小惑星

出生図のキロンのアスペクト|10天体別の意味

ホロスコープを読むとき、基本は太陽系の10天体を使用しますが、そのほかに小惑星を使うと、より深くホロスコープを読むことができます。

基本の10天体すべての意味が理解できた上で、「でも、何かが足りない」と感じるときに、キロンがヒントになることがあります。

この記事では、ネイタルチャートにおけるキロンと他天体とのアスペクトの意味についてお伝えします。

なお、キロンのアスペクトは、ソフトアスペクトの場合は意識されにくいため、まずはハードアスペクト(コンジャンクション、オポジション、スクエア)を読むといいでしょう。

そのためこの記事では、キロンのアスペクトの中でも、ハードアスペクトに焦点をあてて、その意味を解説します。

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 キロンのアスペクトから何がわかるの?

ネイタルチャート(出生図)におけるキロンは、あなたの深い傷と結びついています。キロンのアスペクトを理解することで、キロンの影響や、キロンがどの天体に対して傷を与えているかを知ることができます。

また、傷を癒す方法について、より深く理解することができます。

一方で、キロンのサインからは世代的な傷を、そしてハウスを重ねることで個人的な傷を知ることができます。

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キロンと月のアスペクト

月は母親、初期の潜在的な記憶、あなたが安全で育まれたと感じるものを表しています。

キロンと月のアスペクトを持つ人は、子どもの頃に母親に見捨てられたと感じる体験が、なんらかの傷となっているかもしれません。

成長してからも、女性との関係に特に苦痛を感じ、自分を大切にしてくれない恋愛相手に惹かれることが多く、また見捨てられたと感じる傾向にあるかもしれません。

この傷を癒す方法は、その体験を受け入れ、手放すことです。

母親の行動の理由を理解すると、癒しのプロセスを容易にすることができます。

キロンと月の合(コンジャンクション)

キロンと月がコンジャンクションしている人は、幼少期の母親との関係から、「自分は見捨てられた」と感じていて、人生に安心感を持てないことがあります。

子どもの頃に必要な心の支えを得られなかったことから、「世界が安全な場所ではない」と感じてしまい、大人になった今でも、自分の感情を瓶に閉じ込める傾向があります。自分には意見を聞いてもらう資格がないと思っているでしょう。

この傷が癒されるには、多くの時間が必要でしょう。

キロンと月のオポジション

月とキロンのオポジションでは、月とキロンのどちらかを選ばなければならないように感じています。

ある時は、月に焦点をあて、保護的で他人を育てたいと思い、あるときはキロンの表す母親との辛い体験を思い出すなど、過去を振り返ることもあります。

キロンと月のオポジションは、カウンセリング等を行う際に良い働きをします。過去のつらい体験があるからこそ、同じような体験をした人たちを理解することができるからです。

キロンと月のスクエア

キロンと月のスクエアは、キロンと月の間で激しいエネルギーの衝突が起きます。

このアスペクトがある人は、子どもの頃に母親と関係で多くの葛藤があったかもしれません。その体験により、「自分の感情を表に出しても、無駄なんだ」と学んでしまいました。

その緊張を克服したいという隠れた欲求があります。この欲求をうまく利用できれば、インナーチャイルドにとっても、自分の子供にとっても、良い親になる方法を学べるでしょう。

キロンと水星のアスペクト

キロンが、コミュニケーションを表す水星とアスペクトを持つ人は、コミュニケーションにおいて不安を感じやすい傾向があります。

なぜなら、このアスペクトは、他者とのつながりに関係する傷を表しているからです。

もしかしたら子どもの頃に、自分の考えを誰かに拒絶された経験があったり、成長の過程で自分の想いや考えを言えない状況を強いられたのかもしれません。そうした体験で感じた苦痛は、長い間、心の中に残り続けます。

同時に、水星は思考もつかさどります。そのため、言葉で傷を癒すこともできます。自分の傷を理解し、言葉で伝えることができれば、周りの人が傷を癒すのを助けてくれるでしょう。

キロンと水星の合(コンジャンクション)

キロンと水星がコンジャンクションしている人は、痛み言葉で表現することができます。痛みを克服できれば、大きな財産となるでしょう。

また、情報収集や学習によって、トラウマを知恵に変える方法を学ぶ人も多いです。このアスペクトを持つ人は、健康や心理学に関する本を熱心に読む傾向があります。

キロンと水星のオポジション

キロンと水星のオポジションを持つ人は、水星を優先し、キロンの傷を軽視する傾向があります。

キロンの傷を他の人に投影し、他の人が自分の痛みを思い出させることに気づくでしょう。

キロンと水星のスクエア

キロンと水星のスクエアは、キロンの傷を癒すために努力を強いられるアスペクトであると言えます。

このアスペクトを持つ人は、過去のコミュニケーションにおける傷が影響して、自分の言葉で誰かが傷つくことを恐れています。

そのため、発言する際に気をつかいすぎたり、自分の発言に対する他人の評価が気になってしまい、自由に自分を表現することに難しさを感じるかもしれません。

そして、その傷を癒すようなシチュエーションに出くわすことも多いでしょう。

キロンと金星のアスペクト

キロンと金星のアスペクトは、愛を与え受け取る能力や、自己肯定感に関連する深い傷を示しています。

このアスペクトは、ほとんどの場合、他人との関係よりも、自己と向き合うことが大切です。人の愛し方にキロンの傷が影響を与えるなど、金星が、キロンの傷によって変化するようになります。

健全な自己価値や自尊心を持てるようになるまでは、パートナーからキロンの傷を刺激されて終わるような関係を繰り返すでしょう。

まずは、自分自身を愛することを学び、「自分は愛される価値のないダメな人間だ」という、ぬぐえない思いを癒す必要があります。

キロンと金星の合(コンジャンクション)

キロンと金星のコンジャンクションを持つ人は、自己肯定感が低く、「自分は誰かに愛されるような存在ではない」と思う傾向にあります。

性別に関係なく、女性的な側面(受容性など)が傷ついています。

キロンと金星がコンジャンクションしている人は、愛だけでなくお金も受け取れないことも多いようです。

過去に愛により深い傷を負ったかもしれませんが、のちに愛により癒される経験もするでしょう。

また、キロンがそのほかの天体とアスペクトを形成している場合は、どんなアスペクトだったとしても、金星以外の天体からの影響で、何か良いものを生み出す可能性があります。

キロンと金星のオポジション

キロンと金星のオポジションは、キロンの傷を金星に投影します。金星は、パートナーを示しているため、キロンの傷を愛する人に関しての傷と感じやすいです。

パートナーから拒絶される恐怖を抱えているため、どんなに相手に尽くしても十分だと感じることができません。

愛する人に拒絶された経験は、辛く苦しいものかもしれませんが、実は愛や人間関係についてとてもたくさんの学びを与えてくれています。

恋愛において、キロンの傷の影響があるかもしれません。その結果、過剰に相手に尽くしたり、相手に癒してもらおうとすることもあるでしょう。ですが、キロンの傷は、いつかは自分自身と向き合うことで癒す必要があります。

愛や人間関係において辛い体験をしたら、自分の痛みと向き合ってみてください。

キロンと金星のスクエア

キロンと金星のスクエアを持つ人は、感受性が過敏で、人間関係において、愛と親密さをスムーズに築くことを妨げるかもしれません。

「自分の弱い部分をさらけ出したくない」思いが強く、親密さを避ける傾向もあります。そのため、冷たく、よそよそしい人と思われてしまいがちです。

親密さを避けることは、良好な人間関係を築ける可能性にブレーキをかけることになります。

このアスペクトは、特にパートナーからケアされることを求めがち。それは、傷ついた愛情の感覚を満たしてくれるパートナーを求める一方で、パートナーに見返りをあまり与えたがらないからです。

キロンと太陽のアスペクト

キロンと太陽のアスペクトは、大きな成長の機会があることを示しています。しかし、成長には大きな痛みを伴います。

このアスペクトを持つ人は、子どもの頃に父親や権威のある人物との関係において、深い傷を負った可能性があります。その傷により、自信を持てずに苦しんでいることをアスペクトが示しています。

大人になってから、父親を理解し許すことで、傷が癒されていくでしょう。

キロンと太陽の合(コンジャンクション)

キロンと太陽のコンジャンクションは、太陽の示す内なる人格やエゴに関連する深い傷があります。それは、しばしば、父親との関係性においてできた傷であることが多いです。

子どもの頃に本当の自分である権利を否定されたり、存在する権利を持つという感覚をを揺るがすような出来事があったかもしれません。

キロンと太陽のオポジション

キロンと太陽のオポジションは、キロンの傷をほかの人に投影することを示しています。

オポジションでは、アスペクトを形成する2つの天体のどちらかを選びながら、もう一方の天体をおろそかにする場合があります。

そのため、キロンと太陽のオポジションを持つ人は、自分の本質である太陽により共感し、自分の人生を生きようとしますが、そのときに、キロンの傷から目を背けてしまう傾向があります。

キロンと太陽のスクエア

キロンと太陽のスクエアは、キロンの傷に関することで、悩んだり葛藤することがあるかもしれません。キロンの傷に関連する問題に直面することを余儀なくされるでしょう。

このアスペクトを持つ人は、「自分は無価値である」と感じていたり、自己肯定感が極端に低い人が多いです。

キロンと火星のアスペクト

キロンと火星のアスペクトは、火星の性質である対外的に自分を主張することや、男性的なエネルギーに関連した傷を示しています。

たとえば、男性であることや、男性に関連した辛い経験をしている可能性があります。

男性エネルギーと女性エネルギーは、性別に関係なく、どちらも人生において必要なもの。キロンと火星のアスペクトを持つ人は、男性エネルギーと女性エネルギーの間にアンバランスがあることで、ダメージを受けています。

セクシュアリティに関連する何らかの痛みや傷があるかもしれません。

火星の痛みは、運動を始めて、自分が強く有能であることを学べば、癒される可能性があります。

キロンと火星の合(コンジャンクション)

火星は自己主張に関係する天体です。キロンが火星とコンジャンクションしていると、NOを言うことや、自分を守ために行動することなど、自分を主張することに傷があることを示しています。

このアスペクトを持つ人は、自己肯定感の低さに悩まされたり、「わたしは、こうしたい」という意志に欠けていることがあります。なぜなら、自分自身や自分の能力を信じていないからです。

キロンと火星のオポジション

キロンと火星のオポジションを持つ人は、怒りを正しい方法で表現することに苦労します。

なぜなら、自分の苦痛を抑圧する傾向にありますが、時に抑圧した苦痛が、暴力的な形で表現されてしまうからです。

このアスペクトを持つ人は、バランスを取りながら自己主張をすることを学ぶことが肝心です。

キロンと火星のスクエア

キロンと火星のスクエアは、内面的な葛藤を示しています。その葛藤は、しばしば自信損失や弱気な気持ちをもたらします。

このアスペクトを持つ人は、物事がうまくいかないことを、他人の責任にすることがあります。

なお、アセンダント第1ハウスが関係している場合、肉体的な傷を示すこともあります。

キロンと木星のアスペクト

木星は、アスペクトを形成する天体の性質を拡大させる天体です。キロンと木星のアスペクトは、キロンの傷を悪化させる可能性があります。

また、このアスペクトは、人生における信念に関係する傷を示すことがあります。

木星は、豊かさ、富、精神性や教育など、人生をより簡単に、より有意義にするものを表しているため、これらに関連した傷がある場合は、人生において辛く苦しいアスペクトとなるかもしれません。

一方で、このアスペクトのポジティブな面は、知恵と哲学によって痛みを癒し、克服する能力です。苦痛を最大のモチベーションに変える能力を持っています。

キロンと木星の合(コンジャンクション)

豊かさや富を表す木星とキロンがコンジャンクションしている人は、「お金は悪いものだ」という無意識レベルでの信念や、「耐え難い苦痛を得なければ豊かに生きられない」という観念を持つ傾向にあります。

また、信仰心や楽観主義など、人生哲学に傷がつく可能性があります。

一方で、キロンの傷が癒されると、同じ苦難を経験する人を助ける力と知恵をもたらします。

また、人生の大きな疑問に対する答えを探し、後年、非常に賢明になることができます。

キロンと木星のオポジション

キロンと木星のオポジションでは、二つの天体のバランスがうまくとれていません。そのため、ある時は木星の楽観主義に偏り、ある時はキロンの傷に意識が向きナイーブになります。

自分の心の声を聴くより前に、あれもこれも、思うままにやってみようとするでしょう。結果的に、キロンの傷の癒しを遠ざける場合があります。

このアスペクトを持つ人は、キロンの傷が成長と拡大を阻んでいる可能性があります。

キロンと木星のスクエア

キロンと木星とスクエアは、緊張とフラストレーションを暗示しています

このアスペクトを持つ人は、キロンの傷の癒しをサポートする個人的な哲学を考え出す必要があります。

キロンとの土星のアスペクト

キロンと土星のアスペクトは、時間が経過し、癒されぬままに固まってしまった傷のようなものです。キロン、土星ともに、アスペクトしていなくても、対処が簡単ではない天体だからです。

土星とアスペクトしているキロンは、しばしば責任や権威のある人物との問題を示しています。

このアスペクトを持つ人は、ルールに従うことに夢中になり、本来の目的や本質よりも、ルールや規律を守ることを優先してしまうことがあります。

個人差はあるものの、土星は人生をかけて克服していく天体であり、キロンの癒しにもおよそ50年必要です。傷と共存し、ゆっくり焦らずに、自分自身に向き合っていきましょう。

キロンと土星の合(コンジャンクション)

キロンと土星のコンジャンクションは、人生において権威ある人物によって引き起こされた傷を示しています。また、このアスペクトは、権力者に対する恐怖として現れることがあります。

キロンと土星のコンジャンクションを持つ人は、子供の頃、両親のどちらか、特に父親から拒絶された経験があるかもしれません。

キロンの傷により、自分自身を尊重することができない可能性があります。

このアスペクトのポジティブな面は、よほどのことがない限り、自分の失敗から簡単に学べることです。非常に賢い人であり、少なくとも、大きな知恵を得る可能性を持っています。

キロンと土星のオポジション

キロンと土星のオポジションは、規律と癒しのプロセスの間にアンバランスがあることを示しています。

このアスペクトを持つ人は、しばしば堅すぎることがあり、ルールや責任を重視しすぎて心身ともに、健康を害する可能性があります。

キロンと土星のスクエア

キロンと土星のスクエアは、父親との困難な関係を示すことがあります。また、権威ある人物と、同じような困難な経験が起こる可能性があります。

このアスペクトを持つ人は、ルールや責任にとても厳格で、他人を助けるよりもルールを優先してしまいます。

キロンとの天王星のアスペクト

キロンと天王星のアスペクトは、世代的なものです。また、オーブがタイトでなければ、あまり影響は大きくありません。

このアスペクトは、人生の現実的なビジョンと学ぶべきレッスンとのつながりを示唆しています。

キロンは、深い傷と、魂が完全なものになり自己を癒す衝動を表しています。一方で天王星は、天王星は、革新と自由を求め、変化を求めます。

そのため、このアスペクトを持つ人は、変化による影響に敏感であらざるを得ない何かに直面するでしょう。そして、「その変化は、必要なものだ」と、変化を受け入れていくことを学ぶでしょう。

キロンと天王星の合(コンジャンクション)

キロンと天王星のコンジャンクションは、自由、変化、反抗、創造性が、痛みを伴う状況で起こることを示しています。つまり、解決すべき問題や癒すべき深い傷がある一方で、その先に得るべき知恵や知識もあるということです。

このアスペクトを持つ人は、標準的な答えに満足せず、人生において自分だけの道を見つけたいという強い願望があるようです。ユニークで頭がいい人が多いですが、一方で型破りで社会になじみにくい人でもあるかもしれません。

過去に人と違うことで、辛い体験をした場合、社会の反応を恐れるようになり、標準的な枠におさまろうとします。この本来の自分と、自分で選んだ枠との間に起きる葛藤は、時として大きな痛みとなるでしょう。

なお、このコンジャンクションをうまく利用すれば、ヒーリングの非凡な才能が花開くかもしれません。

キロンと天王星のオポジション

1950年~1989年生まれの人が持つ、世代的なアスペクトです。ただし、1950年以前や1989年以降に生まれた人にとっては、関わるほとんどの人が「キロンと天王星のオポジション」を持っているということ。つまり、間接的にこのアスペクトを持っていない人にも影響を及ぼしていると言えます。

このアスペクトを持つ人は、痛みや苦しみ、社会の分裂、不平等からの解放を求める意志的な願望があります。

課題は、社会情勢や時代の流れによって受けた、世代的な傷に正面から向き合い、個人の苦しみを癒す通路を見つけることです。自分を癒すために有用であった方法は、他者の癒しの助けにもなるでしょう。

キロンと天王星のオポジションを癒すには、この現実を直視し教訓を学び、決して繰り返さないようにすることです。

キロンと天王星のスクエア

キロンと天王星のスクエアは、社会の一般常識の枠から飛び出して生きることによる痛みを示しています。また、「あなたがする必要がある、何か他のものがある」ということを伝えています。

このアスペクトを持つ人は、社会の一員であることと、個人であることの間で葛藤しています。

そのため、自分の感情を無視することを繰り返しがちです。その結果、自己破壊的な形で表れる傾向にあります。この苦しみのパターンから抜け出すには、自分の個人的な苦しみや痛みを認め、その痛みと向き合う時間をしっかりと取る事が必要です。

怒りは、悲しみや拒絶等の感情を避けるために起きていることを自覚してください。本当に大事なことは、責任から逃れることではなく、傷を癒す覚悟を持つことです。

キロンとの海王星のアスペクト

キロンと海王星のアスペクトでは、自分の気持ちと、精神的な直観が、食い違う場合があり、どちらに従うべきか、混乱する場合があります。

しかし、このアスペクトを適切に使っていくことができれば、芸術やスピリチュアルを通した、自己の癒しへと繋がるでしょう。

キロンと海王星の合(コンジャンクション)

キロンと海王星のコンジャンクションは、世代的なアスペクトです。ネイタルチャートにおいて、重要な特徴はありませんが、オーブがほぼ正確な場合は意識をした方がよいアスペクトです。

このアスペクトが示す傷は、偽りの希望や約束、信頼していた人からの裏切りなどにより、現実に対処できなくなり逃避することを示しています。信頼する相手には気をつけましょう。

キロンと海王星のアスペクトを持つ人は、自分自身の痛みを克服することで、同じ苦難を経験している人たちの助けになる方法を発見することができます。

また、強力なスピリチュアルな能力とつながっていて、芸術、霊性、癒しの才能がある可能性があります。それらの能力は、現世に創造的に現われたがっているようです。

キロンと海王星のオポジション

キロンと海王星のオポジションの代表的な特徴は、夢想家です。キロンは「傷の癒し手」ですが、メンターや偉大な知恵をもたらす役割も果たしています。

このアスペクトは、自分の中にある傷ついた場所を癒すよう呼びかけています。癒しと学びの道を積極的に歩んでいる人にとっては、このアスペクトは素晴らしい贈り物になるかもしれません。

ですが、その贈り物は簡単には手に入らないかもしれません。勤勉で責任感が強く、非常に型にはまったやり方をするため、想像力や創造力が、抑制されがちで、突然、気分が落ち込んだり、精神的に参ってしまったりします。

そんなときは、自分の創造的な部分と向き合い、目を覚ます必要があります。自分の感情を開放し、共有するようにしてください。創造性を開く鍵は、これまで以上に高いレベルの思いやりと、これまでに吸収してきたであろうすべてのエネルギーや感情をクリアにすることです。

キロンと海王星のスクエア

キロンと海王星のスクエアは、自分自身を手放すことに伴う苦痛を示しています。海王星が、自分自身に境界のない世界を探検させることを要求しているからです。

キロンと海王星のスクエアを持つ人は、 何にも縛られることなく創造性を発揮し、輝かせることが難しいと感じる傾向にあります。ですが、人生は常に非常に神秘的で、あなたが何をしても決して平凡になれないことを意味しています。

芸術分野において、才能を発揮するかもしれません。自分の感情を開放し、共有するために、自分の中の防御を和らげるよう心がけてください。

キロンとの冥王星のアスペクト

キロンと冥王星のアスペクトは、権力の乱用、セクシュアリティ、裏切り、損失、悲しみ、自律性を否定されることに関連する傷があることを示しています。

キロンと冥王星のアスペクト他者をは、他者を含む、自分の周りの世界からのエネルギーや感情に敏感な人が多いでしょう。

キロンと冥王星の合(コンジャンクション)

キロンと冥王星のコンジャンクションは世代的なアスペクトです。ネイタルチャートでは、それほど重要な特徴として表れないでしょう。

キロンと冥王星のコンジャンクションは、あなたが世界とどう関わるか、世界を信頼できるかどうかの問題にぶつかることを示しています。

自分を表現することを制限され、苦痛の牢獄に閉じ込められているように感じることがあります。

キロンと冥王星のオポジション

キロンと冥王星のオポジションは、権力闘争、コントロールの欠如や執着、セクシュアリティ、損失などに関連する傷がある可能性があります。

このアスペクトを持つ人は、力を得ようとする強い衝動に駆られるかもしれません。また、自分の潜在的な破壊的側面を認めることが要求されます。それにより、不安に駆られ、自分には力がないと感じることがあるかもしれません。

このアスペクトは、深い内省を通した、根本的な癒しに繋がる可能性を秘めたアスペクトです。

キロンと冥王星のスクエア

キロンと冥王星のスクエアは、ネイタルチャートにおいて強烈なアスペクトで、ときにあなたに苦悩をもたらすかもしれません。一方で抜群の治癒能力の可能性も示しています。

このアスペクトを持つ人は、権力に関する問題とぶつかるかもしれません。あなたは自分の力をどう扱っていいかわからず、また他人は、あなたが力を得ようとすることを拒否することも。

そうした痛みを避けるために、相手をコントロールすることに執着する場合もあります。ただし、この欲求が暴走すると、自分自身や周囲の人を傷つけるような行動をとってしまうおそれがあります。

このアスペクトをポジティブに使えると、ヒーラーの適性にもなります。

キロンとアセンダント(ASC)のコンジャンクション(合)

キロンとアセンダントのコンジャンクションは、人生の初期に何らかの傷を負ったことを示唆しています。

また、このキロンは、あなたが確固たるアイデンティティを作ることを難しくしています。

見知らぬ人と接するとき、どのような役割を果たせばいいのか、不安を感じることがあるかもしれません。このアスペクトを持つ人は、自信をつけることがとても大切です。

一方で、このアスペクトはあなたが共感力のある、繊細な人間に成長できることを示しています。自分の辛い経験を通して、同じような経験で辛い思いをしている人を助けることができるでしょう。

キロンとMCのコンジャンクション(合)

MCは社会的な看板です。MCとキロンがコンジャンクションの場合、ヒーラーなど誰かの心の傷を癒す仕事に関わることがあります。

キロンの傷の癒しが完了するまでは、社会のなかにおける自己価値を低く見積もってしまう傾向があります。

また、この人が持つ傷は、他者から共感されやすく、社会的意義を持つでしょう。

キロンとディセンダント(DSC)のコンジャンクション(合)

キロンとディセンダントのコンジャンクションは、アイデンティティに関する傷、あるいは子ども時代に関連する深い自分の傷を、周囲の人に投影することがあります。

他者のことを受け入れ難く感じたときには、その人を通して、目を背けたい自分の傷を見ているのかもしれません。

まずは、自己受容をしていくことで、次第に、他者の傷も受け入れることができるようになります。

キロンとICのコンジャンクション(合)

ICとキロンがコンジャンクションしていると、精神的に深い傷を負っていることがあります。幼少期の家庭環境が特殊であったり、親子関係がなんらかの事情で継続ができなかったケースもあるでしょう。

大人になってからも、家族との繋がりを感じられず、「安心できる家庭」を切望していることがあります。

とても深い傷ではありますが、自分と同じように傷ついた人に手を差し伸べて、癒すことができるという側面もあります。

子どもを養子や里子として受け入れる役割を果たしていく場合もあります。

あわせて読みたい
なお、キロンは使命への扉を開く鍵となる場合があります。
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独学でホロスコープを読むための18ステップ|占星術の勉強法

ホロスコープを独学で読むのは難しい?

こんにちは、ホロマムです。

「占星術って難しい」

ホロスコープに興味を持った人誰もが、一度は感じたことがあるでしょう。

私の友人は、ホロスコープのことを「沼」と呼びます(笑)そのくらい奥が深くて難しそう、という意味のようです。

でも実は、ホロスコープを習得することは、あなたが思うほど難しいことではありません。

多くの人が難しいと感じるのは、適切なステップで学んでいないからなのです。

そして適切なステップで学べば、独学でも読めるようになります。

ただ、独学にこだわないのであれば、自分にあった先生から学ぶことは、あなたのホロスコープ習得を、格段に効率化してくれるでしょう。

もし、あなたが、ホロスコープを読めるようになって人生を豊かにして、周りの人にも星のアドバイスを伝えたい、そう思うなら。

一緒に学習計画をみていきましょう。

あなたのステップにあった、もっとも効果的な方法が見つかるはずです。

ホロスコープを学びたい!【占星術を習得するためのステップ一覧】

ホロスコープ・リーディング基礎編

目標:ホロスコープ(出生図)が読めるようになる!

【1】ホロスコープを学びたい!これから学ぶ人は、まず12サインを知ろう。

【2】12サインはイメージできる♬つぎは10の天体を攻略!

【3】いよいよハウスを学ぼう!人生に役立つレベルの占いができる!

【4】アスペクトを学ぶ!アスペクトは星の架け橋。

【5】アングルを腑に落とそう!

まずは、ここまで到達できれば大丈夫♬

自分や家族、友人、お客様のホロスコープ(出生図)が読めます。

次から具体的に解説しますね!

※「ホロスコープを感じるように読む方法」については、メルマガでもさらに踏み込んで紹介してますので、ぜひご登録くださいね↓↓

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【1】ホロスコープを学びたい!これから学ぶ人は、まず12サインを知ろう。

まず最初に、12サインの感覚をとらえましょう。これを12感覚といいます。

12サインはいわゆる12星座占いの星座に相当します。

なぜ12サインが大切か?その理由は、12サインとは人間が持つ12の感覚だからです。

私たち一人一人、得意な感覚は違っています。

ですが、ホロスコープを読むということは自分が苦手な感覚についても、直観的に理解する力が必要になるということ。

「12サインってこういう感覚だよね」

このイメージが掴めることが、ホロスコープ・リーディングの第一歩です!

【2】12サインはイメージできる♬つぎは10天体を攻略!

12サインのイメージが掴めたら、今度は10天体を攻略しましょう。

10天体とは、月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星のことです。

そして、10天体を学ぶということは、10の時間軸を理解すること。

これはどういうことかというと、天体というのは「時間」であり「動的なエネルギー」なのです。

一方で、サインは「静」のエネルギー。

この「静=サイン」と「動=天体」が組み合わさることで、次に説明するハウスというエリアにエネルギーが伝道されます。

天体の「動」の力を捉えるために、10天体を学びます。

【3】いよいよハウスを学ぼう!人生に役立つレベルの占いができる!

ハウスのレベルで、ようやく「あなたの人生」レベルの出来事が読めるようになります。

先に説明したように、サインは「静的な感覚」であり天体は「動的な時間軸」でした。

そこにハウスという「場」があることによって、宇宙的な力が地球上で循環し始めます。だからこそ、ハウスは超重要!

「私にあった働き方は?仕事は?」

「私にとってのパートナーシップは?結婚の意味は?」

これらは主にハウスを読むことで得られる情報です。

地球上で役立つ、つまり人生に役に立つレベルの占いをするには、ハウスまでたどり着く必要があります。

また、ハウスというのは実はサインと上下関係にあります。なので、最初にサインを学んだことが、ここでまた活きてくるのです。

【4】アスペクトを学ぶ!アスペクトは星の架け橋。

あなたは、神聖幾何学という言葉を聞いたことがありますか?

神聖幾何学は、幾何学図形から宇宙の理を知る学問です。

そして実は、ホロスコープにおけるアスペクト構造のベースには、幾何学図形が隠されています。

つまり、アスペクトには、宇宙理念が表現されています。

そして、サイン・天体・ハウスによって地球にもたらされた宇宙の力は、アスペクトの幾何学図形の意図に沿って、私たちの人生に作用します。

アスペクトがときに難しいのは、現代の人々が宇宙理念を学ぶことに慣れていないから。

ホロマムの講座では、アスペクト幾何学論として、宇宙理念を踏まえてわかりやすくお伝えしています。

【5】アングルを腑に落とそう!

アングルとは、アセンダント・ディセンダント・MC・ICのことです。生まれた時刻によって、アングルは決まってきます。

アングルによって、人生における立ち位置が定まります。

これらのアングルの意味を理解すると

  • 外見や体質
  • 人生を通して向かう方向
  • 得意なこと、無意識の癖
  • 対人関係から学ぶこと

さまざまなことが理解できるようになります。

また、これは私や占星術仲間の経験則なのですが、アングルが同じ人同士は、過去生のつながりが強い傾向があるようです。

中級ホロスコープ・リーディング

ここからは、中級以降の内容です。このホームページでもいくつか記事を書いてます。学習の参考にしてください!

目標:ホロスコープを複数チャート読めるようになる

基礎編の「出生図」が読めたら、あとは応用です。前世や魂レベル、そして二重円、三重円に進みましょう♬

【6】ドラゴンヘッドから前世を知ろう

【7】新月図、満月図を読もう

【8】プログレスチャートの太陽と月の運行を読もう。

【9】トランジット図から、今現在の星模様を読もう

【10】小惑星やその他感受点を読もう

【11】相性図−シナストリーを読んでみよう

【12】相性図−コンポジットを読んでみよう

【13】1年の運勢−ソーラーリターンを読んでみよう

  上級ホロスコープ・リーディング

目標:自分の占星術を極めよう!

ここまで来たら、もう説明は要らないですね。自らの好みや方向性の応じて、自分の占星術を究めていきましょう。

【14】サビアンシンボルのルールを知る

【15】アラビックパーツを読もう

【16】ハーモニクス占星術に挑戦

【17】恒星占星術―太陽系を飛び出そう

【18】時刻修正をしよう

他にも、まだまだ当ホームページに書ききれていない様々なホロスコープのチャートの種類や技法があります。

自分なりの占星術の道を見つけることができると良いですね!

ですが、色んな技法に走る前に・・

どんなことでも、一番大事なのは基本・基礎です。

最終的には、ホロスコープを丸っと感じることが大事ですから、そのために必要な本質的な学びは早い段階でしておきましょう!

「ホロスコープを感じる」方法については、メルマガで具体的にご案内していますので、ぜひご登録くださいね↓↓

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キロンとハウスからわかる魂の傷・アスペクトの意味

キロンとは

キロンは、1977年11月1日にカリフォルニアで発見された天体です。この記事では、キロンの占星術的な意味について解説します。

キロンについて

キロンの意味

キロンは「魂の傷(トラウマ)」を表します。

「傷ついた癒し手」とも呼ばれ、癒し・ヒーリングに関わる天体です。

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キロンの位置

土星と天王星の間に位置する天体です。土星までが人生の範疇であり、地球上での時間軸が適用されると言われます。天王星以降は、人智を超えたレベルの象徴となります。そのため、内惑星とトランスサタニアン橋渡し的なポジションが、キロンの役割になります。

トランスサタニアンとは

キロンの公転周期とキロンリターン

公転周期は、およそ50年です。50年に1度、キロンリターンを迎えます。キロンリターンは、50歳ころ。魂の傷を癒すためには、50年必要なのです。

キロンの神話

キロンは、ギリシャ神話におけるケンタウロス族の一人、ケイロンがキロン(カイロン)の名前の由来です。神話でのケイロンは、母親から見捨てられます。その痛みを知っているからこそ、ケイロンは優れた賢者となりました。

キロンが取り上げられる時代背景

キロンが提示するテーマは「トラウマ」です。キロンが占星術的に取り上げられるようになった背景には、とりわけ現代社会における心理学的アプローチへの興味・関心の高まりがあります。

というのも、現代人は次ような孤独や疎外感を感じている人が多いからです。

  • 父親の不在
  • 母親からの拒絶

キロンの傷が表すは、現代社会の病理でもあります。だからこそ、近年、ヒーリングや癒しに関することが流行しています。

キロンの影響を受けやすい人

キロンの影響を受けやすい人は、ホロスコープ上で次のような配置を取る人と言われます。

  • 1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウス(アンギュラーハウス)にキロンがある。
  • キロンがライツ(太陽、月)とアスペクトを持つ。
  • アセンダントの支配星とキロンがアスペクトを持つ。

他にも、キロンに対してプログレス天体が合などのアスペクトをとるタイミングでも、心理的な影響が出ることが多いようです。

キロンとハウス

出生図のなかで、キロンがどのハウスにあるか確認してください。キロンの位置するハウスは、あなたの魂がどのような傷を持つか、表しています。

キロンが1ハウス

1ハウスは「自我感覚」「アイデンティティ」「個の確立」を意味します。1ハウスのキロンがある場合、自分が世界に存在する意味について、問いかける人が多くいます。自分の身体にコンプレックスを抱く場合も。セラピストにも多い配置です。

キロンが2ハウス

2ハウスは「所有」「資産」「価値観」を表します。この位置にキロンがあると、自分自身に価値があると思えず、その代わりに所有欲が強くなることも。お金や自分の欲求のコントロールが苦手なケースもあります。

キロンが3ハウス

3ハウスは「コミュニケーション」のハウスです。自分自身の言語能力、知性や論理性に対して、コンプレックスがある場合があります。特に小学生くらいの時期に、コンプレックスを感じやすいです。

キロンが4ハウス

4ハウスは「家庭」「安心できるホーム」を表します。この位置にキロンがあると、幼少時に心が安定する場所が得られないケースがあります。子どものころに、両親が離婚したケースなどで傷つく経験なども、可能性としてあります。

キロンが5ハウス

5ハウスは「創造」「楽しみ」です。そのため、5ハウスにキロンがある場合、子ども時代に伸び伸びとした自己表現や、遊びが十分にできず、そのことが傷となっている場合もあります。その傷が癒されないと、人から極端に「愛されたい」という気持ちを抱くことも。

キロンが6ハウス

6ハウスは「労働」「健康管理」のハウスです。ここにキロンがあると、身体的なコンプレックスを抱えていることも。あるいは潔癖症になったり、まったく日常的な家事などができなくなるケースも。

キロンが7ハウス

7ハウスは「他者との関係」を表すハウスです。そのため、人間関係や親との関係において、傷を持つこともあります。その結果、結婚や親密な人間関係を築くことに恐れを感じることも。

キロンが8ハウス

8ハウスは「魂のつながり」「生命力」です。この位置にキロンがあると、死への恐怖を感じやすくなったり、自己破壊衝動を持ちやすくなります。

キロンが9ハウス

9ハウスは「思想・哲学」「探求」のハウスです。この位置にキロンがあると、意味のない退屈な人生を送ることへの恐れを抱きやすい傾向があります。哲学や宗教に救いを求めたり、放浪生活を送る人も。

キロンが10ハウス

10ハウスは「社会的な地位」「仕事」「野心」などを表します。この位置にキロンがある場合、権威的な親や社会に傷ついた経験を持ち、その結果、確固として社会的地位を築くことに困難を感じることがあります。

キロンが11ハウス

11ハウスは「志の通じる人」「組織の外」を表します。ここにキロンがあると、自分は”社会のはみ出し者だ”という思いを持ちやすいです。自分の居場所探しをして、スピリチュアルなグループを渡り歩くことも。異質なものを認める力があります。

キロンが12ハウス

12ハウスは「秘密」「精神的なもの」を表します。ここにキロンがある場合、誕生以前の前世から、何らかの魂の傷を持ちこしていることがあります。現実感覚よりもイメージ感覚が強い人も。

キロンとアスペクト

キロンに対して、ライツ(太陽・月)がハードアスペクトの場合、キロンの傷が葛藤を引き起こしやすいと言われます。イージーアスペクトの場合、キロンの傷には無自覚なことが多いでしょう。

アスペクトについて

その他

参考文献

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小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ)【占星術・ホロスコープ】

四大小惑星

この記事では、占星術家の間でホロスコープ分析にたびたび利用される四大小惑星について記述します。

なお、四大小惑星は次の4つです。

  • セレス
  • パラス
  • ジュノー
  • ベスタ

なお、小惑星に興味のある方は、リリスも合わせて読む方が多いです。

セレスセレス

セレスは、ローマ神話の農耕の女神の名前です。全ての人々に豊穣をもたらす大地母神です。ギリシャ神話のデーメーテールと同一視されています。

セレスの意味・読み方

その神話の役割通り、ホロスコープにおける小惑星セレスは「養育者」の象徴となっています。親が子に与えるような「無償の愛情」を表します。母性的な意識ですが、必ずしも自分の子どもだけではなく、他人であっても援助を求める全ての人に向けられる可能性があります。

また加えて、自分自身の内側の未発達な意識や才能、長期的な仕事や芸術作品などを育てることもあります。

ホロスコープのなかでセレスが強調されている人は「無償の愛」をストレートに表現する人になりやすいようです。

パラスパラス

パラスはローマ神話の最高神ジュピター(ギリシア神話のゼウス)の娘で、父親の頭から甲冑と、槍と盾で武装した姿で生まれてきたと言われます。知恵と戦争、工芸をつかさどる女神。女神・アテナ(アテネ)の別称。「都市の守護女神」として崇拝されて来ました。創造的で平和を愛する美しい女神であったいわれます。美形でありながら、男性との性的な交わりを一切拒絶したともいわれます。

パラスの意味・読み方

この女神の名前を与えられた小惑星パラスは、内面の男性性と女性性の融合を図り、両性具有的な精神に向かおうとする意識を象徴すると考えられています。男性性と女性性の葛藤としてもあらわれます。

ホロスコープのなかでパラスがどのようなコンディションであるかを見ることによって、個人のジェンダーバランスのあり方などを読むことができます。パラスとのアスペクトにも、その人物の性意識などが表れるでしょう。

ジュノージュノー

ジュノーは、ローマ神話の最高神ジュピター(ギリシア神話のゼウス)の妻です。ギリシア神話のヘラと同一視されます。ジュノーは、結婚と家庭生活を守る女神です。

ジュノーの意味・読み方

ホロスコープにおける小惑星ジュノーは、夫婦やパートナーシップに関連する天体であると考えられます。男女だけではなく、11の重要な人間関係のなかで、その人間関係を強化することや、相手の立場を理解することなどを促す機能を持ちます。

良好な人間関係の形成には、ジュノーが一役買っていることもあります。出生図におけるジュノーの状態を読むことで、その人のパートナーシップに関する姿勢や欲求などを知る手がかりが得られます。

 

ベスタベスタ

ベスタはローマ神話における、聖火を守る かまど の女神。「聖なる火」を絶やさぬように、ひたすら見守ることが職務でした。ギリシア神話のヘスティアと同一視されます。古代ギリシアのすべての都市において、彼女の祭壇として暖炉が設けられ、厚い信仰の対象となっていたと言われます。

ベスタの意味・読み方

このような神話や歴史の背景から、ホロスコープにおける小惑星ベスタは、重要な仕事に対する強い使命感や、何かを犠牲にしてでも目的を達成しようとする意志を象徴すると考えられています。

出生図におけるベスタのサインやハウス、アスペクトなどを分析することで、その人物の並外れた集中力を発揮できる事柄や、動機などを知る手がかりが得られると言われます。

また、ベスタの意識は実際の仕事に向けられるケースが多いですが、特定の人間関係や趣味、ボランティアなどに没頭するという形で表れることも。

また現代人においてはすっかり失われてしまった「聖なるものとしての性」という考え方を再認識する天体であるとも考えられています。

 

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