気質

子供のホロスコープ

「この子は、なんでこんなに癇癪を起こすのだろう?」

「なんだか怒りっぽい子な気がする・・」

「他の子より、ぽーっとしてるような」

「ご飯、全然食べてくれない(涙)」

「乳ばなれが遅いし、トイトレも進まないんだけど、なんでだろう?」

などなど、子育ての悩みは尽きないですよね。

親の育て方のせいかな?なんて自分を責めてしまうお母さんもいるのですが

実はこの悩みって、子ども気質や性格特有のものであることも多いのです。

私自身、子どものホロスコープを知るための講座を開催してきて、親子のホロスコープを拝見してきた経験があるので

ホロスコープには、本当に子どもひとりひとりの気質が現れることを実感しています。

この記事では、ホロスコープから子どもの気質や性格を知るための読み方を解説しますね。

子どもはみんな風の子。

まず初めに、子どものホロスコープを読む際に、一点注意するべき点をお伝えします。

ホロスコープを読む際には、その子の年齢を考慮しましょう。

というのも、ホロスコープの性質というのは、年齢や経験を重ねていくほど開花していくからです。

そして、0歳から2歳くらいの乳児の場合は、ホロスコープを見ても正直ピンとこないはずです。

というのも、子どもというのは基本的にみんな「風の子」だからです。

どんな子でも、気まぐれだし、感情や感性の波を制御するのは難しく、泣いてると思ったらすぐに笑ったりします。

これは、風の気質なんですね。

ですが、3歳くらいになれば、その子の個性というのはずいぶんとわかりやすくなってきます。

三つ子の魂百まで、ということわざもあるように、3歳くらいになると、その子の性格のベースが出来上がってきます。

子どもの気質は、月に眠る。

個人差があるとはいえ、3歳くらいまでは、気質や性格は表には出てきません。

それでいて、子どもはみんな風っぽい性質を備えています。

ですが、もちろん個性がないわけではありません。

子どもの個性というのは、基本的にのなかに眠っています。

ですから、子どものホロスコープを理解するのに重要なのは、まず第一に月です。

ですからここで、月の意味を紐解いて見てみましょう。

占星術における月の意味

月というのは不思議な天体でして、さまざまな象意を持ちます。

たとえば、基本的な性格というのは月に現れます。他にも、母親遺伝的要素前世幼少期身体、感情などの意味があります。

ですから、子どもの気質や性格を決める要素もまた、とても複合的です。

  • 親から受け継いだ遺伝子
  • 母親や周りの大人からの影響、環境による影響
  • 前世から持ちしたもの
  • それらによって、作られた無意識的な感情のパターン

など、さまざまなことが影響して、その子の人格のベースをつくりだします。

乳歯が永久歯に生え変わるタイミングで、子どもの気質は概ね完成する。

子どもの気質は、月のなかに眠っています。

そしてそれは、徐々に表にでてきて、その子らしさのベースを形作ります。

この月の気質が完成する時期というのは、歯が乳歯から永久歯に生え変わったタイミングです。

歯は、身体のなかで最も固い部位です。

そのため、身体が完成したあとに、ようやく再形成されます。

そして、身体が完成したことによって、月の中に眠っていた要素がようやく表現可能となるわけです。

地球上においては「肉体」という土台があるからこそ、目に見えないものも、実際的に受け入れられるからです。

もちろん、0歳から7歳くらいまでにどのような環境で過ごしたか?ということもまた、月=身体に、深く浸透していきます。

ほとんど無意識レベルで働く、素の性格などが、刷り込まれます。

気質について

なお、気質について、少し補足をしておきましょう。

人は、4つの気質がさまざまに混ざり合っています。

ですが、そのうちどれか一つがほかの構成要素よりも強く出てきます。

それが「気質」です。

4つの気質

  • 胆汁質(火)
  • 多血質(風)
  • 粘液質(水)
  • 憂鬱質(土)

気質というのは、どれが良い・悪いというものではありません。

気質の差異のない世界は退屈です。

多様性・美しさ・生活の豊かさは、種々の気質があることによって可能になります。

だから、気質を均一にして同水準にするのではなく、気質を正しい軌道に乗せることが大事です。

子どものホロスコープを読んで(あるいは他の方法で)その子の気質を把握すること。

それによって、子どもたちの持って生まれた可能性を引き出してあげること。

それが大人の役割ではないでしょうか。

四気質別子どもの性格

さて、ここまで、子どもの気質が月に眠っており、また成長の過程で月が受動的に形つくられることを説明してきました。

ここからは具体的に気質を読む解く方法と、その活かし方について、お伝えします。

とはいえ気質は、ホロスコープ全体から判断するものでもあり、一概には言えない部分もあります。

ですが、まずは主に月のエレメントを見てください。

たとえば月星座が牡羊座であれば、火の気質である可能性が高いです。

牡牛座であれば土の気質である可能性があります。

もちろん、ホロスコープのなかで他のエレメントが突出して目立つ部分があれば、気質もそちらに寄せられるため、一概に月だけを見たらよいわけではありません。

また、アセンダントも、その人の気質に強く影響します。

とはいえ、子どもの場合は、やはりまずは「月」がベースになってくるでしょう。

気質は、4つのタイプに分類されます。

  • 胆汁質(火)
  • 多血質(風)
  • 粘液質(水)
  • 憂鬱質(土)

それぞれの気質の性格・扱い方・大人が取るべき態度について、見ていきましょう。

胆汁質(火)―血液の熱に暖められる

牡羊座/獅子座/射手座

性格

  • 頭に血が上りやすく、暴れん坊
  • 意志の強さ
  • 自分を抑えらずに怒り狂ってしまう
  • 素早い決断力
  • 早起き
  • 劇場型的に愛する

胆汁質の子どもの扱い方

  • 子どもが怒っているときには大人は平静を保ち、冷静に。
  • 子ども自身が、怒ってもどうにもならない状況、怒っているうちに自分
    の矛盾に気づく状況に出会うと良い
  • 力が余っているので、たくさん身体を動かして遊ばせる。
  • 子ども同士の喧嘩や、地面を転げまわることも良い。
  • 自分の力でやりたいので、少しだけ難しいことをさせてあげる。
  • 個人の価値や意志を尊重すること
  • 人生が安易ではなく、困難が途上にあったほうが成長できる

大人がとるべき態度

  • 尊敬できる親になること

※胆汁質には信頼できる人物が必要(権威を尊重するため)
※有能で価値があると思う人を信頼し、尊敬する傾向

多血質(風)―呼吸のリズムと共鳴する

双子座、天秤座、水瓶座

性格

  • 落ち着きがない
  • 気分にムラがある。泣いたり笑ったり。
  • 次々にいろいろなものに興味を持つ。
  • 寝つきがよく寝起きもよい。早起き。
  • 子どもらしい愛されキャラ
  • おっぱい離れ、おむつ離れが早い

多血質の子どもの扱い方

  • 興味を押さえつけないこと
  • 足りないものではなく、すでに有しているものに目を向けること
  • 個人の特性を尊重すること
  • あきさせない工夫をすること

大人がとるべき態度

  • 子どもはいろんな友達をつくるし、大人とも仲間になれる。だけど、少なくとも誰かひとりだけは、変わらずその子と結びつくことが必要
  • 特定の人を愛することが必要(大人が自分の立場を意識すること)
  • 多血質の子が興味を長続きさせるためには愛することが必要
  • そばにいる人に興味を持つため、近くに立派な大人がいるといい

粘液質(水)―体を養い生かす体液にあふれている

蟹座、蠍座、魚座

性格

  • 夢見がち
  • 記憶力があり、練習を繰り返すことによって学ぶ力がある
  • 音楽、絵画の能力
  • 無頓着
  • たくさん食べる
  • 寝るのが好きで、ぐっすりたっぷり眠る
  • ゆっくり話す
  • 誠実な愛情を育む力

粘液質の子どもの扱い方

  • 身体的な楽しみを適度に減らすこと
  • 眠りすぎないように、食べ過ぎないようにする
  • ぽっちゃりしすぎないように
  • ぼんやりしているときは、質問したりして、ときどき目を覚まさせる。
  • 周囲にあるものに対して最初は無関心だったとしても、仲間が興味を持つことで興味が目覚めるので、何かに参加させてあげる。
  • マイペースさを理解する

大人がとるべき態度

  • 強い関心を表しすぎないこと
  • 大人は、外面では無関心を装うくらいがいい(内面的には、実は関心を持っている状態が良い)
  • 大人は、敬慕される人であること。

※これらの態度によって、大人の関心に心を開くようになる

憂鬱質―重力の重さを受け止める

牡牛座、乙女座、山羊座

性格

  • いつも自分自身を観察しており、人から観察されていることも知っている
  • 小さな仕事を好んでする(重苦しい気分を紛らわせる)
  • 病人の世話を好んでする(愛情表現)
  • 便秘がち
  • 食事は選り好みする
  • 甘い果物などが好き(甘さが必要)
  • 寝るのは遅い時間になりがち
  • こだわりが強い

憂鬱質の子どもの扱い方

  • 綿密な注意と愛情に満ちた理解が必要
  • 親切さとユーモアで適度な暖かさを与え続ける必要
  • 心と身体の栄養が必要
  • 朝は優しく起こす(叩き起こしてはいけない)
  • その子の感じる苦痛を取り上げるのではなく、どのように対処すべきかを物語などを通して語る
  • 広い世界に目を向けさせる
  • 大人がとるべき態度
  • 信頼できる、だけど口うるさくない大人 が必要
  • 人生の試練を通過した人生から行動し、語る人物がそばにいること。

※そばにいる人の運命を共に感じることで、憂鬱質のもつ重さを和らげることができる。

まとめ

これらの気質というベースを知っておくだけで、子どもに対する接し方に悩みにくくなるはずです。

子どものほうも、大人が「自分らしさ」を知ってくれてるほうが、楽にのびのびと過ごすことができるようです。

ぜひ、お子様のホロスコープを読む際の参考にしてくださいね。

こうした「深いレベル」での「本質的な」占星術の話に興味のある方は、ぜひメルマガもご覧くださいね。

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四気質の特徴(胆汁質、多血質、粘液質、憂鬱質)

四気質とは

この記事では、四気質について説明します。

気質とは、私たちが持って生まれた肉体そして精神のタイプのこと。

四気質には次の4タイプが存在します。

  • 胆汁質
  • 多血質
  • 粘液質
  • 憂鬱質

そのため、これらの気質を理解することで、人間の本質の理解を深めることができます。

また、占星術のベースとなる火・土・風・水のエレメントとの関連が理解できるため、より本質的に西洋占星術などの西洋思想を理解することができるようになります。

四体液理論・四体液説について

四気質の理論は、古代インドやギリシャで唱えられ、西洋に広まった四体液理論がもととなっています。

ここでいう四体液とは、「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」の4種類のことです。

これらの4つの体液を人間の基本体液として考え、どの体液が優位であるかによって、人の気質・体質のタイプを診断することができます。

四大元素との関係

四気質は、万物は「火・土・水・風」の四つの元素から成り立っているというヨーロッパの根本的な考え方である四大元素説と密接な関わりがあります。

また、アリストテレスによる四大元素説における「熱・冷・湿・乾」の思想も、この流れを汲んでいます。

シュタイナー教育論における四気質論

教育分野において世界的に有名なシュタイナー教育では、子どもや教師、親をこの4つの気質に分類し、教育に生かしています。

人は持って生まれた気質があります。子育てにおいてもその気質を見極めて適切に理解することが、子どもの個性を伸ばすことに繋がります。

四気質の特徴

いよいよ4つの気質の特徴について説明します。

胆汁質

胆汁質の人は、明るく、自分らしさを大切にします。カリスマ的で、行動的です。権威的なもの・絶対的なものに惹かれる傾向があります。自我を押し通そうとする面があります。

4元素では火に相当します。

粘液質

穏やかで、いつも夢を見ているようなところがあります。感情を理解し、内省的です。決断することは得意ではありません。自分の外の世界との関わり方がゆっくりしています。自分の世界観を大切にしています。

4元素では水に相当します。

多血質

センスがあり、社交的。情報通。柔軟でフットワークが軽いです。飽きっぽく、感情やイメージの波に翻弄されます。同じことを続けるのは得意ではありません。つかもうとすればするほど逃げる恋人みたいなタイプ。

ちなみに「多血」というのは、血が多いという意味ではなく、感情を動かすために多くの血を使うという意味です。

4元素では風に相当します。

憂鬱質

現実主義で、批判精神をもっています。自分自身のポリシーに忠実で、頑固な面も。自分の内側にいつも痛みを感じているため、社会の痛みなどにも敏感。そのため、いつも憂鬱な気分が押し寄せてます。また、それを押し返すのにとても忙しいのです。

4元素では土に相当します。

四気質のサイクル

これらの四気質は、必ずどれか一つに分類されるというわけではなく、一人の人のなかに複数存在しています。

ただし、気質の使い方にはルールがあります。

次の表の隣り合った気質同士は、混合やグラデーションのような状態で表れます。一方で、向かいあった気質については、その特徴は同時には出ずに、交互に切り替わるように出てきます。

たとえば、胆汁質(火)と多血質(風)の気質は混ざり合いますが、憂鬱質(土)と多血質(風)は一緒には表にでてきません。プライベートでは多血質(風)、仕事では憂鬱質(土)、などのように、別の場面で表に出てきます。

 

四気質の診断【チェックリスト】

では、あなたはどの気質でしょうか?

この記事は簡易的なチェックリストを公開します。タイプ診断のための参考にしてください。

胆汁質(火)の特徴

暑がり

体格ががっしりしている

忍耐に欠ける

情熱的

 汗をかきやすい

ケガをしやすい

飽きっぽい

エネルギッシュ

顔がすぐに赤くなりやすい

攻撃的

支配欲が強い

外交的

血圧が上がりやすい

怒りやすい

活動的

多血質(風)の特徴

細身である

神経過敏である

ストレスが溜まりやすい

柔軟性がある

肩がこりやすい

落ち着きがない

移動するのが好き

モノ好き

痙攣しやすい

コロコロと気移りしやすい

コミュニケーションが上手

影響を受けやすい

眠れない

慌てやすい

適応能力がある

粘液質(水)の特徴

むくみやすい

運動不足の傾向がある

影響を受けやすい

冷や汗をかきやすい

ぽっちゃりしやすい

デリケートで感受性が強い

現実逃避しがち

受け身がち

ボーっとしやすい

傷つきやすい

想像力が豊か

内向的

寝すぎる傾向がある

気まぐれ

アートが好き

憂鬱質(土)の特徴

寒がり

リウマチ、痛風

頑固

批判的

皮膚の問題やトラブルが多い

現実的

おとなしい

物事を予防的に見る

シワが出やすい

保守的

心配性

物質を重視している

歯のトラブルや悩みが多い

本能的

悲観的

いかがでしたか。自分の気質のタイプで思い当たるものがあったのではないでしょうか。

占星術・ホロスコープと四気質

四大元素説は占星術にも取り入れられています。

占星術でおなじみの、4エレメントは、それぞれ次のように四気質と対応しています。

ホロスコープにおける4つのエレメント・元素については、こちらの記事もご覧ください。
エレメント‐4つの元素

あなたのホロスコープのなかで、天体のエレメントで最も多いエレメントはどれでしたか?あるいは太陽や月のエレメントは何でしょうか?ホロスコープのエレメントの偏りからも、あなたの気質を推察することができます。

火:胆汁質

牡羊座、獅子座、射手座

土:憂鬱質

牡牛座、乙女座、山羊座

風:多血質

双子座、天秤座、水瓶座

水:粘液質

蟹座、蠍座、魚座

※補足:子どもの気質

気質というのは、特に子どもの場合は重要になってきます。

親や大人が「その子らしさ」を抑圧せずに伸ばしてあげる必要があるからです。

子どもの気質については、子どものホロスコープ【キッズのための占星術】の記事をご覧ください。

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