北極星

恒星占星術

恒星占星術

恒星占星術と太陽系

現代の占星術で扱う天体は、太陽系中の惑星です。しかしながら、元来の占星術は、太陽系に閉じてはいませんでした。

なぜなら、私達の魂の故郷が、太陽系の外のどこかにあるからです。

魂の起源を知るときに、恒星の影響は無視できるものではありません。ですが、時代の流れのなかで、占星術は太陽系の中に閉じたものへと変化していきました。

時代を遡ると、古代エジプト時代に太陽系外の恒星信仰と、太陽信仰との対立がありました。

エジプトでミイラが作られたのは、肉体への執着が生まれたからです。これは太陽信仰的な思想です。

そして、太陽信仰は、次のギリシャ時代には、より一層強まりました。

現代は、ギリシャ時代そして次につづくローマ時代の物質主義的な流れを汲んでいます。

こうして太陽信仰が強まるなかで、占星術も、太陽系の中の惑星のみを扱うように変化していったのです。

ホロスコープの現状

約80年の肉体の寿命、ひとつの人生を扱うのに、今のホロスコープは向いています。

ですが、魂の寿命は80年よりもずっと長く、その長大な時間を扱うには、今のホロスコープは十分ではないのです。

占星術が太陽系に閉じてしまったことと、私たちが肉体の寿命を超えた経験を認識できなくなってしまったことには、関連があるのです。

現在の占星術は、「占星術のカケラ」とも呼べるものです。それでも、私たちが学ぶことができる象徴体系のなかでは、ホロスコープが最も広い領域を扱えるものなのです。

恒星パラン

恒星パラン

現在、占星術で恒星の影響を見る方法としては、恒星パランを用いる方法があります。

恒星パランの読み方

パランというのは「共にある」「共に上昇する」という意味です。

生まれた日のなかで、惑星や恒星がそれぞれ4つのポイント(東の地平線、西の地平線、カルミネート、アンチカルミネート)のいずれかに入った時に、パランの関係にあるとみなします。

この4つのポイントは、地球的なガードが薄れる場所であり、そこから恒星の影響が侵入すると考えられます。

また、パランに関しては、1日の範囲のなかでの分布を考えます。通常、出生図を見るときには原則出生時刻までの情報が必要ですが、パランの場合は、出生時刻が不明な人でも、影響を確認できます。

生まれた瞬間の出生図をつくり、そこから全てが始まると考えるのは、時間の始まりと終わりがある思想、直線時間の反映とも考えられます。だから、もう少し大きな範囲である恒星の影響をみる場合、時間の概念を少し緩めて、もう少し範囲の大きな1日の単位で考えてみるといいのです。

結果的に、生年月日の同じ人は、集合魂であるのでしょう。星の影響としても、共有されている面がたくさんあります。

また、惑星が恒星とパランの場合、恒星の力を地上化するのに、惑星が通路として選ばれることがあります。

恒星パランの出し方

astro.comで、「方法」を「特殊チャート」にして「ご希望のチャートを選択してください」で「Parans according to Bernadette Brady,PDF」を選択すると、パランを見ることができます。

恒星パランのオーブ

オーブは基本的には、0.5度まで取ります。

ちなみに、1度が外に立って空を見上げて指を前に出したときの指一本分の厚さであるといわれますから、0.5度というのはその半分ということになります。非常にタイトなことがわかると思います。そのため、実際はそれ以上(オーブ4度以内)で見ても良いのかもしれません。

恒星パランの4つのポイント

次の4つのpivot pointと呼ばれるポイントに天体があるときの、その関係性を示すのがパランです。

ライジング Rising(上昇)

天体が地平線から昇ってきたとき。たとえば、太陽であれば日の出。=若いときの影響

カルミネ―ティング Culminating/Upper(天頂)

天体が天頂にあるとき。天の最も高いところ。=主要な時期の影響

セッティング Setting(沈む)

天体が地平線に沈むとき。太陽であれば日没。=晩年の影響

ローワー Lower Culminating / Anti Culminating(天底)

天体が天底にあるとき。=亡くなった後の影響

※北半球の場合

このポイント同士の関係がパランですので、パランの種類はつぎの4つに大別されます。

  • ある天体が上昇あるいは沈むときに、ほかの天体が天頂に位置する。(スクエアに近い関係)
  • ある天体が上昇あるいは沈むときに、ほかの天体が天底に位置する。(スクエアに近い関係)
  • 2つの天体がともに上昇あるいは沈む、あるいは天頂か天底に位置する。(コンジャンクションに近い関係)
  • ある天体が上昇したときある天体が沈む、あるいはある天体が天頂に位置するとき、ある天体が天底に位置する。(オポジションに近い関係)

恒星一覧

恒星一覧

恒星一覧はこちらの記事をご覧ください。

現代のホロスコープと恒星

恒星は数が多い上に、現在の占星術では、恒星の解釈は部分的です。否定的で破壊的なものとして、歪んだ形で表現されている場合も多いです。

それは、私達の次元と、恒星の次元があまりにも大きく異なることから生じます。

宇宙の次元を整理すると、次のようになります。

  • 物質界
  • 分割前の月
  • 惑星
  • 分割前の惑星
  • 太陽
  • 分割前の太陽
  • セントラル・サン

ひとつのものは7つに分岐するという法則があるため、「分割前」と「分割後」の天体が生じます。

私たちは基本的に物質界で実際的な生活をしています。

そして、月の意識があります。これは無意識下の状態です。そして惑星意識があります。

現在のホロスコープは主に、惑星意識と太陽を扱うものです。

その次の分割前の太陽は恒星意識のレベルであり、セントラル・サンが宇宙意識だと考えることができます。

恒星占星術に興味を持ったスターピープル達へ

もともとの魂の起源が、宇宙にあることを思い出すために、占星術そして恒星意識を探索することは、とても有意義なプログラムです。

人によっては、地球での転生歴が長い人もいれば、地球に来たばかりの人もいます。

このように、地球にきたばかりの人のことをスターピープルと呼びます。

古い時代のスターピープルは、宇宙のはぐれ者のような存在が多かったようですが、1940年代以降にやってきたスターピープルは、様々な目的を持って地球にきています。

スターピープルの場合、地球に馴染めない人も多く、過去生の記憶もアカシックレコードから適当に引き出したものを埋め込んでいる場合があるようです。

それゆえスターピープルたちは、地球で生きていくにあたって辛さや、戸惑いを感じます。

自分の魂の故郷である星を探す道中で、生き辛さを少しでも、解放していきましょう。

もっと魂のことを知りたいと願う方は、メルマガもご覧くださいね。魂の秘密について、こっそりお伝えしています。

↓ ↓ ↓

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

恒星占星術に関する本

参考文献

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

歳差運動と北極星の代替わり【西洋占星術・ホロスコープ】

歳差運動とは

歳差運動とは、地球の自転軸が一周する動作のことです。

地球の自転軸は傾いていて、倒れかけのコマのよう、自転と逆方向に円を描くように一周しています。

歳差運動の周期

この地球の歳差運動(首振り運動とも言います)は、一周が 2万5920年周期です。

約26,000年かけて、自転軸の指す方角がぐるりと円を描き、一周します。

この動きを、歳差運動といいます。

そして、この歳差による1周期のことをプラトン年といいます。

北極星は永久に同じ星ではない。北極星は代替わりする!

地球の時点軸の北の方角には、北極星があります。

北極星は一般的に、不変で、永久にそこにある星であるとイメージされています。

 

でも実は、歳差運動の過程で、北極星は別の星に変わります。

現在の北極星は、こぐま座のポラリス。紀元前2800年頃には、りゅう座のトゥバンが北極星でした。

7600年頃には、今度はアルデラミンという星が北極星になります。

春分点の移動とホロスコープ

この歳差運動にともない、自転軸の方角だけではなく、春分点も移動します。

つまり、春分の日や秋分の日に太陽の背後に見える星も、北極星と同じように変わっていくのです。

とはいえ、非常にゆっくりとした動きであるため、人間の一生の間に移動する幅はほんの1度程度です。個人の出生図を読むときには、ほとんど影響しません。

また現在は、春分の日に魚座の方角から太陽が昇ります。

そのため、占星術やスピリチュアルの世界では、魚座の時代と言われています。魚座時代は、キリスト教の時代を指すとも、言われます。そして次の時代は、水瓶座の時代となります。

水瓶座の時代と歳差運動【アセンションとは?】

魚座の時代の次に、地球は水瓶座の時代を迎えます。

歳差運動により、春分点は2160年かけて、ひとつの星座を移動します。

星座をまたぐときは、地球のパラダイムシフトが起きるタイミングであると考えられています。

私たちは、魚座という水の星座の時代から、水瓶座という風の時代へのシフトへと向かう、ちょうど狭間の世代を生きています。

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】