読み方

支配星とハウスの関係性―ホロスコープをより深く読む方法―

支配星とハウスの関係性

西洋占星術において、支配星とは?

サインと天体には、互いに関係があります。

そして、それぞれのサインに縁の深い天体が関連付けられています。これが、支配星という概念になります。

なお、世界の物事は「形」と「力」の両面で成り立っています。「静」と「動」の両面ともいえるでしょう。

占星術においては”空間”が「形」を表し、”時間”が「力」を表します。

12サインが「形」の面に相当します。そして、天体が「力」の活動に表されます。

12サインの静的な状態は、天体によってハウスに運ばれて、ハウスからハウスへのエネルギーの流れを作り出します。

現代の支配星一覧

中世までは、天体は7つしか使われていませんでした。しかし近代になって、天王星、海王星、冥王星が相次いで発見されたため、この3天体も支配星としての役割を与えられています。

そのため、現代では次のようなハウスとサイン、支配星の関係となっています。

ハウスとサイン、支配星の表

第1ハウス:牡羊座♈:火星♂
第2ハウス:牡牛座♉:金星♀
第3ハウス:双子座♊:水星☿
第4ハウス:蟹座♋:月☽
第5ハウス:獅子座♌:太陽☉
第6ハウス:乙女座♍:水星☿
第7ハウス:天秤座♎:金星♀
第8ハウス:蠍座♏:冥王星♇/副支配星として火星♂
第9ハウス:射手座♐:木星♃
第10ハウス:山羊座♑:土星♄
第11ハウス:水瓶座♒:天王星♅/副支配星として土星♄
第12ハウス:魚座♓:海王星♆/副支配星として木星♃

なお、水星と金星がについては主の支配星が、被っている(ふたつの天体の支配星を担っている)ことから、将来新たな天体の発見が期待されています。

トランスサタニアンの発見について

サインの支配星がどのハウスにあるか辿る:支配星の読み方

ホロスコープ・リーディングにおいて、サインの支配星がどのハウスにあるかによって、ハウスの活動に大きな違いが出ることが読み取れます。

たとえば、2ハウスのカスプ(ハウスの始まりの位置)の支配星が12ハウスにあれば、あまり現実的ではないことにお金を使うような指向性を表します。

このように2ハウス(金銭関係などを主に表す)のカスプのサインに対応する支配星が、どのハウスに位置しているかによって、金銭の使い道などがわかります。

他にも、たとえば1ハウスのカスプのサインの支配星が10ハウスにあれば、この人は社会的な経歴を向上させることに、個人のエネルギーを消費するでしょう。野心家的な性格が見て取れます。

このケースでは、もし1ハウスのカスプが牡羊座であれば、その支配星である火星の位置するハウスを確認すれば良いです。

このように、それぞれのハウスのカスプのサインの支配星が、どのハウスに存在しているかを確認することにより、ハウスからハウスへのエネルギーの流れがわかります。

参考文献:最新占星術入門/松村潔 著

ホロスコープのなかで、どのハウスからハウスへとエネルギーが注がれているのか、全てのパターンが網羅的・完結に記載されています。

 

あわせて読みたい

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

コンポジットチャートで二人の相性を読む【占星術・ホロスコープ】

コンポジットチャートの読み方

この記事では、占星術におけるコンポジット・チャートを読む方法について記述します。

ホロスコープで相性を見る方法は、シナストリーとコンポジット

ホロスコープで相性を見る方法として、代表的なのは次の2つです。

  • シナストリー
  • コンポジット

シナストリーとは、ホロスコープのネイタルチャート間で相性を見るために用いる技法のひとつです。詳細は、シナストリー【相性】にまとめています。

そしてコンポジットとは、ミッドポイントの考え方を基にしたチャートで、2つ以上の出生図を合成することによって作成したチャートを読む技法です。

コンポジット・チャートにおける各ハウスの読み方

2つの出生図を合成することによって作成されたコンポジットチャートを読む場合には、一人の個人ではなく、複数の人間にあてはまる言葉を選ぶ必要があります。

以下に、コンポジットチャートにおける1ハウス~12ハウスの読み方をお伝えします。

コンポジットチャートにおける1ハウス

コンポジットチャートでの1ハウスは、パートナー同士がどんな関係であるかを表します。自分たちの関係性をどのように認識しているかが現れます。また、1ハウスのカスプであるアセンダントのサインも重要です。

またアセンダントサインの支配星についても、2人の人生において重要案意味を持ちます。

コンポジットチャートにおける2ハウス

2ハウスは、2人の共通の価値観、共有財産、金銭感覚と将来設計を表します。

2ハウスについては、出生図における2ハウスでの金銭の読み方とも共通した部分があります。たとえば2ハウスに海王星があれば、2人が一緒にいることで、いつの間にか散財してしまうでしょう。あるいは木星があれば、金銭的に困らない生活ができるはずです。

コンポジットチャートにおける3ハウス

3ハウスは、2人の日常的にどういった関係性であるかを示します。また、お互いの家族関係についてどう感じているかを表します。

コンポジットチャートにおける4ハウス

4ハウスは、家庭環境、生活環境を表します。またコンポジットチャートの場合、2人の関係がどういう家庭に発展するかが現れるのです。たとえば、4ハウスに天秤座の天体が存在するような場合、自宅にたくさんの人が訪れる開かれた場所になるでしょう。

コンポジットチャートにおける5ハウス

5ハウスは2人の子どもに関することに加えて、ともに楽しむことについても示します。

5ハウスの支配星あるいは5ハウス内にある天体と、トランジット天体の関係から、出産が2人にとってどのような意味を持つかを知ることもできます。

コンポジットチャートにおける6ハウス

6ハウスからは、日々の暮らしにおける2人の雑事について読み取ることができます。

たとえば、6ハウスが双子座・乙女座・射手座・魚座いずれかの柔軟宮のサインであれば、お互いに日常の雑事を手分けして対応するでしょう。

コンポジットチャートにおける7ハウス

7ハウスでは、友人や親戚などの周囲の人たちが、2人をどのように見ているかが表れます。とくに7ハウスのサインの性質が、2人の特徴をよく表すでしょう。蟹座であれば「家庭的で家族に対して献身的な夫婦」といったイメージになるでしょう。

コンポジットチャートにおける8ハウス

8ハウスは性的な関わりはもちろんですが、加えてお互いの助け合いがどのように行われるかも表します。どのようにお互いが求めあっているかを示す場所です。

また性に関することは、たとえば、乙女座や山羊座は性に対して強い興味関心を示さないサインです。そのため、ハウスやハウス内の天体などにこれらのサインがあれば、淡白な関係になることも想像できます。

コンポジットチャートにおける9ハウス

9ハウスは、宗教や文化に対する姿勢に加えて、旅行に対する価値観や、倫理的な価値観を示します。

水や地のエレメントのサインであれば、調和的な姿勢になるでしょう。一方、火のサインがあればやや激しい側面が見えます。風のサインの場合は、いずれにしても多くのコミュニケーションが必ようであることを示します。

コンポジットチャートにおける10ハウス

10ハウスはパートナーとともに共有する地位や名誉を表します。加えて、この先達成する可能性のある業績なども示します。

もし10ハウスに太陽があれば、大きな成果を達成するための手がかりが、チャートに示されているでしょう。

コンポジットチャートにおける11ハウス

11ハウスはパートナー同士の友情、また、2人の共通の友人との関係が示されます。

コンポジットチャートにおける12ハウス

12ハウスは出生図と同様に解釈のもっとも難しいハウスです。2人のプライベートな時間を表す場合もありますし、秘密の関係を示す場合もあります。他人からは見えない部分であり、2人が他人には決してみせない部分でもあるでしょう。

コンポジットチャートにおける天体・惑星の読み方

コンポジットチャートにおける天体の読み方を記述します。

コンポジットチャートにおける月

月は2人の感情表現、日常の習慣などを表します。お互いのことをどのように思っているかを最も端的に伝えるのが、月のサイン、ハウス、アスペクトです。ハードアスペクトが関わるような場合は、お互いにぶつかりあって学ぶ関係である場合もあります。

コンポジットチャートにおける水星

水星は2人のコミュニケーションの仕方、知的姿勢を明らかにします。どのサインやハウスにあるかによって、2人がまわりの出来事をどのように分析しているかを知ることができます。

コンポジットチャートにおける金星

コンポジットチャートにおいても、金星は愛の星です。2人の愛情の深さや、性質などを読み取ることができます。

コンポジットチャートにおける太陽

太陽は、2人の関係の基礎です。自分たちの持つ2人のイメージを表します。

コンポジットチャートにおける火星

火星は情熱の炎を表します。その2人の情熱が攻撃的なものなのか、あるいは建設的なものであるのか、チャートの内容から見ていくことができます。

コンポジットチャートにおける木星

木星は2人が拡大し成長していく可能性を示しています。

コンポジットチャートにおける土星

コンポジットチャートにおいて、土星は重要な役割を持ちます。2人の関係の”堅さ”に関わるからです。長い目でどのような関係を築き上げていくのか、そのヒントを知ることができます。

コンポジットチャートにおける天王星

天王星は覚醒、自由などを表す天体であり、コンポジットチャートにおいて天王星が位置するハウスに一種の動揺を生じさせるでしょう。

コンポジットチャートにおける海王星

海王星は、ポジティブに解釈すると、2人の共通の夢のありかを表します。一方で、ごまかしや不正などの出来事を示す場合もよくあります。

コンポジットチャートにおける冥王星

冥王星のあるハウスにおいて、変化や改革が起こりやすいと言われます。よい意味となるか、そうでないかは、2人の生きる姿勢によって大きく変わってくるでしょう。

3人以上のコンポジットチャート

コンポジットチャートは、当事者が何人であっても、全員を含んだコンポジットチャートを作成することができます。

最もよく使う機会が多いのは、恋人や夫婦などのパートナーでしょう。ですが、他にも親子や、家族全員、友人グループ、仕事のチーム、プロジェクトメンバーなど、複数人集まって何かをする際の方向性をみるときにも利用できます。

その他

参考文献

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

おすすめの記事

月星座とアスペクトから見る夫婦の相性

月星座とアスペクトから夫婦の相性を見る

「夫婦関係が上手くいかなくて・・」

あなたが占いを勉強していたのなら、度々相談される内容ではないでしょうか。

結婚生活や夫婦関係は人生における重要な要素ですから、もしパートナーシップや家庭生活に悩みを抱えている方が目の前にいたら、ホロスコープを活用して、何か有益なアドバイスをしたいと思うのは自然なことです。

そこで、ホロスコープから2人の相性を見るために必要な読み方を、この記事ではお伝えします。

ホロスコープには2人の本来の気質が現れており、それを突き合わせることで、2人の相性を見ることができます。

夫婦の相性で最も重視するの天体は「月」

結婚生活は、他人同士だった2人が家族になる行為です。家族になれば、同じ屋根の下で日々の生活を過ごします。だからこそ、日常生活における相性が特に重要になります。

会社でだけ会えばいい同僚や、デートのときだけ会えばいい恋人同士とは違って、毎日毎日を共に過ごす必要があります。

そこで、ホロスコープを見るときにも何より重要になるのは「日常生活」を表す天体である「月」なのです。

そこで、夫婦の相性を見るときには、最初に次の2点を確認すると良いでしょう。

  • 各々の月星座のエレメント
  • 月星座同士のアスペクト

月星座のエレメントからみる相性

月星座とは、生まれた時刻に月がどのサイン(12星座)にあったか?を表すものです。

サインには次の4つのエレメントがあり、エレメントの組み合わせによって相性の特性が変わってきます。

月星座とは?

サインの4つのエレメント

火のエレメント

牡羊座、獅子座、射手座

土のエレメント

牡牛座、乙女座、山羊座

風のエレメント

双子座、天秤座、水瓶座

水のエレメント

蟹座、蠍座、魚座

月星座のエレメントの組み合わせと相性

エレメントの組み合わせによる相性を確認していきましょう。

例えば、月星座が魚座の男性、月星座が水瓶座の女性であれば、男性が水のエレメント、女性が風のエレメントの組み合わせのご夫婦です。

火と火の相性

火の性質

火は燃え上がる性質です。他人と慣れ合わない強い個性、独立心を表します。

相性

ご夫婦2人ともの月星座が火のエレメントの場合、お互いの個性がぶつかり合うかもしれません。お互いがそれぞれオリジナリティを追求していて、家庭内における主張においては、どちらも譲らないでしょう。お互いを認め合えば、個性的で楽しい夫婦になれます。

付き合い方

お互いが自分の性質を知り「あなたはあなた」「私は私」であり「それぞれの個性が素晴らしい」ことを、お互いに認め合うことが大切です。

また、火のエレメントのサインの人は個性を大切にしますが、同時に、自分より優れてると感じる大きな存在に対して尊敬の念を抱く傾向があります。だからこそ、夫婦がお互いに高め合い、尊敬しあえる関係を築くことが重要です。

火と土の相性

火の性質

火は燃え上がる性質です。他人と慣れ合わない強い個性、独立心を表します。直観的。

土の性質

土は踏み固める性質です。自分のポリシーを大切にします。現実主義で一歩ずつ努力します。

相性

ご夫婦の月星座が、火と土のエレメントの場合、やや意見がすれ違う傾向があります。火のタイプの方は、自分の感性を頼りにしますが、一方で土のタイプの方は、現実主義者です。そもそもの視点が違うため、話がかみ合わないと感じることも。

付き合い方

どちらも”自分らしさ”を大切にするエレメントなので、お互いの個性を認めあうことができると良いでしょう。

火のタイプの方は、個性を押し付けないことを意識して、相手のポリシーを尊重してください。土のタイプの方は、火のタイプの人の個性を批判せずに、自分のやるべきことに集中しましょう。

火と風の相性

火の性質

火は燃え上がる性質です。他人と慣れ合わない強い個性、独立心を表します。直観的。

風の性質

風は散らす性質です。社交的で情報通です。場の空気を大切にします。

相性

ご夫婦の月星座が、火と風のエレメントの場合、賑やかで快活な良い関係を築けるでしょう。ただし、喧嘩に発展したときには、周囲を巻き込むほど、騒動が激しくなる場合も。

付き合い方

火のタイプは、自分らしい個性を大切にしています。一方で、風のタイプの人は、自分の個性を抑えて、火のタイプの人を支持することが、それほど苦ではありません。相手の強い個性を好きだと感じる限りは、その個性を引き立て、伸ばすことができるでしょう。

しかし、一度熱が冷めてしまうと、風サインの方はさっと居なくなってしまう傾向もあるため、夫婦関係が冷めないような注意が必要でしょう。

火と水の相性

火の性質

火は燃え上がる性質です。他人と慣れ合わない強い個性、独立心を表します。直観的。

水の性質

水はくっつき溜める性質です。仲間想いで、人と一緒に何かをすることを好みます。

相性

ご夫婦の月星座が、火と水のエレメントの場合、自分らしさを追求する火のタイプの人に、やや水タイプの人が振り回されるような傾向があるでしょう。水タイプの人は優しいので、自己犠牲的に振る舞いやすく「自分さえ我慢すれば」と、やり過ごしてしまうのです。

付き合い方

火のタイプは、自分らしい個性を大切にしています。一方で、水のタイプの人は、自分よりも他者を優先したり、誰かのために自己犠牲的になりやすいタイプです。ですから、火のタイプの人は、自分を大事にするのと同じくらいに、相手を大切にすることを心がけてください。水タイプの人は、パートナーだけに依存するのではなく、他の家族や仲間とも、親しい関係を築いて下さい。水タイプの人は、一人ぼっちだと感じると、孤独に耐えられないのです。

土と土の相性

土の性質

土は踏み固める性質です。自分のポリシーを大切にします。現実主義で一歩ずつ努力します。

相性

ご夫婦の月星座が、2人とも土同士の場合には、お互いに頑固さを発揮するはず。とはいえ、基本的に同じ性質同士は相性が良いのです。相手のことを「芯のある相手」だと認め合って生活することができます。

付き合い方

それぞれのポリシーを頭ごなしに批判せず、論理的にお互いの考えを話あって、議論を深めていきましょう。たくさん会話して、話し合うことが土同士の夫婦のポイントです。

土と風の相性

土の性質

土は踏み固める性質です。自分のポリシーを大切にします。現実主義で一歩ずつ努力します。

風の性質

風は散らす性質です。社交的で情報通です。場の空気を大切にします。

相性

ご夫婦の月星座が、土の風エレメントの場合、土のタイプの方が現実的な作業を好み、風のタイプの方は社交を好みます。そのため、たとえば、家事は土タイプの方が、親戚付き合いは風タイプの方が担当するなど、お互いに役割分担がしやすいです。

付き合い方

土のタイプの方は、自分のポリシーが強いのです。家族のことも、家族で決めたがります。一方で、風のタイプの方は、自分の強いポリシーを主張しないので、他人の意見も柔軟に取り入れようとします。土のタイプの方は、家族の方針を外から「蹴散らされた」ように感じる可能性があるのですが、お互いに歩みよって、十分に話し合いができる関係性を構築してください。

土と水の相性

土の性質

土は踏み固める性質です。自分のポリシーを大切にします。現実主義で一歩ずつ努力します。

水の性質

水はくっつき溜める性質です。仲間想いで、人と一緒に何かをすることを好みます。

相性

ご夫婦の月星座が、土の水エレメントの場合、とても相性のよい関係です。土タイプの方は現実主義で自分のポリシーを貫きますが、水タイプの人はその方針に従い、適度にサポートします。お互いがお互いを必要とする関係です。

付き合い方

土のタイプの方は、自分のポリシーが強いのです。水タイプの人は、サポーター気質なので、土タイプの人のことを支えます。ただし、土タイプの人は自分仕事のことに一生懸命になりやすく、その結果、水タイプの人のことを一切気にかけないようになってしまうと、水タイプの人は孤独に耐えられません。土タイプの人が、水タイプの人に感謝を伝え続けることが、良好な関係を維持するためのポイントでしょう。

風と風の相性

風の性質

風は散らす性質です。社交的で情報通です。場の空気を大切にします。

相性

ご夫婦の月星座が、風と風のエレメントの場合、お互いに干渉しすぎない関係となります。放っておくと、それぞれ好きなことをバラバラに始める傾向も。

付き合い方

風のタイプは、社交的です。一か所に留まりません。お互いにずっと家の中にいることはなく、各々がアクティブに活動していることが多いので、共通の趣味や、共通の友人を巻き込んで、一緒にイベントを楽しめるように工夫すると良いでしょう。

風と水の相性

風の性質

風は散らす性質です。社交的で情報通です。場の空気を大切にします。

水の性質

水はくっつき溜める性質です。仲間想いで、人と一緒に何かをすることを好みます。

相性

ご夫婦の月星座が、風と水のエレメントの場合、自由な風にタイプの人に、優しい水のタイプの人がやや振り回されるかもしれません。風タイプの人が、家庭の外から情報や新しい風を持ち込み、水タイプの人が家庭生活を維持するような関係になるでしょう。

付き合い方

風のタイプは、社交的で、広い交流関係を望みます。一方で水タイプの人は、親しい人や心を許した人と信頼関係を築くことを好みます。風タイプの人にとっては、水タイプの人がいつも側にいてくれることに感謝の気持ちを忘れないこと。そして、水タイプの人は、風タイプの人に自分の気持ちをその都度しっかり伝えましょう。

水と水の相性

水の性質

水はくっつき溜める性質です。仲間想いで、人と一緒に何かをすることを好みます。

相性

ご夫婦の月星座が、水エレメント同士の場合、相性のよい関係です。水タイプの人は、他人を必要としますので、お互いにちょどよい相互依存関係を築くことができます。家庭内にはゆったりとした空気が流れるでしょう。

付き合い方

ともに過ごす時間を十分にとるようにしましょう。一方の仕事が忙しすぎていつも帰りが遅い、出張が多い、単身赴任・・といった状況はあまり望ましくありません。「一緒に何をするか」よりも、「どれだけ一緒の時間を過ごすか」が大切なのです。

月星座同士のアスペクトからみる相性

今度は月星座同士のアスペクトを見てみましょう。

エレメントは性質であり、アスペクトは実際の作用として現れます。

アスペクト幾何学図形から理解する

以下のメジャーアスペクトの関係が存在します。

  • お互いの月がコンジャンクション
  • お互いの月の関係がセクスタイル
  • お互いの月の関係がスクエア
  • お互いの月の関係がトライン
  • お互いの月の関係がオポジション

お互いの月がコンジャンクション

お互いの月がコンジャンクションということは、エレメントも同じということです。

また、コンジャンクションは、お互いの影響を無意識で取り込み合います。まさに一心同体の関係です。お互いの感情やコンディションが手に取るようにわかるので、ツーカーの関係になります。

とはいえ、何らかの事情により、いがみ合っている関係の場合は、同族嫌悪のような状態になることも考えられます。

お互いの月がセクスタイル

セクスタイルの場合、夫婦がお互いに友達のような協力関係を築くことができます。いわゆる仲の良い夫婦が多いです。

一緒にいて楽しく、協働して生産性のある仕事をすることもできます。良い化学反応が起きやすい関係です。

お互いの月がスクエア

スクエアの場合、お互いの気持ちがぶつかり合うようなところがあります。それをストレスだと感じることも多いでしょう。

ただ、それを全て悪いようにとらえる必要はありません。

スクエアの関係の夫婦は、夫婦関係から大きな学びを得ることを魂の目的にしている場合も多く、お互いに葛藤を乗り越えて成長しながら、時間をかけて家族になっていくスタイルを選択しています。

お互いの月がトライン

お互いに気が合う関係です。一緒にいて楽しく過ごすことができます。気が合いすぎて、逆に物足りないと感じるほどでしょう。

また、生産性のある活動を一緒にすることは苦手なので、協働して仕事をすることには向きません。

お互いの月がオポジション

月同士がオポジションの場合、夫婦になっても恋人同士のような距離感を保てます。互いに相手のことを気にしあって、惹かれ合う関係です。いつまでも女性として見られたい、男性として見られたい、という想いが一番強く表れる関係です。

その他

おすすめ書籍

月星座、そして相性について詳しく知るためにオススメの書籍はこちらです。

▶相性を知りたい場合はこちらの記事も参考になります⇒シナストリー

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

おすすめの記事

複合アスペクトーグランドトライン、グランドクロス、グランドセクスタイル、小三角、Tスクエア―

複合アスペクトとは

複合アスペクトとは、3つ以上の天体によって形成されるアスペクトのことです。

アスペクトについてはこちらにて説明しています。

複合アスペクトによって、ホロスコープのなかにある幾何学図形が出来上がります。これによって、アスペクトの効果は何倍にも強まります。そして、逃れられないほどの強い影響力を発揮するのです。

この記事では、次の代表的な複合アスペクトについて解説します。

  • グランド・トライン
  • グランド・クロス
  • グランド・セクスタイル
  • 小三角
  • Tスクエア

グランド・トライン

グランドトラインは、トラインの効果をさらに強めたアスペクトです。

生まれながらにして持ち合わせている強い力を表します。

しかし、強大なその影響を使いこなせずに能力を発揮できないことも多々あるため、扱いの難しいアスペクトでもあります。また、幸運を表す配置すが、その幸運に任せてぶら下がって生きてしまうと、人生全般に”甘え”が出てしまうことがあります。

グランドトラインの場合は、火・土・風・水 いずれかの4元素を満たす組み合わせになることも多く、どのエレメントで形成されているかによって、その元素の意味合いが強くなります。

たとえば、火のグランド・トラインであれば、豊富な芸術性、インスピレーションなど。ただし、使いこなすには相当の努力が必要でしょう。グランドトラインにスクエアが絡む場合には、苦労はしますが、実際的な能力として使いやすいケースもあります。

グランド・クロス

グランド・クロスは、相当な強い個性として表れます。

グラクロを構成する天体やサインの種類などでも大きく性質が変わりますが、共通して言えることは、自分自身ではコントロールできないほどの強い衝動が存在するということです。人生への影響も大きいです。

なお、グランド・クロスは、活動宮・不動宮・柔軟宮 いずれかに偏りやすいです。

そのため、次のようなタイプが存在します。

活動宮でのグランド・クロス

強迫的なまでの活発な人になって、とにかく止まれないタイプ

不動宮でのグランド・クロス

頑固で動けず、悶々としてしまうこともあるかもしれませんが、基本的には、なにかを継承する役割のある人でしょう

柔軟宮でのグランド・クロス

柔軟で人の意見をよく聴き入れ、調和を大切にする人

グランド・セクスタイル

グランド・セクスタイルを持つ人は、他人を巻き込むような不思議な影響力を発揮します。

その独特な雰囲気と影響力から、多くの人が周囲に集まります。ムーブメントの中心にいる人ですが、本人もその流れに身を任せるしかないような、強い流れを生み出すのです。

小三角

小三角は、トラインのアスペクトにセクスタイルが加わります。トライン単体の場合、のんびとした幸運な雰囲気を表すのですが、そこにセクスタイルが加わることで、実際的に努力する姿勢が生まれます。

そのため、能力や運に甘えることなく、こつこつと努力したり働くことができる人柄として現れます。現代において、このアスペクトは非常に使い勝手がよく、小三角がある人は、運も努力も備わった”仕事のできる人”になりやすいです。

Tスクエア

Tスクエアは、オポジションとスクエアの組み合わせによる複合アスペクトです。

才能や技術をより良くするために、常に休みなく向上心を持って努力する傾向があります。試行錯誤もするため、途中で二転三転するような不安定さも見られますが、そういった不断の努力によって、能力が磨かれます。

叩きあげで出世したり、何か具体的な成果を出す人のなかには、Tスクエアを持つ人も多いです。

この複合アスペクトを持つ人は、長年苦労しながら努力して腕を磨いてきたタイプなので、どこか威厳や緊張感が漂う雰囲気の人もいます。

その他

参考文献

こちらの本は占星術を学ぶにあたっての基礎を網羅したオススメの参考文献です。コンパクトなのに情報量が多いので、最初の一冊としても。アスペクトの働きについても記載されています。

アスペクトの組み合わせパターンまで具体的に知りたい方は、こちらの本がオススメです。

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

ハーモニクス占星術の読み方~調波、星別の意味~

ハーモニクス占星術

ハーモニクス占星術/ハーモニック占星術とは

ハーモニック占星術を一言でいうと

「ネイタルチャートの感受点の位置(黄道度数)に、一定の数を乗じた値で、新たに作成したホロスコープチャート=調波図を用いた占星術」

となります。ハーモニクスのことを倍音とも言います。

なお度数は、牡羊座から魚座まで360存在します。たとえば180度に2を掛けると、360度なります。これはつまり、出生図でオポジションの関係にある天体が、今度はコンジャンクションとなります。

このように、どんどん数を乗じていくことで、もとのネイタルチャートでは現れなかった人生の彩が見えてきます。つまり、出生図がその人の基本的なホロスコープであるとすると、調波図は、出生図をベースにして、人生にどのように味付けをするか。といったことになるのです。

調波図とは

上記の例で、180度のオポジションが0度コンジャンクションになるのは2を掛けたときでした。

このように、どの数字を掛けたか?を示すのが調波図のナンバーです。

2を乗じた場合は、第二調波図となります。HN2と記載します。

それぞれの調波図の持つ意味は後述しますが、おおよその目安として第一調波図~第九調波図(HN1HN9)までが基本調味料だとすると、第十調波図以降はスパイス類のようなものだと考えてください。

ナンバーが増えていくと、より人生の複雑さ・奥深い味わいを示すものになっていきます。

また、実際の年齢ともリンクしています。現在40歳であれば、HN40が年齢ハーモニクスとなります。その年齢にどんな彩が加えられるのかを読むこともできます。

発芽天体

ハーモニック占星術では、発芽天体というものを重視します。

発芽天体とは、コンジャンクションのことです。各調波図にて、コンジャンクションした天体があれば、それらを発芽天体と呼びます。

ハーモニクスの調波の読み方

それぞれの調波において、次のような意味を持ちます。

第1調波(HN1)

ネイタルチャート

第2調波(HN2)

目的意識

第3調波(HN3)

創造性、楽しみ、喜び

第4調波(HN4)

秩序、困難を乗り越える、論理的思考

第5調波(HN5)

自分らしい生き方、自己主張、本能的欲求

第6調波(HN6)

環境適応、バランス、律動的行動

第7調波(HN7)

夢、芸術、理想

第8調波(HN8)

知恵、現実化、権力、リーダーシップ

第9調波(HN9)

本質力、応用力、探求心、スピリチュアリティ、最終的な成果

ハーモニック占星術の読み方

どの天体同士が、どの調波で発芽しているかを見ていきます。ここれでは、天体×天体のおおまかな象意のイメージをまとめます。たとえば、HN2で、月と水星が発芽(コンジャンクション)している場合、具体的に相談に乗っているときに、解決しようとする力が働くでしょう。

たとえば、私の場合は金星と海王星が、HN9で発芽しています。スピリチュアル的なものへの探求の喜び、憧れというのが、ここで発芽したことになります。またサインは水瓶座なので、占星術を学んでいることも必然なのでしょう。(占星術は、水瓶座の支配星である天王星の支配にあります。)

月×水星:共感力

月×金星:愛される力

月×太陽:裏表のなさ

月×火星:競争心

月×木星:楽天的

月×土星:落ち着き

月×天王星:自由奔放

月×海王星:夢見がち

月×冥王星:強烈な感情

水星

水星×金星:美的感覚

水星×太陽:専門知識

水星×火星:決断力

水星×木星:学ぶ意力

水星×土星:職人技

水星×天王星:斬新な発想

水星×海王星:想像力

水星×冥王星:洞察力

金星

金星×太陽:社交性

金星×火星:熱中

金星×木星:華やかさ

金星×土星:誠実な対人姿勢

金星×天王星:冴えた感性

金星×海王星:ロマンチスト

金星×冥王星:真実の愛への渇望

太陽

太陽×火星:パワフルに生きる

太陽×木星:社会的性向

太陽×土星:堅実な人生観

太陽×天王星:個性的な生き方

太陽×海王星:夢想的な人生観

太陽×冥王星:限界への挑戦

火星

火星×木星:野心家

火星×土星:タフさ

火星×天王星:多数派へ迎合しない

火星×海王星:行動的な夢想家

火星×冥王星:強力な底力

木星

木星×土星:社会的発展性

木星×天王星:刷新

木星×海王星:理想主義

木星×冥王星:権力

土星

土星×天王星:理想的で几帳面

土星×海王星:柔軟なルール意識

土星×冥王星:強固な持久力

天王星

天王星×海王星:芸術的センス

天王星×冥王星:革命

海王星

海王星×冥王星:スピリチュアル志向

参考文献

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

トランジットチャート(三重円)【占星術・ホロスコープ】

ホロスコープ 三重円について

トランジット(三重円)とは?

現在、運行中の星の配置が、トランジットです。
出生図を最も内側の円として、次にプログレス(進行)=二重円、外側がトランジット(経過)=三重円となります。

※プログレスチャートに限らず、相性図など、チャートを2つ重ねたものは二重円となります。

プログレスチャートについてはこちら。

出生図やプログレスは、それぞれ人によって位置するサインは異なりますが、トランジットは一緒です。同じ星のもとにあります。
なので、みんなに影響を与えるのですが、影響の出方というのは人によって異なります。

それは、出生図とトランジットの組み合わせが人によって異なるからです。

ホロスコープ トランジット(三重円)の読み方

ホロスコープ三重円 オーブについて

出生図においては、およそ8度程度のオーブをとります。広くとる場合は10度程度でしょうか。

一方で、プログレスやトランジットの場合、オーブは1.5度以内を目安とします。

ホロスコープ三重円 アスペクトについて

また、出生図の場合は、メジャーアスペクトを全て読むことが多いかと思いますが、トランジットでは、コンジャンクション(0度)・スクエア(90度)・オポジション(180度)を中心に見ていくことが多いようです。三重円同士、あるいはトランジットの出生図、プログレスの組み合わせなどを読んでいきます。

なお、上記アスペクトをあげたのは、これらが体感が出やすいためなので、もちろん他のアスペクトを読んでも大丈夫です。

特に出生図との組み合わせで、グランドクロスなどの複合アスペクトを形成する場合も、重点的にリーディングします。

トランジット/トランシットを読むときの天体順序

公転周期の長い天体(=足の遅い天体)から順番に読んでいくのが一般的です。というのも、遅い速度のもののほうが、影響力が強いからです。公転周期の長い天体から、短い天体への働きかけがあると考えてください。そのため、まずは影響力が強い天体から順番に読んでいきます。

トランジット/トランシットとハウス

三重円を読むときには、ハウスがより重要となってきます。トランジットの天体が、出生図のどのハウスに位置しているか、確認してください。

トランジット天体とハウス(冥王星、海王星、天王星、土星)

トランジットは、より公転周期の長いものから順番に見ていきます。そのため、ここでは、冥王星、海王星、天王星、土星がそれぞれ、出生図のどのハウスに入っているかで、おおまかにリーディングするための情報を記載します。

トランジットの冥王星とハウス

トランジット冥王星が、出生図のどのハウスに位置しているかで、おおまかにその時期の傾向を読むことができます。冥王星は非常に足の遅い天体ですので、ハウスの1つを移動するのに、十数年はかかります。その間に、そのハウスが持つ意義すら変化していくでしょう。

あるハウスを通過した後になって、ようやくそのハウスに冥王星がもたらした意味がわかるはずです。

T冥王星がN1ハウス

個人の気質、始める力への大きな変質。

T冥王星がN2ハウス

冥王星の影響で、お金や持ち物、資質の使い方が変わる。

T冥王星がN3ハウス

外部的な偶然的な動きによって、新しい事柄に興味を持つ。

T冥王星がN4ハウス

所属する集団の変化。家系や家での大きな変化が起こりやすい。

T冥王星がN5ハウス

飛躍するような力を持った創造的で冒険的な楽しさが強まる。

T冥王星がN6ハウス

本格的に働くとき。人事異動などで意に沿わない働き方をする場合も。健康問題が出やすい。

T冥王星がN7ハウス

人との関わりが強まり、今までの自分が否定されて、新しい自分になるような時期。

T冥王星がN8ハウス

冥王星の本来のハウス。継承。何かを与えられ、受け取る。

T冥王星がN9ハウス

人々の輪のなかで、自分の意図を応用的にいかそうとする。集中的に何かに取り組む。

T冥王星がN10ハウス

職業的な立場が大幅に変わりやすい。自分の立場を有利に使える。

T冥王星がN11ハウス

未来に関心が向きやすい。古巣から去ることも。

T冥王星がN12ハウス

現世的なものから、自分を解き放ちたい衝動。

トランジットの海王星とハウス

トランジット海王星が、出生図のどのハウスに位置しているかで、おおまかにその時期の傾向を読むことができます。海王星も足の遅い天体です。(冥王星の2/3の時間で公転)1つのハウスに10年以上滞在します。

海王星は、夢見のような性質で、実態のあるものないもの関係なく取り混ぜて、時間・空間を超えて拡大する意識・無意識に関係します。

T海王星がN1ハウス

思い付きの行動、忘我状態などになりやすい。着地できない衝動。見えない何かの力に助けられる。

T海王星がN2ハウス

自分に一番合う、夢や可能性、希望を見出そうとする。収入の道も、見出す。

T海王星がN3ハウス

旅行や書物、コミュニケーションなどの刺激のなかから、新しいアイデアや刺激、夢などを手に入れる。

T海王星がN4ハウス

先祖や家系、民族、集団などとの接点があらわれやすい。

T海王星がN5ハウス

活力や創意の心が刺激される。芸術や霊的なこともあります。この時期に子どもが生まれると、その子は海王星の力を与えられる。

T海王星がN6ハウス

役に立ちにくいものを何とかこなれさせて、社会に役立つようにする。

T海王星がN7ハウス

占い師や霊能力者、芸術家などの目線を通して、自分を形成していく。

T海王星がN8ハウス

ビジョンの継承、心霊的な接触。自覚しにくい。

T海王星がN9ハウス

精神世界的なことに関わる学びや探求、講座に通うなど。

T海王星がN10ハウス

肩書きに収まらなくなる。立場や職種が曖昧になる。

T海王星がN11ハウス

理想や直観、未来予知などの力が大きくなりやすい。社会運動的。

T海王星がN12ハウス

非物質的なもの、宇宙的なもの、夢の世界などからキャッチする。

トランジットの天王星とハウス

天王星は水瓶座の支配星です。偏った習慣を訂正して、未来的で革新的なものを目指す性質があります。そのため、天王星が入るハウスは、周囲に迎合せずに、オープンなものを持ち込む活路になります。

T天王星がN1ハウス

依存や集団的影響から抜け出して、独自の道を歩み始める。場合によっては、衝動的で孤立しやすくなる。

T天王星がN2ハウス

身近な影響から距離をやや離す。たとえば、副収入を得たり、サブ的な仕事や収入など。

T天王星がN3ハウス

他の人の差をつけるため独自の手段で、個人の幅を広げていく。

T天王星がN4ハウス

ルーツや家意識のなかに、多様性と普遍性が持ち込まれる。

T天王星がN5ハウス

より普遍的な価値を持つものを趣味にする。占星術や天文学、考古学など。

T天王星がN6ハウス

他の人に合わせない独自の動き方。異質で合わないものを、訓練によって定着させる。

T天王星がN7ハウス

対人関係で、新しい軸を持ち込む。個人の主体性を弱めて、新しい関係や方針をつくる。

T天王星がN8ハウス

遠い所から受け取り、引き継ぐ。特異な力を持つことも。

T天王星がN9ハウス

開かれた知識を学び、研究する。ローカルな基準を超越した知識。

T天王星がN10ハウス

経歴などで独自なものを持とうとする。独立的な動きや気分に。

T天王星がN11ハウス

開かれた世界で、同じ思想の人たちが集まり共鳴する。

T天王星がN12ハウス

一人でいられる時間があり、自由な交流がある。自分だけの空間。

トランジットの土星とハウス

土星は人生の最終的な落としどころを意味する天体です。土星はおよそ29年で一周し、1つのサインにおよそ2年半留まります。トランシットでサインやハウスに対しては、それを安定させて、確実にさせる作用を持ちます。人生の定期メンテナンス的な意味合いもあり、問題個所があればそれを揺すぶって問題提起するような働きもします。

T土星がN1ハウス

自分の生き方をどういう方向に向けるか、定めるのが大切な時期。

T土星がN2ハウス

金額は大きくなくてもよいから定期収入が欲しくなる。

T土星がN3ハウス

規則的に取り組むべき学習題材がある。知識に対する劣等感を抱きやすいため、努力する。

T土星がN4ハウス

家にいる必要があったり、家族に関する義務のようなものが発生しやすい。

T土星がN5ハウス

クリエイティブさを継続的に維持するための練習期間。

T土星がN6ハウス

規則的な習慣をつくるとき。良い習慣づけをするのに適している。

T土星がN7ハウス

周囲の視線から、自分をつくっていく。批判や文句を言われやすいが、それに自分なりに対応していく。

T土星がN8ハウス

組織や人などど、長期的な義務関係になりやすい。継承する場合も。

T土星がN9ハウス

何かを継続的に学び研究する。土星がこのハウスにあるときに習慣にできたら、その後学びが29年続く。

T土星がN10ハウス

社会的な立場を安定させる期間。役職や立場を得るなど。

T土星がN11ハウス

将来のイメージに具体性を持ち、そのテーマで人が集って地道に取り組む。

T土星がN12ハウス

最後のハウスなので、ここまでの土星が通過したハウスでやり残したことがあれば、クリアする必要性。

トランジットの木星とハウス

木星は基本的には増やす天体です。拡大、増殖、発展を意味します。木星は1年で1サインを通過するため、運勢を読むためには使い勝手の良い天体です。あなたのハウスに木星が来ると、そのハウスの意味するものを増殖します。

木星がN1ハウス

個人の可能性が増大・発展するとき。自己実現しやすく、公共の場に出る機会も増える。

木星がN2ハウス

お金が増える、あるいは自分が使えるお金の範囲が増えるとき。

木星がN3ハウス

3ハウスは情報や知識を得る活動なので、教えたり学んだりすることに良い時期。コミュニケーションも増える。旅行も吉。

木星がN4ハウス

家族との関係が良好になりやすい。引っ越しに吉。仲間的な関係の人が増える。家にいる時間が増える。

木星がN5ハウス

個人的な楽しみが増える。恋愛というよりも、自分ひとりでクリエィティブな活動をしたり、趣味などに励むとき。

木星がN6ハウス

仕事が増えるとき。仕事のチャンスが増えることもあれば、多忙になることも。

木星がN7ハウス

人からえこひいきされやすい時期。外から、社会的に発展していくためのきっかけが得られるとき。

木星がN8ハウス

人からもらうものが増える。収入を他者に依存する。特定の人と関係を深めるとき。

木星がN9ハウス

学校で学んだり、教養を身につけるとき。海外旅行にも吉。試験運も吉。

木星がN10ハウス

自分を世の中に売り込むのに良い時期。女性の場合、結婚にも吉。社会参加が増える分、義務も背負いやすい。

木星がN11ハウス

友人が増えたり、何かの活動に参加するとき。11ハウスは未来志向なので、これまで取り組んでいた仕事への関心が薄れる人も。

木星がN12ハウス

心の世界や精神世界の面でダイナミックになりやすいとき。

トランジットの火星とハウス

火星は活性化の天体です。火星が入ったハウスの物事に対して、情熱に取り組もうという意欲が沸きます。火星は2年でホロスコープを一周しますが、見かけ上の逆行も多いので、長い場合は数カ月間1つのサインに留まることもがありますが、平均2ヶ月程度滞在します。

火星がN1ハウス

個人的な力が増強される時期。攻撃的になりやすいときでもある。方向性はまだ定まらないが、生命力や活力が増える。

火星がN2ハウス

一気に稼ぎたいという意思が働きやすい。同時に浪費もしやすい。美意識が向上するので、ファッションなどにも積極的になる。

火星がN3ハウス

旅行したくなるとき。また、他人との口論に発展しやすい時期でもある。

火星がN4ハウス

火星の取扱いになれていないと、家族と喧嘩する場合も。

火星がN5ハウス

個人的な楽しみに熱中するとき。

火星がN6ハウス

仕事に熱中して取り組むとき。運動による健康管理に適しているとき。

火星がN7ハウス

対人関係が燃え上がりやすいとき。ケンカに発展する場合もあるが、火星と他の天体のアスペクト次第である。

火星がN8ハウス

他者から何かを教わったり伝授されやすいとき。男女関係の性的な性質が高まる場合も。

火星がN9ハウス

何かを習うことに熱中するとき。海外旅行に行く人も。積極的に自分磨きをしたいと思うとき。

火星がN10ハウス

仕事や自分の立場に対して強い表明をするとき。人から反感を受けることも。

火星がN11ハウス

友人関係などで積極的になりやすいタイミング。

火星がN12ハウス

見えないものを重要視するとき。情緒的な気分になったり、人によっては気分が落ち込むことも。

参考文献

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】

プログレスチャート(二重円)【占星術・ホロスコープ】

ホロスコープ プログレスチャートとは

プログレスチャートは、ホロスコープの出生図をベースとした加工チャートです。プログレスチャートは出生図の位置をスタート地点にして、動き続けます。その人の中で動きける体内時計のようなものです。内的な変化をあらわします。

その人の内側で進行するチャートであるため、現在運行中のチャート(トランジットチャート)とは連動しません。

プログレスチャートのことを、二重円と呼ぶことがあります。チャートが二重になっているものであれば、なんであっても二重円ではあるのですが、特にプログレスのホロスコープチャートのことを指す場合が多いようです。

出生図が一重円だとすると、プログレスチャートが二重円となります。

三重円(トランジット/トランシット)はこちら

ホロスコープ プログレスチャートの種類

セカンダリープログレッション 1日1年法

プログレスチャートでは、この方式がもっとも一般的です。他にも、ソーラーアークプログレッション法や、プライマリープログレッション法などがあります。

セカンダリープログレッションでは、太陽の1日の進行分(約1度)が、1年に相当します。つまり、出生図の位置から、およそ1年で1度ずつ先へ進む動きとなります。1サインをおよそ30年かけて進行します。

一方で、月は1か月で約1度進行します。1サインが30度なので、30カ月で1つのサインを通過します。

プログレスチャート、二重円の読み方

セカンダリープログレッションでは、それぞれ惑星の進行速度が異なります。

  • 太陽であれば、1年に約1度
  • 月は1年に約12度
  • 水星、金星は、1年に1度程度
  • 火星は、2年で約1度

不規則な動きをすることもあるので、正確にはチャートを見てほしいのですが、おおよそ上記の速度で進行します。

太陽より外の天体も進行しますが、比較的ゆっくりと動くことになります。そのため、ほとんど出世図からずれませんが、少しずれたタイミングで、ほかの天体とアスペクトを組むこともあります。(オーブは1.5度以内を目安にすると良いでしょう)

プログレスチャート(二重円)は、少しずつ動くプログレス天体同士のアスペクトに加えて、プログレスと出生図のアスペクトを読むと良いでしょう。また、そこにトランジットを加えたものを三重円といいます。

また、プログレス太陽は1年に1度、プログレス月は1か月に1度進行する特徴を活かして、太陽や月が在泊する度数のサビアンシンボルを読むこともおすすめです。1年単位あるいは1か月単位で、サビアンシンボルの流れにそったリーディングをすることもできます。

ホロスコープでプログレスの月を読む

プログレスの月は、他の天体に比べると速く進行するため、リーディングには使い勝手のよい天体でしょう。サビアンシンボルを読むのにも適しています。毎月テーマとなるサビアンシンボルを読むことができます。

サビアンシンボルとは

プログレスの月のもっともわかりやすい読み方は、プログレス月が在泊するハウスのテーマから、現在のその人の内面を知ることです。

プログレス月が1ハウス

「自分らしさとは何か」「自分は本当はどう生きたいのか」を問い直して、その結果何か新しいことを始めたくなる時期。

プログレスの月が2ハウス

「持って生まれた能力や才能をどういかすか」思案する時期。これまで取り組んできたことの土台を固めるために、安定や所有、蓄積というプロセスに入ります。

プログレスの月が3ハウス

好奇心を発揮して、さまざまなことに取り組んだり、学習する時期。フットワークが軽く良く動きまわる時期です。

プログレスの月が4ハウス

心身の回復と充電を図ろうとする時期。家族や地域社会とのつながりを取り戻して、3ハウスで摩擦した物事を解消する時期。

プログレスの月が5ハウス

4ハウスで充足したエネルギーを放出して創造性を発揮する時期。自分をアピールすることや、恋愛にも意識が向きやすい。

プログレスの月が6ハウス

5ハウスの時期に行ったことの結果について、調整をしていく時期。社会や他者と折り合いをつけながら、自己管理などを学ぶ時期。

プログレスの月が7ハウス

他者の視点を意識したうえで社会と関わる時期。プログレス月が1~6ハウスを通過してきた14年間に取り組んできたテーマを、ここで改めて他者へ向けて提示する時期。

プログレスの月が8ハウス

家族や血縁者、配偶者、恋人、身近な人との人間関係に深くかかわる時期。自力では困難であった成長を果たす。

プログレスの月が9ハウス

なじんだ場所や人間関係から飛び出して、より遠い場所へ向かおうとする気持ちがわいてくる時期。

プログレスの月が10ハウス

社会的な地位・立場や肩書きを確立する時期。仕事や事業に関して目に見える成果を得るために努力する。社会的発展性がピークになる時期。

プログレスの月が11ハウス

10ハウスの成果の次に、新たな姿勢で新しい何かを模索する時期。職場以外での人間関係の開拓など。

プログレスの月が12ハウス

対外的な活動を控えて、物静かな生活のなかで、自分の好きなことにじっくりと取り組みたくなる時期。

参考文献

無料メールマガジン登録【読むだけで、ホロスコープを感じる7日間】