トランスサタニアン

【出生図のトランスサタニアン】天王星・海王星・冥王星逆行生まれの特徴は?

 

天王星、海王星、冥王星のトランスサタニアンの逆行は、公転周期がゆっくりのため、水星や金星のような動きの速い天体の逆行よりも影響が小さいと考えられています。

生まれた時に天体が逆行している「逆行生まれ」の人は、逆行生まれに関して「逆行天体の力を生かしきれないのでは?」とネガティブに捉える人が多いようです。

天体逆行はネガティブな影響が伝えられることが多いですが、ポジティブな影響もあるので安心してください。

ここでは、トランスサタニアンが出生図で逆行している場合、「どう生かしていくといいか」という視点で、解説していきます。

出生図のトランスサタニアン逆行の調べ方

生まれた時に天体が逆行していたかを知るには、出生図(ネイタルチャート)を確認してください。

天体の横に<R>と記載されていたら、その天体が逆行していたことを意味しています。

天王星逆行の意味

天王星は、1年のうち5か月ほど逆行しています。

トランジットチャートでの天王星逆行の個人への影響は、天王星が出生図の天体とアスペクトを形成するときにダイレクトに出やすいです。

トランジットチャートの天王星(順行)と出生図の天体がアスペクトを形成するとき「潜在的に理解しているものの、向き合うことができない事柄」に目を向けさせられますそれはときに現状を破壊するかもしれませんが、人生が大きく躍進することに繋がります。

トランジット天王星が逆行している場合には、天王星作用を比較的客観的に受け止めることができ、冷静に対処ができる場合があります。

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天王星逆行生まれの人の特徴

出生図における天王星の逆行は、水星や金星のような動きの速い惑星の逆行よりも影響が小さいと考えられています。

強いて言えば、天王星逆行生まれの人は、天王星の尖った意識が内在化しやすいため「自分は変わっているのではないか」という意識を持ちやすいです。

また、そうした自己を十分に表現できないと感じたり、自分らしさを発揮するために奇抜な方法を選択することがあります。

逆行天体は多くの内省の時間を必要とします。人生をかけて振り返りと調整を行い、人生の後半において天王星を発揮できるようになり、ユニークさを表現できるようになる場合もあります。

出生図の天王星逆行の活かし方

天王星逆行生まれの人は、個性を自由に発揮していくために長い時間をかけて多くのエネルギーをかけていくことになります。

奇抜な方法を何度も試みては、うまくいかない経験もしたかもしれません。正攻法ではなく遠回りな方法を選択したために、時間がかかったかもしれません。

ですが焦ることはありません。それだけ長い時間かけて磨いていくユニークさを持っているということでもあるからです。

海王星逆行の意味

海王星は、1年のうち5か月ほど逆行しています。

トランジットチャートでの海王星逆行の個人への影響は、海王星が出生図の天体とアスペクトを形成するときにダイレクトに出やすいです。

トランジットチャートの海王星と出生図の天体がアスペクトを取るとき、わたしたちの不安感や望まない現実は、ベールに包まれ覆い隠され、幻想を見ることができるでしょう。

ですが、海王星が逆行していると、幻想はゆっくりと崩れ落ちていきます。夢から覚めて、自己の内面と現実とに、向き合わなければいけない期間になります。

海王星逆行生まれの人の特徴

出生図における海王星の逆行は、水星や金星のような動きの速い惑星の逆行よりも影響が小さいと考えられています。

海王星逆行生まれの人は、深い潜在意識と通じ、かつ自己と他者との境界が曖昧なため、依存や中毒といった海王星のネガティブな側面を経験することがあります。

そうした経験を後から振り返り「挫折」であったと気がつくときに、自己犠牲的な精神を見直していくことができるでしょう。

出生図の海王星逆行の活かし方

海王星の逆行は、深い気づきを与えます。

長い時間を必要とするかもしれませんが、最終的には自己犠牲に偏らない方法で、思いやりと満ち足りた気持ちを感じることができるようになります。

冥王星逆行の意味

冥王星は、1年のうち約半分の期間は逆行しています。

トランジットチャートで冥王星が逆行しているとき、私たちは潜在意識を深く感じます。

潜在意識に深く潜るため、冥王星逆行している期間は心霊的あるいはスピリチュアルな現象に遭遇するようなこともあるでしょう。

冥王星は非常に動きの遅い天体なので、冥王星と出生図の天体がアスペクトを取る場合、その影響が3年以上続くこともあります。

冥王星と出生図の天体がアスペクトしている人は、冥王星が逆行している期間は、私たちの人生が理解を超えた力に振り回されているように感じるでしょう。

なお、出生図の天体とトランジットチャートの冥王星がアスペクトを取っていない人も、時代の空気感、人々全体の傾向といった意味から間接的に影響を感じる人もいるでしょう。

冥王星逆行生まれの人の特徴

冥王星を通して私たちは、死と破壊と再生を知ります。

出生図における冥王星の逆行は、水星や金星のような動きの速い惑星の逆行よりも影響が小さいと考えられています。

なので冥王星逆行の特性が人生において具体的に表れるというよりは、「支配すること、支配されることへの恐怖心」を感じやすい傾向があり、萎縮してしまう可能性があります。

ですが、時間の経過とともに人は強くなり、恐怖心を跳ねのけていくことができるようにもなります。

冥王星が、特に太陽や月、アセンダントとタイトなアスペクトを形成する場合には、冥王星の影響が順行、逆行にかかわらず、人生に色濃く出る場合があります。

出生図の冥王星逆行の活かし方

冥王星逆行生まれの人は、しばしば権力の問題に直面することがあります。

他者あるいは社会制度などから支配されることを体験することがあるかもしれませんし、あるいは他者をコントロールして動かす力を持っている場合もあります。

なぜなら、冥王星逆行生まれの人は、自分あるいは他者の深層心理に入り込み、隠された知識とつながる才能を持っているからです。

深層心理と繋がることができると、人を支配したりコントロールすることができてしまいます。また、自分の深層心理を明け渡してしまえば、他者にコントロールされてしまうこともあるでしょう。

そうした「コントロール」の関係に陥りやすい傾向がありますが、人生を通した学びにより支配やコントロールではない方法で、自分にも他人にもよい影響力を与えて個人的な力を発揮する方法を学んでいくことができます。

一方で、自分を律することができず、深層心理に入り込まれてしまうこともあるため、自分を律してコントロールや依存ではない方法で他者への影響力を身につけて、相手とのエネルギーのバランスを取っていく必要があります。

また、冥王星逆行生まれの人は、集中力があります。特定のテーマや人物、趣味に極端に集中することがあり、睡眠不足になりがちな傾向もあります。

潜在的なサイキック能力がある場合も。能力が開花した場合、よい心理学者、研究者、占星術師、科学者などになれる場合があります。

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トランスサタニアン―天王星、海王星、冥王星発見の意味と、エネルギー【占星術・ホロスコープ】

トランスサタニアンの発見

トランスサタニアンとは、土星外惑星のことです。天王星、海王星、冥王星のことを、トランスサタニアンと呼びます。

土星までの内惑星は、個人的な人生の範疇を表すのに対し、トランスサタニアンは、個人を超えた人類全体の集合無意識と関わります。

このページでは、トランスサタニアンの発見の歴史について記載します。

惑星の発見が意味するもの

それまで、発見されることなく、人間に意識されることがなかった惑星が、ある日発見されることがあります。トランスサタニアンは、近代になって発見された天体です。

この発見は、占星術的にどのような意味を持つのでしょうか?

それはつまり、人間の集合無意識が、その惑星がもつテーマやシンボリズムを理解できるようになると同時に、新惑星が発見されると、考えます。

天体の発見と、人間の意識/無意識の在り方が連動しているのです。

天王星・海王星・冥王星の時代的な意味

天王星の発見とエネルギー

独立と革命を司る天王星の発見は、1781年3月13日です。

フランス革命やイギリス産業革命の時代です。また、電気エネルギーが発見されたのも、この時代です。電気磁気のクーロンの法則が発見されたのは、1785年です。

天王星には、水瓶座が割り当てられています。水瓶座の記号♒は、電波や電磁波を表すとも言われます。

水瓶座のシンボルカラーも、エレクトリックな色ですね。

シンボルカラー

海王星の発見とエネルギー

夢や幻想、スピリチュアルなどを表す海王星が発見されたのは、1846年9月23日です。

時代は、マルクス主義やロマン主義美術が華やかな時代であり、印象派の画家たちが誕生したころでもあります。

また、海王星が発見された時代から少し経つと、石油などの鉱物エネルギーが利用され始めます。

海王星には魚座は割り当てられますが、魚座は原油を扱うとされます。

冥王星の発見とエネルギー

冥王星の発見は、1930年2月18日。冥王星は、太陽系の外側から人類にとって未知のエネルギーを取り込む接点だと言われています。

冥王星が発見されたころの時代背景は、ヒトラーによるファシズムが台頭した時代。その後、世界は第二次世界大戦へと突入していきました。

エネルギーについては、1939年に原子核分裂が発見され、その後、原子力・核エネルギーが使われるようになっていきました。プルトニウムは、冥王星(プルート)の名前から、命名されました。

※冥王星は、天文学において2006年より準惑星となりましたが、占星学においては惑星として扱います。

今後の天体発見とエネルギー

占星学において、あと2つの惑星が発見されるとも言われています。現在発見されている惑星が10個ですが、星座は12あるからです。

それはつまり、新しい惑星の発見と時を同じくして発見される、新たなエネルギーがあるということ。そして、天秤座(現在は支配星が金星)、乙女座(現在は支配星が水星)に対応するエネルギーであるはずです。

天秤座と乙女座は、調和や調整、バランス力に優れた星座であるため、より地球にも人にも優しいエネルギーが発見されるといいなと思います。

私たち人間の意識が、その段階まで進化できたときに、きっと新惑星が発見されるでしょう。

その他

参考文献

 

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