人生

【学ぶ価値ある?】ホロスコープでわかること。

ホロスコープでわかること。

「ホロスコープから、一体どんなことがわかるの?そもそも、ホロスコープって学ぶ価値ある?」

こういった疑問に答える記事です。

✔本記事のテーマ

ホロスコープ・占星術からわかること。あなたにとって、占星術は学ぶ価値があるか?を知る。

✔この記事を書いてる人

記事を書いてる私は、占星術師です。2年で200名近い女性たちのホロスコープを読み、伝えてきました。また、プロの占星術師を養成・輩出しています。

✔読者さんへの前置きメッセージ

本記事ではホロスコープからわかることをお伝えします。そして、あなたにとって占星術は本当に学ぶ価値のある学問であるかどうか見定めてくださいね。

私自身は、占星術を学び手に入れた知識や視野は、ほんとうに価値のあるものであったと感じています。

自分自身が占いの仕事をしていること自体ももちろんですが、それ以上に、人間関係が良くなり圧倒的に生きやすくなりました。

占星術は、この混沌とした世の中で魂を輝かせて生きるための智慧です。

ぜひ、この記事を読んで、占星術・ホロスコープが、あなたの人生にとってもまた必要なものであるかどうか、確かめて下さいね。

それでは、さっそく見ていきましょう。

ホロスコープとは何か?

ホロスコープとは、あなたの魂の1日としての「人生」の設計図です。

ですが、それはあなたの運命をすべて決めてしまうというものではありません。

意外に思われるかもしれませんが、占星術には、宿命的な要素は少ないのです。

そのため、たとえ全く同じチャートを持つ双子であっても、人生の歩みは違います。

もちろん共通する部分もあります。その純粋なエネルギー(未だ形になっていないもの)を、どう人生にいかし、具現化していくのか?その方法は、人生の数ほどに存在するのです。

なぜホロスコープは当たるのか?

ホロスコープを支える構造は、宇宙法則です。宇宙法則とは時代や国を問わず普遍的なものであり、人間という存在もまた、そうした大きな法則の一部として生きています。

それゆえ、ホロスコープは「当たる」というよりも、ものごとの理(ことわり)を表していると考えると良いでしょう。

そこから「人生に役立つ」レベルの情報をと読み解けるかどうかは、占星術師の腕次第というわけです。

ホロスコープから具体的にわかること。

さて、ここからは具体的に「人生に役立つレベル」で、ホロスコープから読み解けることをお伝えします!

年代別に鍛えるテーマ

ホロスコープからは、およそ10年単位でのあなたのテーマが読み取れます。天体それぞれに発達年齢域という概念があり、年齢ごとに学ぶテーマがあらわれます。なお、これはもっともベーシックな基本形です。

ほかにも、プログレスの月を見る手法では1ヶ月単位のテーマを知ることができますし、土星のサイクル(サターンリターン)を見ることで、29年単位の学びのテーマを知ることができます。さらにこの29年を4分割して7年単位で見ることもできますね。

つまり、小さな単位から大きな単位まで、あなたのなかには複数の時間軸が流れていて、それらを知ることで「人生」というスパンにおいて「今」やるべきことがわかるのです。

【発達年齢域】ホロスコープから読む、あなたの人生。【人生の軌跡】

前世とカルマ

あなたは「前世」や「輪廻転生」を信じていますか?占星術は、魂が転生する前提で成り立っています。

そのため、前世や前世から持ち越したカルマ(偏り)について知ることができます。

前世は月、そしてドラゴンテイルにあらわれます。

月星座と前世
ドラゴンヘッドホロスコープから知るあなたの前世
ドラゴンヘッドとカルマ

なお、転生については、他にも面白い説があります。

エドガーケイシーという有名な人物がいるのですが、ケイシーは「人は地球に転生するまでの間に地球以外の惑星に滞在していて、それがホロスコープに表れる」というユニークな転生観を伝えています。

ただ、占星術業界で一般的な考え方として浸透しているものではないです。もしあなたが占星術マニア(?)であれば一読されても良いかなと思います。

性格や体質、健康について

基本的な性格もまた、ホロスコープから読み取ることができます。天体のサインやエレメント、アスペクトの状態によくあらわれます。

また重要なポイントとなるのがアセンダントです。アセンダントはその人のもっとも基礎となる人格の土台です。

そのため、 アセンダントを知ることで、基本的な性格を知ることができるのです。

アセンダント―12星座別の性格

また、健康状態については

    • 月へのアスペクト
    • 6ハウスの状態

これらを読み解くことで、身体の弱い部位やストレス耐性などがわかります。

サイン体の部位と星座の対応

本から学ぶとしたら、松村潔先生のこちらの本が良いと思います。

人生を通して目指す方向

北極星のように、常に目印となる指針があれば・・そう思ったとき、ホロスコープにおけるMCというポイントを見ます。

MCというのは、太陽の通り道の一番天高い場所。そこへ到達できるかどうかは別にして、そこは社会で生きてくあなたが目指す場所です。

人生の終着点のイメージ

子ども時代、青春時代、大人になってから・・いろんな人生のチャレンジや苦楽があったでしょう。

その結果、私たちの人生は、どこに着地するのでしょうか?

ホロスコープにおいては、土星が、あなたの人生の終着点を表します。

人生を通していろいろ頑張ってみた結果、最終的に落ち着く生き方や暮らし方、考え方などが土星にあらわれます。

もっとも、それはあなたが自分の人生をしっかりと生きていたら、の話。

というのも、自分の人生を生きていない人の場合、その人の土星は、自分ではない人の「常識」に乗っ取られてしまうから。

なお、土星が発達する以前の若い人のホロスコープの場合は、土星を「苦手意識」や「コンプレックス」として読むのが一般的です。

インナーチャイルド

インナーチャイルドという言葉を聞いたことがありますか?

幼少期のトラウマや心の傷のことを、インナーチャイルドと言い表すことがあります。

そして、このインナーチャイルドの正体は「幼少期に感じた辛い感情」なのです。

くすぶったまま心のなかに居座ってしまった感情が、大人になっても昇華されずにいる状態のことを「インナーチャイルドが傷ついている」と言い表すのです。

ホロスコープにおいては、月が、インナーチャイルドの状態を読み解く手掛かりとなります。

仕事の能力タイプ

何をしてどこで誰と働くか?多くの人にとって、仕事は人生において重要な位置を占めるでしょう。

企業に勤めるのか、家事や育児に専念するのか、 自営業となるのかなど、現代の日本においては選択肢は多いです。

ホロスコープからは、主にハウスを読んでいくことで

  • あなたにあった働き方
  • あなたに向いている職場環境
  • 人によっては仕事のジャンル
  • お金を稼ぐことに対する意識

など、多くのことがわかります。

働き方に悩む人にとって、ホロスコープは自分らしく働くための有意義な指針になるはずです。

あなたの適職は?
ホロスコープでわかる自分らしい働き方。自営業の6つのパターン。

異性の好み

どんな男性に惹かれやすい?理想の結婚相手はどんな人?

女性の場合は、火星や太陽を通して「男性」のイメージが投影されます。

また、恋愛体質であるか?依存的になりやすいか?そういったことも、エレメントなどから読み解いていくことができます。

両親との関係や幼少期の家庭環境

両親との関係もまた、ホロスコープに表れることがあります。

教科書的に読み解くと、太陽=父親像であり、月=母親像です。ですが、これは必ずしも100%当てはまるわけでもないようです。

ただし、いくつかパターンがあり、たとえば2ハウスに月がある人は母親との縁が強い傾向があります。

また、家庭環境については4ハウスの状態も見ます。

家系的な縁の深さや、家系の種類

家系を表すのは、4ハウスやICです。これらは、その人のルーツや拠り所を示します。

ICが土星とハードアスペクトをとっていたり、4ハウスにトランスサタニアン(海王星・天王星・冥王星)がある場合、家庭環境が特殊な状況になりやすいです。

お金の稼ぎ方

仕事のタイプとも似てきますが、お金の稼ぎ方はハウスに顕著にあらわれます。

2ハウスに天体が多い場合、自分の能力をいかして稼ぐ才がありますし、7ハウスの場合は、ビジネスパートナー次第で状況は大きく変化します。

8ハウスの場合は、事業を引き継ぐ場合もあります。投資にも向いていると言われます。10ハウスはが強い人は、社会的な肩書き・ステータスが金運につながります。

趣味やセンスの雰囲気

その人の持つ感性やセンスについてもホロスコープに表れることがあります。

上品な雰囲気なのか、独特で尖っているのか。あるいは退廃的であったりノスタルジックであったり、貴族のようなひ豪奢なセンスを持っていたり。

ホロスコープを読んでいると、ひとりひとり、それぞれ別の小説を読んでいるかのように感じるほどです。

なお、センスや感性については金星を読みます。天王星が絡んでいると、オリジナルな雰囲気が出てきますね。

他にもサビアンシンボルを全体的にみていくと、共通する雰囲気を拾い上げることができます。

常識的を重んじるタイプか、破天荒なタイプか。

常識を重んじるタイプの人は、社会の安定を支える役割を持っていることが多いようです。

一方で、 破天荒なタイプの人は、世の中をひっかきまわす役割であるか、あるいは変革を担う立場の人です。

常識を重んじるタイプの方は、土星がオポジションなどのアスペクトで目立っているようなケースが多いですね。

破天荒タイプの人は、風のエレメントが多かったり、トランスサタニアンの影響が顕著で、変革タイプの人は、天王星や11ハウスに何かしらの特徴があるようです。

あなたの人生のテーマ

人生のテーマは、人それぞれ。別の記事まとめています。

【あなたの魂タイプ】人生の目的を、ホロスコープから知る。
ホロスコープで使命を知るということ。

占星術を学んだほうが良い人。

ここまで説明した内容を読んで、どのように感じられたでしょうか?

次のいずれかに当てはまる人であれば、占星術を学び、ホロスコープを読めるようになることで大きなメリットを得られるはずです。

  • この記事に書かれた内容を知って、自分の人生に活かしたい!と思う人。
  • 人のホロスコープを読むことで、ひとりひとりのオリジナルな人生観に触れて、視点を増やしたい人
  • 自分の視点だけで生きるのではなく、多様性を学び、受け入れていきたいと感じる人
  • これらを学び、人々に伝える仕事をしていきたい人

当てはまるものはありましたか?

加えて、占星術が好きな人にはある特徴があるようです。こちらの記事も参考にしてくださいね。

占星術のやり方・読み方。《あなたは占星術向き?》

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【ホロスコープは】人生に迷ったら【羅針盤】

人はなぜ人生に迷うのか

「わたしの人生、これでいいのかな?」「幸せと言えば幸せだけど、今の自分の人生が最高か?と言われると、自信がない」

この記事は、そんなあなたに贈る人生に迷ったときの地図です。

実は、こうして人生に迷っているのは、あなただけではありません。占い師である私のもとへは、人生に少しモヤモヤしている女性たちが多く訪れます。最初にその理由をお伝えします。

※後半にあなたの人生のモヤモヤ解決策もお伝えするので、しばしお付き合いくださいね!

社会常識の圧力は想像以上にすごい

たとえば会社では、朝一に重要な会議があろうとなかろうと、仕事に遅刻するのは悪であり、自由に発言をすれば空気を読まない人として認定される。

家庭では、家事育児をするのは女性の仕事で、自由に働くのは子どもが大きくなってから。

人の顔色をうかがい、社会の風潮に逆らわず、波風たてることを恐れて日々を過ごす。

こんな息苦しい世の中が、現在わたしたちが生きる社会ではないでしょうか。

それでいて現代社会は、あまりにも選択肢が多い

それでも少し前までの時代は、ある程度安定した人生のレールがありました。

定年まで勤めれば年金がもらえて、老後は悠々自適の生活ができるはず・・

良い学校、学歴、大企業・・一度「勝ち組」になってしまえば、そのまま人生が続くはず・・

なんだかんだ言って「人々が目指す人生のゴール」は、共有されていたように思います。もちろん、みんながみんなレールに乗ったわけでもないのですが。

ですが現在、年金制度は崩壊することが見えているし、終身雇用の仕組みも古くなりつつあります。

未来への不安を抱えたまま、私たちは、何を拠り所に生きていけば良いのでしょうか?

自分の人生に向き合う機会は、意図的につくらなければ訪れない

さて、もはや社会は決してあなたの未来を保証してはくれません。自分の人生を切り開いていくのは、あなた自身です。他の誰でもありません。

ですが、これはチャンスです。なぜなら、ひとりひとり理想として描く人生は、まったく違うのですから。

自分に向き合ってみよう

もう世の中に、自分の人生の決定権を委ねるのはやめましょう。もちろん社会制度はつかってもいいし、より良い世の中になるように、働きかけることも必要です。

だけど、自分の人生の舵だけは、しっかり自分で取りましょう。

そのためにはまず「自分はどうしたいのか?」その意志を自覚しないことには、進みようがありません。ですが、多くの人がここで立ち止まります。

「自分はいったい、どうしたいんだろう?」

たくさんの人と関わろう

自分を知るには、2つの方法があります。

1つは、ひたすら内省を繰り返す方法。たとえば自分の気持ちをノートに書くことも、内省の手段のひとつでしょう。心の動きに向き合うことで、心に刷り込まれた一定のパターンを見出す方法です。

こちらの記事にも書きましたが、内省は、自分を知るための大事な一歩です。⇒人生のステージを自分で変えていく方法

そして、2つ目。それは、人と関わること。自分らしさを知るということは、他者との違いを知ることです。人と関わることなく内省だけ繰り返しても、けっきょくそれは自分の価値基準のなかだけで考えていますから。

あなたはどうでしょうか?

人に出会ってますか?職場や役割だけの人間関係になってませんか?

自分らしく生きてる人に会ってみよう

せっかく出会うなら、自分らしく生きてる人に出会いましょう。人生迷子の状態の人と会話しても、残念ながら、出口にはたどりつけません。

普段とはちょっと違う場所にでかけていって、積極的に人に出会いましょう。そのたったひとつの行動が、人生に迷うあなたを救い出してくれるはずです。

ホロスコープは人生の羅針盤

ホロスコープから自分の人生を知ることだけで、その瞬間から人生がガラっと変わるというものではありません。

ですが、自分の外側から自分を知るという経験は、【魂レベルの自分らしさ】に出会うキッカケをくれます。

ホロスコープから具体的にどんなことがわかるの?という方は、こちらの記事もどうぞ。

ホロスコープから読む、あなたの人生

もちろん占いを信じてないよ、という方は無理して占いという手段に頼る必要はないです。自分にあった方法で、人生の羅針盤を見つけてくださいね。

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【あなたの魂タイプ】人生の目的を、ホロスコープから知る。

【こんなに生きやすくなるなんて!】ホロスコープ描かれた、人生の目的を知る。

こんにちは、水澤純です。

「私の人生の意味ってなんだろう?」

誰しも一度は、人生の目的について考えたことがあるはずです。このページに訪れたあなたもまた、人生の意味について知りたいと願う、探求者のひとりですよね。

私もまた、かつて「天職」「使命」「人生の意味」といった生きる目的を求め、さまよった経験があります。

とはいえ、表面上は普通に生活してました。やりがいのある仕事をしてると思っていたし、これ以上人生に何かを望むなんて、バチが当たるんじゃないかって。

だけど、心はいつもどこかモヤモヤしていて、オーラの色は薄い小豆色で。

ボヤっとした存在感のまま、なんとなく日常をやり過ごしながら暮らしてました。

だけど、占星術と出会い、自分の人生のことを知るにつれ、視界が開け、仕事や人間関係、そういった日常生活レベルにおいては、悩み事すらほとんどなくなりました。

自分の人生の目的を知る、それだけでこれほどまでに生きやすくなるとは!

この記事では、ホロスコープから見る人生の目的について、カテゴリ分けして紹介します。

実際はひとりひとり違う目的を持っていて、それなりに複雑というか、入り組んでたりもするのですが、今回は5つのパターンを紹介しますね!

ホロスコープから見る魂のグループ【5選】

さて、ここからお伝えすることは、多くの方の使命鑑定をしてきた私の経験にもとづく見解です。

なので、どこかの書籍に書いてあることではありません。

※実際は、他にもさまざまタイプがあるのですが、特徴的なタイプを5つ説明します。

ではさっそく見ていきましょう。

1.子どものように地球で遊ぶ、子どもタイプ

このタイプの人たちは、サビアンシンボルのモチーフに「子ども」が登場することが多い傾向があります。

エレメントは、風か火のタイプが多いですね。

あまり重い責任を負うことは望みません。どちらかというと身軽さ・気楽さを大事にしています。

そのため、立身出世や仕事で成果を上げるということは比較的少ないのです。

女性の場合は、旦那さんが生活を支えてくれるケースも多いです。

このタイプの方に多いお悩みが

「私って、社会的に何かを成し遂げてないけど、このままでいいのかな?」というもの。

ですが、このタイプの方たちは、さまざまな経験をしながら、感情を味わって楽しむことが人生の目的なのです。

何かを成し遂げるためには、たいてい多くの時間とエネルギーを使い、個人的な楽しみは置き去りにすることも多いはずです。

ですが、このタイプの方にとって、そうした生き方は苦痛のはずです。

いかに人生を楽しんで、遊ぶのか?それが、大切です。

たとえば、仕事の予定を入れるより前に、まず旅行などの予定を先に入れましょう!

めいっぱい人生を楽しむために、工夫をして、そのことに頭もエネルギーも使って下さいね。

2.前世での偉大なグルとの約束。それを果たす使命を持つ人。カルマを背負う人も。

ちょっと重たいテーマを背負うタイプ。

このタイプの方は、人生で成し遂げるべき対象や仕事を見つけると、迷いなく邁進します。

自分の使命を自覚すると強いですが、それ以前から、人並み外れた働き方をする人が多いです。

そこまで自分を痛めつけなくても!と他人が見れば思うほどに、仕事に打ち込みます。

その理由を、過去生に背負うことも。

過去生においても、大きな力を持っていたがゆえに、他者を切り捨てたり、傷つけてしまった経験を持っています。

その償いのために、社会や他者、とくに弱い立場にある人々を助けるために、努力します。

そうした貢献をすることを、生まれる前に指導者に当たる人と約束してきた人も。

責任感が強い人が多いですね。また、他人の痛みを理解するために必要な経験をしてる場合も。

あなたの使命をとことん追求しましょう。それにより、あなたの痛みは昇華されていくはずです。

3.魂の修行モード。いつも努力が必要となるには理由があった。イニシエーションとしての人生。

このタイプの人は、魂を成長させるという目的を持って、生まれてきています。

Tスクエアなどのハードアスペクトを多く持つ傾向があります。

また、家庭環境が特殊であったり、幼少期のころからハードな環境であることも。

努力家ですが、一方で他人が努力せずに、のらりくらり生きてることが、あまり理解できないような節があります。

根性があり、何かの分野でプロになる人も多いです。ストレスに晒されすいのですが、それを乗り越えるためにまた努力します。

力の抜き方がわからないというのも、このタイプの特徴。いつでも全力投球。

また、何かと、自分を責めがちな傾向も。

あなたの魂にとって、人生とは魂の通過儀礼(イニシエーション)です。どこまででも、行けるところまで今世における「コマ」を進めるのです。

4.過去生でやり残したことがある。仲間を見つけて、古代の叡智を使い、人々を新しい時代に導く。

今、時代は、変化の過程にあります。風の時代が到来するといわれ、さかんにアセンションという言葉も使われます。実際のところほんとに世界は変革期にあります。

変革期には、秘儀参入者が表れます。秘儀参入者とは、次の時代に備えて、必要な叡智を備え、人々を導く人たちです。

そのため、スピリチュアルに関わる仕事をする人も多いですし、社会を変えようと尽力する人もいます。

たいてい、この人たちは過去生においても、秘儀参入者であり人々を導くお役目がありました。

ですが、過去世では人々を導くことが叶わず、地球と人々の意識は、急な坂を転がり落ちるかのように、真っ逆さまに転落しました。

現在は、アトランティスが沈み崩壊してから、ちょうど歳差半周分の時を経たときなのです。

それゆえに、今は、人々の意識の浮上が起こりやすいときです。アセンションが起こるとも言われています。

こうした時代背景から、このタイプの人たちは、絶対数は多くはないものの増えてきています。

このタイプの人の特徴は、常に周囲に理解されない孤独感を抱えているということ。そのため、同じように人々を導くための仲間(主に過去世でつながりのある)を探しています。

5.ひたすら自分の才能を磨き表現し続ける。魂経験値の高い人。

さいごは、魂レベルの最も高いこのタイプ。

なぜ魂レベルが高いのかのかというと、自我の消滅に向かうグループだから。

どういうことかというと、自分らしさを突き詰める=自我を確立すると、今度は自我を超えたレベルに移行するのです。

つまり、個としての魂を卒業する段階なのです。

このタイプの人を見分けるのは簡単です。

「その人が人生の中で作り上げた、あるいは成し遂げたことなしに、その人のことを語れなくなった」

このとき、人は、個人ではなく、多くの人が共通の概念を持つ存在になります。

たとえば、アーティストや音楽家は、こうした魂の最前線にいる人たちです。

偉業を成し遂げる人たちなので、子どもの頃から自分の才能を自覚し、ある一つのことに打ち込んできた、いわゆる天才たちのことですね。

ホロスコープに描かれた、魂の生き方。それがあなたの人生の目的だ。

いかがでしたか?

魂のグループが違うと、その人が持つ世界観はまったく異なってくるのです。

ホロスコープを読むことは、自分とは違うタイプの人のことを知り、同時に、自分自身の魂のことを知る行為です。

ホロスコープを学び、人生の目的を知ることで、自分らしく生きることに罪悪感がなくなり、楽に、そして懐広く生きられるようになるはずです。

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自分の人生を取り戻す方法

こんにちは、水澤純です。

今日は、自分の人生を取り戻したいあなたに、その方法をお伝えします。

人生について。本当の自分を生きたい。

さて、人生を取り戻したいと願うあなたは、「自分の人生は奪われてしまった」そう感じているのでしょうか。

実際のところは、たとえばこうして、この文章を読んでくださっているわけですから、間違いなく今日もあなたの意志であなたの人生を生きています。

それでも、どこか虚しさや寂しさ、孤独を感じるのかもしれません。本当の自分を生きていないという「わずかな実感」のような、モヤモヤした気持ちを抱えているかもしれません。

あるいは「自由がない」そう感じているのでしょうか。自分の時間がない、なんだか忙しない・・一体誰のために生きてるの?

そんなあなたに、いくつかヒントをお届けしたいと思います。

自分の人生を取り戻す方法

ですが、先に断っておきたいことがあります。

自分の人生を取り戻すその方法は地味で、地道で、パッとしないものです。

劇的なものは、求めないでください。人生において一発逆転は、ほとんどありません。期待に添えなかったらごめんなさい。

ですが、考えてもみてほしいのです。

あなたの人生の大部分は日常生活です。そして、日常生活というものは、たいていが地味なものです。

朝起きて、歯を磨く。お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。着替えて、電車にのって、パソコンを開いて仕事をしたり、掃除機をかけたり。

地味だけど、それが人生というものです。

非日常のなかに人生があるわけではなく、日常の中に人生があるわけです。

もちろん非日常は、ときどき必要ですが、あくまでスパイスといいますか、日常の外にあるものです。

そして、日常生活を構成する材料・マテリアルというのは、たていてい普通でつまらないものです。歯を磨くこと、パンを食べること。

ですが、不思議なことに、そんな普通の材料の組み合わせと連続の過程で、あなたらしい人生って紡がれます。

ふと、いつもの場所にでかけたら、そこで運命の出会いがあるかもしれません。立ち寄った本屋で新しい趣味を見つけるかもしれません。

お茶を飲んでホッとしたその一息のなかに、安らぎを見出せる瞬間だって、きっとあるでしょう。

朝起きたときの気分も、眠りに入るときに何を想うのかのかも。それもまた、日常の材料から作り出されたあなただけのものです。

それは、なんというか、魔法のような不思議なことなんです。私たちは、ツマラナイはずの日常のなかに、いつだって魔法を作り出しています。

これが人生なんです。

人生は、魔法。マジックです。

人生の大部分を占めるのは、地味なマテリアルなのに、不思議とそこから魔法をつくりだすことができるのです。

たとえば「幸せを感じる」とかって、それって本当に魔法みたいなものだと思いませんか?

そして魔法は、みんな使えます。

どうやって使うのか?

ひとつには、自分の意思です。ぜったいに幸せになるぞっていう意図の力。

幸せになるって決めたら、幸せになるための魔法を自分にかけましょう。自己啓発とかじゃないですよ。ひとりひとりがすでに持ってる能力の話です。

目の前の現実は、すぐには変わらないかもしれません。だからと言って、怪しいスピリチュアルとか(私も占星術師ですが)そういう安易な方法に流されて、劇的に人生を変えようとはしないでください。そういうふうに、変わるんじゃないんです。

まずは日常の連続の中で生まれるあなたの感情とか気持ちとか、そういったものの質といいますか感じ方というのは、変えられるということ。

そのことに、気づいてください。

そして、もうひとつ大事なこと。

時間を味方につけよう。

人が幸福感を感じるためには、ある程度自分の裁量で時間が使えるって、すごく大事なことです。

どんなに日常のマテリアルでも、しっかり自分で選んでみてほしいんです。

今、私はこれをしたい。したくない。将来、こうしたい、したくない。

たとえば、満員電車に乗るのが嫌だったら、少し早めに家を出て、少し空いてる車両に乗ってみてください。

同じ電車に乗るという行為であっても、自分で快適さをコントロールできという事実に、ずいぶん楽になるはずです。

他にも、いつも頼まれた仕事が終わらない…という状況になりがちな人であれば、次から締め切りは少し余裕を持って設定してもらうように掛け合いましょう。

時間に流された結果、苦しくなるのです。時間を味方にしてください。

時間の流れに対して受け身になるのではなく、意図をもって時間のほうを使っていく工夫を、ちょっとずつしてみてください。

時間を制する、それが人生を制することです。

同じマテリアルを使っていても、そこに意図があり、時間が味方をすれば、あなたは自分の人生を取り戻せます。

できる限り、自分にとって好ましい魔法を、あなたの人生にかけて下さい。

もちろん、現実が180度今すぐにひっくり返るというわけじゃないんです。

人によっては、特に今すごい辛い状況の人にとっては「この上ないハッピーな気持ち」というよりも「昨日よりちょっとマシ」といった具合の、やっぱり地味な変化かもしれません。

でも地味でもなんでも、未来は一歩ずつ明るくなるはずです。

昨日より、今日がより良い1日に。少しずつポジティブな方向に進んでいきましょう。そう決めてください。

小さな一歩でいいです。そこから始めましょう。

最後にまとめますね。

  • 人生とは日常です。
  • あなたは意図によって、人生に魔法をかけることができます。
  • その魔法は、意図的に時間を味方につけていくことで加速させることができます。
  • 受け身で時間に流されるはなく、自分のほうが時間を使っていく工夫をしてみて下さい。

無理やりポジティブになることもないですからね。できることから、淡々とやっていけばいいんです。

あなたは、今日、何を願いますか?

自分の時間を何に使いますか?

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【占い】人生を俯瞰する方法【俯瞰力を磨こう】

【占い】人生を俯瞰する方法【俯瞰力を磨こう】

こんにちは。水澤純です。

人生を全体的にみることができれば、心の状態はずいぶん楽になるものです。私たちは、忙しい日常に流されて、目の前のことにとらわれてしまいがちです。

ですが、人生にはしっかりと『目的地』がありますし、生まれながらに人生の青写真ともいえる『設計図』をもっています。古代から人々は、人が生きる意味を知るために、占いの研究を続けてきました。

私が専門としている占星術・ホロスコープもまた、あなたの人生の知るためのツールです。

占いなんて・・と思う方もいると思います。私自身、以前はアンチ占い派だったのですが、不思議な縁で出会ったホロスコープには本当に自分の人生のことが描かれていました。そして、数百名のホロスコープを拝見して「占いって、絶対デタラメなんかじゃないわ・・」と今は確信しています。

ホロスコープから自分の人生の地図を得ることは、誰にでもできます。もちろん、その地図を使いこなして『羅針盤』とできるかどうか。それはあなた次第です。

自分の人生の意味はなんだったのだろう?と、ずいぶん後になってから考えたり後悔するよりも、今、知っておくほうがあなたの人生にとって有意義だと思いませんか?

そもそも俯瞰という言葉の意味は?

俯瞰の意味は

高い場所から下方を見渡すこと。より高次の視点から眺めること。大局的に見ること。

です。

そして、なぜ俯瞰する必要があるかといえば、それは全体像を把握するためでしょう。

全体像を把握することができれば、目的地がわかり、現在のあなたの位置がわかり、そこまでの距離がわかります。

ここまできてようやく、人生の舵をとれる段階になるのです。

地図もない・コンパスもない・自分の位置もわからない。それでは、航海はままなりません。

もちろん、ある程度は直観や行き当たりばったりで進むのも、人生の醍醐味でしょう。あえて地図を知らない冒険のほうが、面白い!そう感じる人には、ホロスコープは必要ないかもしれません。

ですが、私は自分に与えられた使命を知りたかったですし、その上で、運命に飲み込まれるのではなく、自分の力で人生の舵をとりたいと思いました。だから、それを教えてくれたホロスコープには感謝しています。

ホロスコープで使命を知るということ

あなたはどうですか?

地図とコンパスを得て進む人生と、何ももたずに直感だけを頼りに進む人生。どちらが好みですか?

俯瞰の反対の意味とは?

「俯瞰」は上から見下ろすという意味でした。その反対は「下から仰ぎ見る」です。

たとえば、あなたが山登りをするときに、地図をもって全景を知るのは俯瞰の視点です。そしてその逆は、何ももたずに入山すること。

乱暴な言い方をすれば、俯瞰の反対とは「無計画」「無鉄砲」な状態です。「今さえよければ」という刹那的な雰囲気さえ感じます。

山登りと人生を単純に比較できるのか、それはわかりません。ですが、一度きりのこの人生、進めるところまで進みたいのです。私は地図を得たい派です。

俯瞰と似た言葉「客観」

俯瞰とよく似た言葉で「客観」という言葉があります。

客観とは、自分ではない第三者の視点のことを言います。一方で、俯瞰とは上から見ること。ホロスコープであれば「宇宙的な視点」です。地球上で送る人生のことを、宇宙から眺めるツールがホロスコープです。

つまり、客観というのは誰かからの一方向の視点です。あなた以外の人、たとえば先生や友人といった第三者のアドバイスや主観による意見は「客観」です。

ですが、たとえばプロのカウンセラーやコーチ、コンサルタント、占い師といった相談業の人たちが、しっかりと「全体像」「地図」をもってあなたを導いてくれるのであれば、それは「俯瞰」の視点です。

ホロスコープの場合も同様です。ホロスコープに描かれていることは「俯瞰的視点」からの情報です。私たち占星術師は、あなたのことを、魂→人生、宇宙→地球といった俯瞰的視野で見ています。

一方で、もし私が個人的に何かアドバイスするとしたら、それは「俯瞰」ではなく「客観」ですね。※私自身は「俯瞰」の視点でホロスコープの情報を伝えることを大切にしています。

俯瞰的な視点を持つことで、何が変わるのか。

あなたが人生を俯瞰する俯瞰力を身に着けることができたら、自分で自分の人生をクリエイトすることができるでしょう。

一方で、もし俯瞰することなく、目の前で起きた出来事やトラブルに対処するのに精一杯だとしたら。あなたは本当の自分の人生を歩むことができますか?疲れてしまいませんか?

そして俯瞰力とは、人生だけではなくて、仕事やパートナーシップなど、あらゆる分野に適応できる力です。

俯瞰力を身につける方法【アドバンス】

人生を俯瞰する力を身に着ける方法をお伝えします。

人生の地図の構造とプロセスを知って、俯瞰力を身に着けよう。

人生の地図の構造を知りましょう

ホロスコープには、あなたの人生のことが描かれます。なぜ人生のことがわかるかというと、ホロスコープは人生という次元よりもさらに上位の次元から眺めた情報だからです。

人生とは何か?魂とは何か?人間とは何か?宇宙とは何か?

そこまで突き詰めて徹底的に俯瞰するのが占星術という学問です。

人生の地図のプロセスを知ろう

ホロスコープは、あなたの人生のスタートから終着点までのイメージを描くものです。基本的な読み方によって、おおよそ10年単位での人生のテーマを知ることができます。他にも細かく読んでいくことで、1か月単位でも1年単位でも、あなたの人生プロセスの進行を知ることができます。

プロセスを知ることによってわかるのは、使命を生きるという全体の目的のなかで、今、どの位置にあなたがいるのか?です。

プロセスを理解して時間軸上の位置を知ることができれば、人生において意味のある選択ができるようになります。今何をすべきなのか?それもまた、俯瞰からの逆算によって、得られる情報です。

【俯瞰力の注意点】俯瞰とは、思考停止ではない。

ときどき「俯瞰する」という言葉を、全能であるかのように使う人がいます。「俯瞰してます」という立ち位置によって、あたかも全てが見えてるような気になるのかもしれません。どこか安心してしまうのですね。

ですが、それが思考停止に結びついてしまっては、意味がありません。俯瞰というのは大局的な視点のことです。そして、それはあくまで数ある視点のひとつに過ぎません。

人生において視点は多いほうがいいです。必ずしも俯瞰的視点だけが正しいわけでもすごいわけでもなく、それはあなたの人生を認識する方法のひとつなのです。

俯瞰すればすべてが解決するわけではありません。日々考えなければいけないことがあり、常に選択の連続です。

俯瞰力は、思考停止することではないのです。ましてや無気力や虚無主義になってしまっては、元も子もないでしょう。

目的は限りある人生を悔いなく生きて、あなた自身の使命を生きることだからです。

ときどきスピリチュアル系の方で、この罠?にはまって、ニヒリズムに陥っている方もいるのですが、あなたはあなたの本来の目的を見失わないようにしてくださいね。

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【ホロスコープ】天体の発達年齢域から人生の設計図を知ろう

あなたは自分の人生の設計図を、知りたいと思いますか?
占いから人生のことがわかるなんて、味気ないと思う人もいるかもしれません。
ですが事実として、ホロスコープには、人の成長過程が描かれます。

ホロスコープであなたの人生のストーリーを知ることができるのが、天体の発達年齢域です。

天体の発達年齢域とは?

ホロスコープに描かれる、あなたの人生の軌跡。それは月から始まり、土星に着地する人生です。

10天体は、それぞれの天体が受け持つテーマや事柄があり、各天体のテーマを人の成長にあてはめてみると、そのテーマが発達する年齢域というものがあります。

つまりホロスコープ上の天体は、あなたの人生の過程と対応関係にあるということなんですね。

たとえば、月とは幼少期のあなたのことであり、土星は十分に人生をやりきったあなたの姿をあらわしています。

天体の発達年齢域からわかること

天体の発達年齢域からは、あなたの成長ストーリーの基本設計がわかります。

もしあなたが、自分の人生がどう始まり、そしてどこへ向かうのか知りたいなら、ホロスコープ上で踊る10の天体たちの成長ストーリーを見ていきましょう。

以下は、シュタイナーの人智学で使われるバイオグラフィーワークというものの図です。(U字チャート)

多少、西洋占星術の天体の発達年齢域とズレる部分はありますが、おおかまには天体と年齢は対応しています。

太陽を中心(U字の底)として、わたしたちは人生の前半で月、水星、金星を通して、物事の真善美を知ります。そして大人になって火星、木星、土星期を通して、幼少期の経験をもとに、大人として真善美を実践していくのです。

天体別年齢域表

月:0歳~7歳<無意識的な自己> 

水星 8歳~15歳<知性

金星 16歳~25歳<感受性

太陽 26歳~35歳<人生の目的

火星 36歳~45歳<社会における自己実現

木星 46歳~55歳<精神性、受容性

土星 56歳~70歳<克服し、人生で到達すること

天王星 71歳~84歳<土星を超えた先の新たな自分

海王星 85歳~死に至るとき<スピリチュアル的な自己

冥王星 死の瞬間<宇宙との接点

※天王星以降の天体はトランスサタニアンといって、土星の軌道の外側にある天体です。土星までが、通常の時間軸を適用できるため、天王星、海王星、冥王星については、年齢域と厳密にイコールで考える必要はありません

 

月の発達年齢域=幼少期

月の発達年齢域:0~7歳

発達テーマ:無意識的な自己

月は、好き、嫌い、快、不快、喜怒哀楽など、基礎的な感情をつかさどっています。

たとえば、どんなものが好きで、どんなものが嫌いか。ちょっとしたことで笑う人なのか、怒りっぽい人なのか。こうした基本的な人格の形成が、月の発達年齢域に形成されます。

明確な意識が発達する以前の子ども時代の出来事なので、この時代に経験したことはあなたの「無意識」や「潜在意識」を創り出します。

その結果、月が表すのは「素の自分」。自然体でいるときのあなたの状態が、月にあらわれます。

また月は、基本的に、人生の最初のほう(前世~幼少期)に受け取るものが表れています。そのため幼少期の養育環境や身体的なもの、母親との関係、遺伝、前世、気質なども、主に月の状態を見ていきます。

子育てなどで「規則正しい生活が必要」と言われるのは、月が規則的な繰り返しのなかで、育まれるものだからです。

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水星の発達年齢域=小学生〜中学生

水星の発達年齢域:8歳~15歳
発達テーマ:知性

水星は、物事を知り、考えたり判断したりする知性を担当します。

コミュニケーションを通して、他者と初めて出会うのが水星の年齢域です。

小学校にあがり、同級生や交流する過程で、知性や言葉が育ちます。文字を学んで、本が読めるようになるのも、水星の年齢域から。

その結果、水星は「勉強や仕事に対する実務的な能力」を表しています。

どのように知性を発揮するか?
どんなタイプの知能を持っているか?
どんな言葉を使うのか?

それが、あなたの水星に描かれています。

シュタイナー教育では、幼少期(月の発達年齢域)には、文字を見せない、書かせないようにしますが、それは月の年齢域に月を十分に育て、水星の年齢域で水星を十分に育てるためなのです。

金星の発達年齢域=思春期〜青年期

金星の発達年齢域:16歳~25歳
発達テーマ:感受性

金星は、物ごとを理性ではなく、感情で捉える感受性をつかさどります。

趣味に打ち込んだり、アーティストにはまったり、恋愛に熱中するなど、「自分の感性の幅を広げる」時期です。

また、世界に対する真実を知りたいと思うのもこの時期。「知りたい」という欲求、心動かされる体験を通して、世界に対して、感覚、感性を開いていきます。

この年齢域での体験を通して、あなたの人生の楽しみ方のスタイルができあがります。

どんなことをしているとき、どんな状態にいるときに、あなたがワクワク楽しい気持ちになるのかが、金星からわかります。

太陽の発達年齢=26歳からの大人のあなた

太陽の発達年齢域:26歳~35歳
発達テーマ:人生の目的

太陽は、「何のためにこの人生を生きるのか」といった人生の目的を担当しています。

そのため太陽の年齢域では、「自分が何者なのか」、「生きる目的は何か」がハッキリとしてきます。この時期には「自分はどう生きるべきか」自分で自分の道を選択します。

ポイントは「親や世間体ではなく、自分の意思で能動的に、意志決定する」ことができるかどうか?です。

太陽の年齢域で、人生の意思決定を自分でできるようになると、次の火星期で「社会を正そう」と批判を恐れず自己主張できるようになります。

太陽期の29歳には、サターンリターンという人生を調整するための土星の試練が訪れることもあり、振り返ってみると、太陽期が一番忙しい、大変だったという人は多いです。

太陽期は、さきほどのU字チャートのとおり人生を底支えする大切な時期。この時期に、人生の基盤ができるといっても過言ではありません。

つまり、太陽にあらわれるのは、あなたの「生き方」「姿勢」「意識」です。

太陽はあなたがあなたらしい人生を生きるための「軸」なのです。

火星の発達年齢域=社会活動期

火星の発達年齢域:36歳~45歳
発達テーマ:社会における自己実現

 火星は、社会で自分能力をアピールすることを担当しています。

太陽の年齢域までに見つけた人生の目的を社会で実現していくことがテーマとなります。

 この時期には「チャレンジ精神を発揮して、自分の生き方を社会に主張する」必要があり、ときに世の中や他者を否定して、自分を強く押し出すこともあるでしょう。

 火星期では、自分の能力のアピールだけではなく、自分の信念を社会に押し付けようとします。「押し付ける」というと、あまりいい印象がありませんが、火星期は、そのくらい主張が強くていいのです。

火星には、あなたが闘うべきスタンスが描かれています。

火星期で十分に世の中に主張できると、次の木星期で他者や社会に受容的な人になります。

また、火星期では、押しの強さを発揮するので、社会の側から、当然のように反発や反対意見がでてきます。たとえ誰かを傷つけたり、自分が叩かれようとも、それでも主張したいことが、その人の「信念」なのです。

「信念」を太陽期を通して見つけた人は、今度はその信念に従って、社会を変えていこうと、強く歩めるのです。

 

木星の発達年齢域=悟り、許すとき

木星の発達年齢域:46歳~55歳
発達テーマ:精神性、受容性

木星の発達年齢域は、社会の中でありのままの自分を受容する時期。

個の発展、主張期であった火星の年齢域で十分に闘った人は、木星の年齢域になると、受容することを学びます。また、火星的な信念の押し付けを受け入れる人になるのが、木星期です。

木星には、受け入れる力、他者に対する寛大で寛容な精神のあり方が表れています。

自分を受容することで、周りの人々も受容できるようになるため、自分と他人の境目が良い意味であいまいになり、集団のなかで他者とのバランスが取れるようになっていきます。

十分に発達した木星は、あなたに「幸運」をもたらしてくれるラッキーポイントになります。

木星期は精神性を高めていく時期でもあります。
精神世界のことを、より深くまで学ぼうとする人が多い年齢です。この年齢域は、社会的な価値基準に縛られない寛容さがあるので、「社会のなかで馴染めない自分」「居場所が無いように感じてた自分」をようやく受け入れることができ、そのスピリチュアル的な意味がわかった、と感じる人が多い年齢域でもあります。

 

土星の発達年齢域=人生の終着点

土星の発達年齢域:56歳~70歳
発達テーマ:克服し、人生で到達すること

土星の発達年齢域は、人生の振り返りを行う時期。

自分が世界から何を受け取ったかを知り、今度は「次の世代に伝えていこう」、「世界に恩を返していこう」とします。

土星は、月~木星までのあなたの人生の総まとめです。

太陽期、火星期、木星期としっかり発達することで、世界に善きものを返していくという意識をもつようになります。

また土星期は、若いころに苦手意識やコンプレックスとして感じていたことや短所を克服し、土星のサインのもつ良い面を獲得していく時期でもあります。

いろんなことを頑張ってみて、最終的に落ち着く、あなたの人生観を形成するものが土星には表れています。

天王星の発達年齢域のテーマ

天王星の発達年齢域:71歳~84歳
発達テーマ:土星を超えた先の新たな自分

天王星以降の天体はトランスサタニアンといって、土星の軌道の外側にある天体です。土星までが、通常の時間軸を適用できるため、天王星については、実は、年齢域と厳密にイコールで考える必要はありません。

天王星の年齢域も適用されますが、年齢域に達する前に亡くなったとしても、わたしたちは天王星を使って生きています

天王星は、現実社会では、ときに破壊的だったり、革新的だったりしますが、それによって「新しい自分の可能性」を開いていく天体です。

発達年齢域まで生きることができると、土星までの人生で得てきたこと以上の、驚き、喜び、気づきなど、天王星を通して「新しい価値観」がもたらされます。

海王星の発達年齢域のテーマ

海王星の発達年齢域:85歳~死に至るとき
発達テーマ:スピリチュアル的な自己

海王星もトランスサタニアンのため、年齢域と厳密にイコールで考える必要はありません。

海王星の年齢域も適用されますが、記憶力も衰え、意識の明晰さも少なくなり、それによって宇宙的な感覚とだんだん近くなっていきます。

そして年齢域に達する前に亡くなったとしても、わたしたちは海王星の力を受け取って生きています。

天王星、海王星、冥王星は意識的に育てるというよりは、宇宙から受け取るものです。受け取った力をいかに活かせるかは、月~土星までの器によって異なります。

冥王星の発達年齢域

冥王星の発達年齢域:死の瞬間
発達テーマ:宇宙との接点

冥王星も天王星、海王星と同様にトランスサタニアンであるため、年齢域と厳密にイコールで考える必要はありません。

冥王星は、宇宙と自分の接点のような場所です。

宇宙の力を、個人が受け取って、意識的・無意識的に使うからこそ地球と宇宙、人間と天は、つながりを保てます。

発達年齢域の天体のアスペクトに注目してみよう

自分の年齢域の天体を見るときに、アスペクトを全て書き出してみましょう。

ソフトアスペクトはあまり意識しなくてもできることなので、逆に努力を惜しまないように意識するといいです。

ハードアスペクトから、大変さの原因がわかることがありますが、乗り越えることに意味がある(使命につながる)ことを読み解けると、捉え方が変わるでしょう。

ただ大変なのではなく、意味があって試練や葛藤があると受け取れることで、人生を切り開けることがあります。

年齢域とハウスの関係

U字チャートと照らし合わせながら、自分の天体を年齢域ごとにみてみましょう。

自分が人生において、世界のどんな真善美を見出そうとしているのかが、見えてきます。

まとめ

星々は、あなたの人生の設計図を示します。

ですが、それはあなたの人生が全て星によって決められている、という意味ではありません。

より抽象度の高いレベルにおける方向性や、その力を発揮するエリアというのは、あらかじめ示されていたとしても、そこから具体的に何を学び、どう歩み、何を得て、何を成すのか。

わたしたちは「こう生きたい」という自分の意思と星の力を、すり合わせ、一致させて生きていくことができるのです。

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