮)

固定宮の4度は、夢を抱くことで、自分自身が置かれた状況に愛着を感じるような性質があります。固定された立場のなかで、自分自身のサインの性質を強めるためには愛着が必要なのでしょう。

また、固定宮の4度では、そのサインの性質を「特別なもの」として与えられていると感じ取ります。

牡牛座4度では「資質や家系、運命」を享受しながらも、自分の意志で夢を見れるところまできました。鏡関係にある蠍座4度は、親しい人と親密な関係を築き、その閉鎖的な関係に充足感を感じる度数です。牡牛座は運命に、蠍座は親しい人たちとの密な関係性に、ある意味縛られているとも解釈できるのですが、この度数を持つ人は、そこに特別な愛着を抱くのです。

獅子座4度では、自己の若々しさ、はつらつとした力強さを誇ります。獅子座の性質を誇示したいのです。鏡関係にある水瓶座4度もまた、水瓶座らしい社会に縛られない自由さを証明するために「ヒーリング」などのニューエイジ的な技術を身に着けます。

サビアンシンボル 牡牛座4度

虹のたもとの金の壷
The rainbow’s pot of gold.

「虹」は天からもたらされたものであり、直観的啓示をあらわします。牡牛座4度のシンボルは、どこか幻想的な雰囲気があります。牡牛座は3度までは非常に環境依存的でしたが、4度からは「自分の意志で、夢を見る」ことが始まります。「金の壺」という豊かさを期待して、夢を育む度数です。

サビアンシンボル 蠍座4度

火のともったろうそくを運ぶ若者
A youth holding a lighted candle.

この度数では、親密な関係の相手と、心をすみずみまで通わせる体験をします。「ろうそくの火」とは、ここでは神秘的/性的/宗教的な場を表します。そうした深く感情の動く場での親しい人との交流によって、充足感を得る度数です。

サビアンシンボル 獅子座4度

正装した男と角を刈られた鹿
A  man formally dressed and a deer with its horns.

獅子座3度で得た、人生をいつまでも若々しく楽しみたいという姿勢を、4度では固定化させようとします。獅子座4度のサビアンシンボルのなかにある「鹿の角」は、若返りの効果があるとも言われます。

そのため、このシンボルは、自己の若々しさや力強さをアピールしたい欲求をあらわします。勇気ある行動を仲間に見せてる姿。

サビアンシンボル 水瓶座4度

インドのヒーラー
A Hindu healer.

水瓶座3度で社会的なキャリアを捨てたのちに、単独で自活できる技術を身につけて生きる姿勢をあらわします。社会的には怪しい存在になりますが、その分だけ自由です。セラピストやヒーラーなど、ニューエイジ的な仕事をする人のイメージです。会社などに縛られず、自分の力で生きていくために、一人で生きていけるだけの技術や職能などを持ちます。

4度(柔軟宮)

柔軟宮の4度は、3度で得た法則を用いて、それらを実用化することに興味を持ちます。4度は理論と現実のつきあわせの度数なのです。

双子座4度では「厳格なロジック」を「子ども心に残るような情感的な演出」として表現しますし、鏡関係にある射手座4度では、3度のような模擬戦ではなく、実際の人生の場で教えながら学ぼうとします。

乙女座4度では、3度までで得た「正しい」と感じる価値観を、平等に普及したいと願います。鏡関係にある魚座4度もまた、3度までで保護した価値あると信じるものを、できるだけたくさんの人に普及しとうと試みるのです。

サビアンシンボル 双子座4度

ヒイラギとヤドリギ
Holly and mistletoe.

双子座3度で自然界の法則を見出すことに興味を持った人は、4度では実際に応用します。「ヒイラギ」「ヤドリギ」はクリスマスに関係する樹です。この度数を持つ人は、自然をこのようなノスタルジックな形で活用するなど、情念的な演出をすることに関心があります。知性や技術で遊ぶのです。3度の厳格な知性中心の発想に対する反動でもあります。

サビアンシンボル 射手座4度

歩くことを学んでいる小さな子供
A little child learning to walk.

射手座3度での模擬的なゲームでしたが、4度ではそこで得た考え方を活用していきます。特に、他者に「自主的に歩き、独立する方法」を教えようとするでしょう。啓蒙的な性格です。幼児教育などにも関連することがあります。

サビアンシンボル 乙女座4度

白人の子供たちと遊ぶ黒人の子
A colored child playing with white children.

乙女座3度までで、目の前で見たものだけを判断基準としてきました。そして乙女座4度では目には見えないような民族的なルーツなどを無視して「みんな同じ人間じゃないか」という平等で公平な視点を持つのです。そのため、偏見や不平等は許さず、万人を平等に扱うための教育などの興味を持ちます。ですが、公平性だけでは通じ合えない場面もあるでしょう。

サビアンシンボル 魚座4度

狭い半島での交通渋滞
Heavy traffic on a narrow isthmus.

魚座3度は、貴重なものを保存する度数でした。4度では、そうした貴重で価値あるものの普及を試みます。「交通渋滞」が起こるくらいに、交流が活発になるということなのです。この度数を持つひとは、流通に関係する仕事なども良いでしょう。

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サビアンシンボル3度

サビアンシンボル3度

このページでは、サビアンシンボル3度の意味を、それぞれのサインごとに記載します。

  • 3度は、資質の発展。行動原理の確立(運動法則の確立)
  • 1度と2度の調停

サインの基本的な行動の特性が表れ出し、環境に馴染むことができるようになります。

そして、3度は1度と2度を調停するような度数です。1度が強く押し出し、2度はその反応を得ました。3度では、1度と2度の結果を踏まえて、新たな積極性が現れてくるのです。

3度(活動宮)

活動宮の3度は、新しい環境の中に踏み出します。ですが、これは自分で決定する力があるのではなく、自動的に動かされているのです。

牡羊座3度と天秤座3度は、集団的な環境の力によって、自動的に運命の方向へと進んでいきます。

牡羊座3度では<集団意識>の総意が、個の<衝動>となりますし、鏡関係の天秤座3度では、<自分の個性にふわさわしい場所>へと、集団からの圧力によって動かされるのです。

蟹座3度では、「蟹座世界」に同化して、その世界の「鹿」に自動的に導かれていきます。鏡関係にある山羊座3度は、山羊座的な実際的な世界での確実な成果を目指し、新しい自分の活動を展開していきます。その際に、体験をすべて受容していきます。

蟹座と山羊座は、どちらも、いったん環境と自己の間にある壁を切りくずし、新しい環境に自分を投げ出しているのです。

サビアンシンボル 牡羊座3度

彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り
The cameo profile of a man in the outline of his country.

1度で生まれたばかりの牡羊座は、まだ自我が明確に確立していません。2度では先入観のない目で人を見比べることで、自分を確立しようと試みました。そして3度では、観察とも模倣によって、自我を形作ろうとします。そのため、この度数を持つ人は、地域や組織などの集団と「同化」しやすいのです。自我の確立のために集団のなかに生きるのです。個性的であろうとするよりは、集団意識を「吸い取って」、集団意識を代表するような存在になりやすいです。

サビアンシンボル 天秤座3度

新しい日の夜明け、すべてが変わった
The dawn of a new day, everything changed.

天秤座1度から2度で、他者との関係のなかに羽ばたき、可能性を開いた。3度では、その可能性が花開き、気が付くと、自分の周囲の状況が新しく生まれ変わっていることに、ある日気がつく。変化は無意識のうちに起こっているが、実際に現実が動いてから、その事実に気が付く。心機一転、人生を生きなおす体験をする人もいる。

サビアンシンボル 蟹座3度

毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男
A man bundled up in fur leading a shaggy deer.

蟹座1度では、個人的な意識を集合的なものに変換、2度では個人の知性の探索をやめて、より大きなものの上で漂うことで、より高い俯瞰力を手に入れて、新しい自分となりました。

3度では、新しい生き方による困難さに突き当たり、寒々しく孤立するのです。ですが、ふと目の前に現れた「鹿」が導くままに進めば、正しい方向が見つかります。蟹座は、人間にも動物にも等しく働く本能的な要素を取り上げるサインです。「鹿」は、本能的な直観の力の象徴です。

サビアンシンボル 山羊座3度

成長と理解に対して受容的な人間の魂
A human soul receptive to growth and understanding.

山羊座1度で始まったローカリズムが強まり、2度では、その力が社会的な暴力性という形で表れた結果、心理的に傷つきました。3度では、それでも生きていかねばならないのです。

それに、山羊座のなかには、もう射手座のような「火の内面性」はありません。山羊座2度の経験から、山羊座は自身の精神的権威が失墜したことに気が付いています。「自分はだた人なんだ」という認識です。

そして自分は何者であるかを確認するために、行動を起こします。実際的で目に見えるものを信じて、目的に向かって進みます。どんなことも実際的に証明しないことには、何ら説得力がないと思い知っているのです。そして、いろんな人の話を聞き、なんにでも取り組み、体験すべてを受容していきます。

ストレスの多い生き方ですが、社会的には確実性の高い生き方です。

3度(固定宮)

固定宮は、そのサインの影響が色濃くあらわれます。

またエレメントの大まかな性質として、地と水は着地/風と火は分離・上昇となり、それがサビアンシンボルにも現れます。

牡牛座は地のサインですから、牡牛座3度では自分に与えられた環境である「クローバーが咲いている芝地」に素直に吸収されていきます。鏡関係にある蠍座3度でもまた、人との一体化を求める蠍座のプロセスに組み込まれていきます。

逆に、火のサインである獅子座3度は、地の性質である=生物学的な身体に反発し、そこから浮きあがり超越しようとします。鏡関係にある水瓶座3度もまた、地の性質である=集団の規律という「社会」に反発しようとします。

サビアンシンボル 牡牛座3度

クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる
Step up to a lawn blooming with clover.

1度では、自分の運命を生きるために強制的に流れに乗った人が、2度ではさらに高次の霊的な運命を受け入れるための啓示がありました。こうして得た「運命」「個性」が、その人の足元にまで十分に及ぶことにより、3度では、すべてが「その人らしい」整い方をします。その結果、満ち足りた生活を、当然のように受け入れる度数です。

サビアンシンボル 蠍座3度

棟上げ式
A house-raising.

蠍座1度で「バス」という新しい体験に乗り込み、2度で「香水瓶」は割れてしまいました。そのノスタルジーやプライドを振り切ることができた人は、3度では、人と協力して何かを成し遂げることができるようになります。

これは、2度で割れてしまった「瓶」(家)をつくり始めるということです。それによって共感の感情を知り、人格が形成されていくのです。より積極的で、過去を吹っ切った様子。

仲間と壊れたものを回復させ、創造的な作業をすることで生まれる連帯感を大切にし、感動を分け合い、そこから親密になることを好む人。

サビアンシンボル 獅子座3度

髪型をボブにした女
A woman having her hair bobbed.

獅子座の1度は強い生命力を表し、2度では、その熱がおたふく風邪のように周囲に伝染し、人々を巻き込みました。3度では、この力を利用して、年齢や常識の限界を突破しようとします。若々しい見た目や言動や、性的なことへの関心として表れることも。

生物学的な年齢や、集団意識的なものを超越したいという願望があり、思春期の楽しさを続けたいというような気持ちを持っています。これは姿形というよりも、この度数を持つ人がそうした人生観を持つと言うこと。

サビアンシンボル 水瓶座3度

海軍からの脱走兵
A deserter from the navy.

水瓶座1度で努力して築いた理想が、2度で壊れる経験をする。形あるものはいつか壊れることを知り、3度では、常識的なものの考え方やキャリアなど、社会的なものをできる限り捨てます。そうすることによって、より恒久的な価値だけ残そうとする。この度数を持つ人は、会社員などは向かず、自分の力だけで生きていけるような生活が望ましいと感じるでしょう。

また「海」は集団的な感情の象徴です。そして「海軍」とは集団感情を制御する集団性を意味します。つまり「海軍からの脱走兵」とは、個人の感情まで支配するような集団的規律から「脱走」するということを意味します。

心の中は個人の自由であるという姿勢を貫くこと。人の期待には応えたくないという、意思を強くみせることも。拘束されたくないのです。

3度(柔軟宮)

柔軟宮では、2度で<無意識>を扱った結果、予想外の出来事がたくさん起こり、混乱が生じています。そこで3度では、それを何とか制御して法則や保護を手に入れようとします。

双子座3度は、「庭園」という場で自然界を攻略する数式を編み出そうとし、鏡関係にある射手座3度は「チェスの盤上」で、相手を打ち負かす戦略に夢中になるのです。

乙女座3度は、「天使」によって個人が助けられ保護されます。保護されるということは、自分と外の世界が何かしらの原理に従って動いていて安定的に感じられるということでもあります。鏡関係にある魚座3度は、手にしているもので価値のあるものを、自分の手で保護します。こうして1度の「市場」という混乱の中でも、価値あるものを残すことができるのです。

サビアンシンボル 双子座3度

テューレリー庭園
The garden of the Tuileries

1度ではガラス底でそっと眺めていたが、2度では警戒心をとき、子どものようなピュアな純粋さを得ます。3度では、その反動として、父親のような厳格な精神が表れます。

また「テューレリー庭園」は、中世の王権に偉容を物語るとも。知恵があれば、自然界を支配できるという近代科学の走りの象徴とも言われます。そのため、この度数を持つ人は、自然界の法則を論理で解釈して応用することに興味を持つかもしれません。惑星の動きを数式で表現するようなことを好み人も。美しくシンプルな公式に自然界の作用を封じ込めようとする度数。

占星術で人間心理や未来を考えることも、この度数と関係があるかもしれません。

サビアンシンボル 射手座3度

チェスをする2人の男
Two men playing chess.

射手座1度で、精神性が激しく燃え上がり、2度では無意識の力に翻弄されることになりました。そして3度では、冷静な観察力が発達して、自分の感情に振り回されずに、物事を正確に掌握できるようになるのです。

状況を全体的に把握し戦略的に考え、互いにしのぎを削るような「チェス」のような状況において、相手に勝とうと、力を育てます。この対戦ゲームには、心理的な興奮があります。現実ゲームへの関連もあるでしょう。

サビアンシンボル 乙女座3度

保護をもたらす2人の天使
Two angels bringing protection.

乙女座1度では獅子座的な内的な実感を否定し、全体ではなく一つのことを強調しました。2度では、自我や願望を捨て、自分の気持ちを封印し、公的な「十字架」に生き方をの基準を求めました。3度ではその犠牲に無理がきて、心理的な危機に見舞われるのです。

そして自分が空っぽになったような気がして不安でいるところに、「守護天使」のような存在が、その人を助けに来ることを暗示しています。これによって、2度で自己を捨て、客観的な基準に追従した道が、正しかったんだという証拠を得ることができるのです。

サビアンシンボル 魚座3度

化石化された森
Petrified forest.

魚座1度はあらゆるものが流通する様子を表し、2度ではリスのような猜疑心・防衛心を持って、大切なものや本質的要素を隠して保管しました。

そして魚座3度は、どんなに時代が経過しても失われることのない完全なものとして、貴重なものを「化石化」して永遠化を試みようとします。あるいは壊れても再現できるように、パッキングして保存します。

この度数を持つ人は、収集・保管癖のある人が多く、また、記念品に関する仕事をしている人もいます。

私の友人にも、記念日を形にするギフトショップをしている人がいます。

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サビアンシンボル2度

サビアンシンボル2度

このページでは、サビアンシンボル2度の意味を、それぞれのサインごとに記載します。

  • 2度は、突然の侵入により環境が驚き反応する度数。1度の反動。

環境との関係がテーマです。環境に馴染もうと努力します。

2度(活動宮)

活動宮は、なにかをスタートさせるサインですから、

活動宮での2度は、1度での新しい体験に対して、どうにか馴染もうと行動を起こします。

牡羊座2度では、まだ自我が目覚め切っていません。赤ちゃんのように無垢な状態です。自分の意志で何かを決めるというよりも、まずは周囲を見渡し、観察して、生き方を模倣します。

鏡関係にある天秤座2度もまた、他者との関係に飛び込んでみたばかりの状態です。まだ、自分の取るべき一手がわかりませんから、ひとまず、いくつもの可能性を試してみるという姿勢です。

1度で個人のものの見方を捨てた蟹座2度は、さら伝統などの大きな基準にどっぷりと沈みます。こうして、個人の範囲を超えた広大な印象の世界へ飛び込むのです。

鏡関係にある山羊座2度は、1度で「首長」というリーダーが生まれますが、リーダーは自己主張を押し通すために強硬な手段にでるのです。2度では、その結果起こる戦いを表します。

牡羊座は自我に出会い、天秤座は他者に出会います。

蟹座は集合意識に出会い、山羊座はローカルな集団と出会います。

活動宮の2度のサビアンシンボルでは、新たな出会いの結果起こる反応が示されているのです。

サビアンシンボル 牡羊座2度

サビアンシンボル牡羊座2度

グループを楽しませているコメディアン
A comedian entertaining a group.

1度で生まれたばかりの牡羊座は、まだ自我が明確に確立していません。そのため、2度では先入観のない目で、人を見比べることで、自分を確立しようと試みています。子どものような純粋な目で周囲を観察して、吸収する様子。その結果、他人の特徴的な癖なども上手く演じるので、思わず笑いを誘うコメディアンのような性質を得る。

サビアンシンボル 天秤座2度

サビアンシンボル天秤座2度

六番目の部族の光が七番目のものに変質する
The light of the sixth race transmuted to the seventh.

天秤座1度で、他者との関係のなかに羽ばたこうとした人は、次々と新らしい可能性を開いてゆく。他者に心を開き、その関係性のなかに飛び込んでゆく。手当たり次第に、自分の可能性を試してみる。未来に新鮮な期待がもてる度数。

サビアンシンボル 蟹座2度

サビアンシンボル蟹座2度

広く平らな場所の上につるされた男
A man suspended over a vast level place.

蟹座1度では、「旗」に従属することで、個人的な意識を集合的なものに変換しました。それは、たいてい伝統のような大きな非個人的基準に浸るということでもあります。

2度ではさらに、個人の知性の探索のあがきをやめて、より大きなものの上で漂うことで、より高い視点や意識を手に入れる様子。未来予測の能力にもつながる。ものごとの全体・ヴィジョンを眺める力。

サビアンシンボル 山羊座2度

サビアンシンボル山羊座2度

3つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している
Three staind-glass windows, one damaged by bombardment.

山羊座1度で始まったローカリズムが強まり、2度では、その力が暴力という形に現れる。この度数を持つ人は、社会的なな事情によって、傷つけられる経験をすることがある。勢力争いに巻き込まれて、自分の信じている精神的な価値観が崩れるような体験。自分の信じている価値観は、他人には通用しないのだと知ること。

2度(固定宮)

固定宮の2度もまた、1度に対する反応です。ですが、活動宮にような能動的な反応というよりも、主に環境の側から働きかけがあります。これによって、殻や均衡が一度壊れます。

一度壊すことによって、固定宮のサインのアイデンティティを強めるのです。

牡牛座2度では、1度で強制的な運命を歩き出したことで、環境がなんらかの意味での反応を示す様子が現れています。これは、牡牛座が環境に侵入してきたことによって、環境の均衡が崩れたからなのです。

そして、鏡関係にある蠍座2度は環境(外側)からの圧力で「瓶」や「バス」といった殻が割れてしまった様子なのです。

獅子座2度では、自らが「割れた香水瓶」のようになって、周囲に内面の火の影響をまき散らすのです。鏡関係にある水瓶座2度では、自らの理想を具現化した「伝道所」が、自然によって壊されてしまうのです。

サビアンシンボル 牡牛座2度

電気的な嵐
An electrical storm.

1度では、自分の運命を生きるために強制的に流れに乗った人が、2度ではさらに高次の霊的な運命を受け入れるように強い力の働きかけがあります。それは啓示であり、どきに破壊的です。電気的というのは、雷鳴、光、嵐などのイメージです。環境の側が、はっきりとした反応を示している光景です。やむにやまれぬ衝動で、無自覚的に何かをやってみる人。

サビアンシンボル 蠍座2度

割れた瓶とこぼれた香水
A broken bottle and spilled perfume.

蠍座1度でバスに乗り込み、新しい体験に入り込んだものの、過去のことなどを思い出し、感傷的になる度数。過去と切り離されてしまった、ノスタルジックな悲しみ。退廃的、斜陽的な雰囲気。

また「瓶」が割れる、というのは、1度の「バス」が壊れたという意味でもあります。連帯責任でバスに乗り込んだ人たちは、パニックに陥りますが、こうした出来事によって人格の殻を破り、本心を引き出します。

蠍座2度でやりたいことは「他者との心の交流をするために、強制的に殻を壊す」ことなのです。そのためには過激な手段も厭わない雰囲気があります。

サビアンシンボル 獅子座2度

おたふく風邪の伝染
An epidemic of mumps.

獅子座の1度で高揚した気持ちは、おたふく風邪のように周囲に伝染するのです。おたふく風邪が重症化したような危機的な状況も表します。この度数を持つ人は、なにかするたびに、無自覚に周囲の人を巻き込みます。しばしば行き過ぎる傾向。

サビアンシンボル 水瓶座2度

予期されなかった雷雨
An unexpected thunderstorm.

水瓶座1度で努力して築いたすばらしい理想の建物も、自然の雷雨や嵐で、崩れてしまうかもしれない。この度数を持つ人は、予期しない外部からの影響で、自分の計画や理想がうまくいかない経験をすることがあります。これまで頼りにしていた何かが崩れる体験をするかもしれないが、それによって、水瓶座的な共時性(シンクロニティ)を強化します。

1度の「伝道所」は、空間的な建設物です。それは山羊座的な管轄です。水瓶座は空間や形にとらわれないサインです。そのために一度、理念を具現化した物品や習慣などを、一度壊して砂に戻す必要があるのです。

2度(柔軟宮)

柔軟宮の2度の共通点は、無意識を扱うことです。1度が明確に<観察>といった意識であるのに対して、2度は無意識を扱ってみるのです。1度が昼だとすると2度は夜のような、相補関係にあります。

柔軟宮の2度は、1度の裏の領域に踏み込んでいるともいえます。

双子座2度は、個人的な夢(無意識)を探ります。鏡関係にある射手座2度では、自然界や集団的な影響を吸収します。

乙女座2度は、自己の内面ではなく、外側にある公共の理念などに判断基準を委ねます。ですが、自信がなく、いつも揺れ動くので不安定な状態です。鏡関係にある魚座2度は、乙女座にとっての外側の世界でしょう。混乱した繁華街のような場所であり、そこでは目に見えない脅威に対して防衛的にならざるを得ないのです。

 

サビアンシンボル 双子座2度

密かに靴下を満たすサンタクロース
Santa Claus filling stockings furtively.

1度ではガラス底でそっと眺めていたが、2度では警戒心をとき、子どものようなピュアな感性で想像したり、予感したりする。まだ意識は明晰ではないが、純粋に受け取ることができる状態。

「サンタクロース」は眠っている間にプレゼントを「靴下」に入れます。これは夢の中で素晴らしいアイデアを思いつくなど、無意識の世界のメッセージを扱うことをあらわします。

サビアンシンボル 射手座2度

白波に覆われた大洋
The ocean covered with whitecaps.

射手座1度では、集団の力によって、自己の精神性が激しく燃え上がる様子があらわれていました。そこには心理的な高揚感がありました。そして2度では、そうした集団的反応のダイナミズムにさらに取りつかれてきます。

「白波」は表層の自我意識をあらわします。そして、その奥には巨大な「大洋」があります。

この度数をもつ人は「大洋(海)」という巨大な無意識の力に翻弄されることになります。結果的に、この度数を持つ人は心が揺れやすくなり、感情の起伏が激しくなるでしょう。踊りを好む人も多いです。

また、集団的な無意識なうねりに関心を抱き、心理的にそれをあおる行為に喜びを感じます。コンサートや試合といった観客のいるイベントなどからも活力を得ます。

サビアンシンボル 乙女座2度

掲げられた大きな白い十字架
A large white cross upraised.

乙女座1度では獅子座的な内的な実感を否定し、目に見えるはっきりした対象に集中しました。その結果、乙女座2度では、自我や願望を捨てた状態で、社会へ参加すことになります。

「白い十字架」というシンボルは、自分の気持ちの封印と解釈されます。

そして、1度に続き2度においても、獅子座的な個人の内面の遊びを封じていますから、乙女座2度では、主観というのもに自信がありません。ですので、この度数を持つ人は、素直に感情を出せずに、引っ込み思案な性格になりやすいでしょう。また、常に個人を抑圧しているため、ストレスを感じるかもしれません。

また、こうした不安感から「白い十字架」のような潔癖で客観的な<科学的><宗教的>な基準に、自己を適合させようとします。

サビアンシンボル 魚座2度

ハンターから隠れているリス
A squirrel hiding from hunters.

魚座1度は流通的な商取引を示していましたが、その中では他人の悪意に身をさらす可能性があります。また、「市場」では大切なものの価値が理解されずに、粗雑に扱われる可能性があります。

そのため、2度ではリスのように注意深く慎重に行動して、防衛的になります。手の内や本心を、あまり人に見せません。なんでもむやみに公開すべきではないと考えています。「リス」のように収集癖のある人もいます。

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サビアンシンボル 1度

サビアンシンボル1度

このページでは、サビアンシンボル1度の意味を、それぞれのサインごとに記載します。

  • 1度は、衝動的な行動。(力が生まれる)

サインのスタートであり、サインの力が噴出します。重心が新たなサインに移動して、新たに生まれる度数です。

(ただし、牡羊座~双子座までは、まだサインの力が目覚め切っていない状態です。)

1度(活動宮)

活動宮の1度は、始まる度数です。

何が始まるのか?

それはあるいは様々な形の集団が始まるのです。しかも、始まってしまっては後戻りできない。前に進むしかない。そうしたターニングポイントになるのが、サビアンシンボル1度の活動宮の共通点です。

牡羊座1度は地球空間における個のはじまり。鏡関係の天秤座1度は、社会集団における個のはじまり。どちらも自我感覚育成のために必要なスタートポイントです。

蟹座1度は、牡羊座-天秤座ラインとは反対に、個を捨て集団への帰依を始めます。そして鏡関係にある山羊座もまた、実際的な組織や集団の長としての指導力を得るのです。

サビアンシンボル 牡羊座1度

サビアンシンボル牡羊座1度

女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く
A woman rises out of water, a seal rises and embraces her.

サビアンシンボルにおいて、水は、無意識の世界を表します。子宮的な存在でもあります。そこから生まれた女性(=受容的な存在であり、まだ能動性を獲得していない)が、アザラシにしがみつかれているようでもあります。

アザラシは動物的なものの象徴。人間として生まれたものの、まだ自我(=人間だけが獲得するのが自我)が明確に確立していない状態でもある。目覚めた瞬間のような、まだ意識のはっきりしない状態。

サビアンシンボル 天秤座1度

突き通す針により完璧にされた蝶
A butterfly made perfect by a dart through it.

牡羊座から乙女座までで個が完成し、天秤座からは集合のなかへ羽ばたこうとする。蝶は火のシンボル。しかし天秤座1度では、蝶はまだ針に刺されて、標本として存在する。個を客観的に見るということ。多くの人のなかの一人に過ぎないという意識。

鏡関係の牡羊座1度が<空間に出現した個>だとすると、天秤座1度は<舞台にあがった役者>です。どちらも大きなプレッシャーを感じるはずです。

サビアンシンボル 蟹座1度

サビアンシンボル蟹座1度

船に掲示される巻かれ広げられる旗
A furled and unfurled flag displayed from a vessel.

牡羊座~牡牛座~双子座的なものを飲み込み、過去の伝統を新しく蘇生させる。集団に帰依するために個性を捨てるという、後戻りのできない変更が加えられる度数。船に乗り合わせた全員が共通のルーツに帰属すると考える。

活動宮の1度はいずれも大きなターニングポイントを示すが、このシンボルは個性を消去して集団に心理的に一体化するという意味となる。船という集団の「旗」を立てて、集団全員が一致するための印とするのです。

鏡関係にある山羊座1度も、集団全体を取りまとめるという意味があります。ただし蟹座は水のサインであることから、心理的な面で。山羊座は土のサインであることから、実際的な、ときに権力的な面で、集団の統率をはじめます。

サビアンシンボル 山羊座1度

サビアンシンボル山羊座1度

認識を求めるインディアンの酋長
An Indian chief demanding recognition.

インディアンは山羊座のローカルなナショナリズムの現れ。その集団に対して、頭となる人物や能力。組織作りや企業を創始する力とも関連。鏡関係にある蟹座1度もまた、後戻りのできない決断。そういった決断力がバックにあるということ。

1度(固定宮)

固定宮の1度は、固定宮のそれぞれのエレメントの特質に唐突に飲み込まれます。

牡牛座1度では、土の特質に飲み込まれます。そして、個人の身体性とそこから引き起こされる個人の運命のなかに、抗えない流れに任せるままに転がり落ちます。

鏡関係にある蠍座1度は、水の特質に飲み込まれ、他者との一体化を強烈に求めます。土サインと水サインはどちらも限定性があるので、牡牛座1度と蠍座1度は、狭い場所にとらわれてしまいます。自由もなく逃げ場がないのですが、その分、強い圧力がかかるようなイメージで、強い力を手に入れるのです。

獅子座1度では、個人の創造性という火の活力が噴出するのです。これは個人の意志では抑えられないほどの力の爆発です。ひとつ前のサインである蟹座の特質である共感性や集団意識を徹底的に否定するかのように燃え上がるのです。

鏡関係にある水瓶座1度もまた、後先考えずに走りだします。これは前のサインである山羊座の「空間性」「地域性」から解放され、風の性質としての「理念」を求め、理想への衝動的に走り出すからなのです。

サビアンシンボル 牡牛座1度

清らかな山の小川
A clear mountain stream.

山は土の元素の象徴。この山は、その人が従っている大きな霊脈のようなものを表す。そこから力が溢れ出て、小川が流れている。この水は、牡羊座30度で表れる「アヒルの池」の水である。水の流れが、強制的な運命を表す。

この度数を持つひとは、成就しなければいけない運命や使命を持つ。持って生まれた資質や個性を活かすしか道がないし、そうすることで幸運や喜びがもたらされる。

サビアンシンボル 蠍座1度

サビアンシンボル蠍座1度

観光バス
A sightseeing bus.

様々なバックグラウンドの人々が、同時に同じ体験をするために、ひとつのバスに乗り込む様子。新しい体験を共有し、人々が親しく交わる様子を表す。ここでの<バス>は、蟹座1度のシンボルにあった<船>と同様に、集団をあらわします。どちらも水サインであり、乗り合わせた全員が、同一化することを表します。

蠍座1度では、同じバスに乗り合わせた人たちが同じ体験をして、同じ感動を味わうという意味になります。

サビアンシンボル 獅子座1度

サビアンシンボル獅子座1度

脳溢血の症例
A case of apoplexy.

獅子座の1度で、根源的な生命エネルギーが爆発する。頭に血が昇って冷静さを失うような急激な状態。誇り高く、活力がある。抑えがたい衝動があり、考える前に行動するし、周囲の意見には決して迎合しない。

獅子座1度は、個人的な創造性・精神性・活力を開発しようとする探求の道が始まる度数。他者に共感されることを拒否して、自分のなかに籠ってゆく。

サビアンシンボル 水瓶座1度

サビアンシンボル水瓶座1度

古いレンガ造りの伝道所
An old adobe mission.

古い伝道所とは、一生を超える長い期間、それでも永続する精神的な理想の具現化を表す。たくさんのレンガが積み上げられた様は、ひとりの力では実現できない壮大な理想を示す。自我を超えた霊我の始まり。

また、こうした理想を実現するために、住み慣れた環境から離れようともします。理念を実現するためには場所は関係ないのです。己の理想に共鳴し、受け継ぐ人間がどこかにいればいい、そう考える姿勢です。ときに地位や名誉を犠牲にすることも。

1度(柔軟宮)

柔軟宮の1度は、それぞれのサインの資質に応じて、いろいろ並べてみて観察するようなところがあります。

活動宮は<後戻りできない変化>
固定宮は<サインの特質に飲み込まれる>
柔軟は<並べて観察してみる>

ことで、各々のサインのスタートを切ります。

双子座1度は、個人はボートのガラス底に守られたまま、様々な風物を観察します。鏡関係にある射手座1度では、キャンプファイヤーの周りに複数の兵士が並びます。

乙女座座1度は、実際的な目に見える要素を細かに識別する力です。全体性の中の一部を取り上げます。一方で、鏡関係にある魚座1度はそれらを「市場」に雑多に全部ぶちまけた上で、価値の優劣をあえて混乱させ、境界線を壊すことでの「全体性」を創り出そうとするのです。

サビアンシンボル 双子座1度

サビアンシンボル双子座1度

静かな水に浮くガラス底ボート
A glass-bottomed boat in still water.

双子座は、個人の知性や能力を果てしなく発展させるサインです。1度は、そのスタート。

個人的な関心事や好奇心、興味が多々があり、人々の種々の無意識の世界にある真実にも興味がある。だけど、まだガラス越しで自分の安全を確保した状態でのぞき込んでいる状態。牡牛座で発展させた目や耳を使って、色んな事柄を眺めるのが好きな傾向。面白そうなイベントがあれば出かけていく人のイメージです。

サビアンシンボル 射手座1度

サビアンシンボル射手座1度

共和主義の威厳ある軍隊のキャンプファイヤー
Grand army of the Republic campfire.

火の星座である射手座の1度に、キャンプファイヤーという火が登場する。この火は、精神性、高貴な目的、自主的な生き方という、完成的な自我を表します。軍隊という義務や拘束のある場所から、精神が激しく燃え上がる状態。純粋で誇り高い精神性を表す。また休むことのない、戦い。武道にも関連します。

鏡関係の双子座1度は、個人的な刺激を求めていた度数でした。一方、射手座1度は、個人にはすでに興味がなく、集団としての興奮や高揚状態を求めます。そのため「軍隊」といった集団がシンボルとして用いられているのでしょう。

サビアンシンボル 乙女座1度

男の頭
A man’s head.

獅子座が内面から感じる実感だとすると、乙女座はそれらを否定し、外側から観察する姿勢。外観の特徴の違いを、ひとつひとつ識別し強調する、優れた観察眼。すべてに共通した全体的な要素は見落としがち。男の頭は、外観の観察の対象であり、内的な実感の否定を表す。全体性よりも、対象の特徴を細かく把握することに長けていること。

サビアンシンボル 魚座1度

公共の市場
A public market.

魚座は、人間の行為の総決算をする。これまでの体験の全てが一堂に会する様。物質的なものも、非物質的なものも、混然一体と行き交う。そういった様々あのものの交換能力でもあり、商業化能力にも関係する。あらゆるものが交わる場所での流通的な仕事など。

世の中の思想や生き方などに優劣をつけず、すべてを平等に並べて、ごった返す中で比較する姿。価値の混乱をあえて意図的に体験する。だけど、偏見の目はもたない人。

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