マンデン占星術とは何か

出生図は「個人」を読むものですが、マンデン占星術では、個人よりも大きな集団を対象とします。

主に、組織や企業、国家を読みます。

古い時代には占星術では、マンデン占星術が主流でした。

あとになって、占星術で個人を対象とするようになったのです。

というのも、昔は現代ほど「個人」という概念が確立されていなかったからです。人間の意識の在り方は進化していて、進化するほどに「個」「自我」の確立へ向かっています。

こんなにも「個」が確立しているのは、近代ならではなのですね。

現代では個人を占うことがホロスコープの使い方の主流となっていますが、占星術の歴史においてはマンデン占星術が主流だったのです。

マンデンチャートの作成

マンデン占星術では、指導者の誕生日や就任式、元号が変わった日など、重要な日付を使用してチャートを作成します。

国家であれば、建国時のホロスコープ(始原図)を読みます。

とはいえ、なにをもって国家の誕生とするかは諸説あり、たとえば憲法の交付のタイミングなどが候補となります。

また、企業の場合であれば、創立日や設立日でチャートを作成します。

ほかにも、次のチャートを読むことで、社会情勢の変化を読みます。

春分図

春分図・夏至図・秋分図・冬至図と呼ばれる四季図を用いて、3カ月ごとに起こる社会情勢の変化を読む方法も一般的です。

四季図のなかでも特に春分図が重要視されています。

春分は太陽が春分点(牡羊座0度)に重なる瞬間のチャートで、占星術における1年の始まりのタイミングだからです。

国の情勢を読む場合、通常、各国の政治的な中枢である首都にロケーションをあわせてチャートを作成します。

新月図と満月図

新月のタイミングのチャートも重要とされます。1年の流れを読む場合は四季図を読み、新月図と満月図については、それぞれ2週間ごとの社会の動向をカバーするという見方もあります。

食図(イクリプス・チャート)

日食や月食のタイミングのチャートです。日食と月食はは平均すると、1年に2度ずつ起こります。

食図は、通常の新月図や満月図よりも重大な出来事を指し示すことが多く、影響力も強いです。

長いときには、1年以上にわたって、食図に示されたことの影響が続く場合もあります。

マンデン占星術の読み方

マンデン占星術で用いる惑星やサイン、ハウスなどのシンボルは、出生図を読むときに使うものと同じ原理にもとづいて解釈をします。
ですが、象意については異なってきます。以下に代表的な象意を記載します。

惑星

太陽

国家元首、政権、社会に影響力を持つリーダー

国民、世論、農作物。女性や子供に関すること。

水星

商取引、貿易、通信、メディア、広告、交通、輸送、出版

金星

レジャー、ファッション、芸術、外交による和平、出生率

火星

軍隊、警察、戦争、テロ、暴力、ストライキ、事故、災害

木星

銀行、金融、司法、宗教、高等教育、国富

土星

不動産、地下資源、高齢者に関すること、農業、抑圧、批判

天王星

改革、崩壊、解放、政治的緊張、分裂、暴動、科学的発見、発明、ITハイテク関連

海王星

石油、化学、薬物、集団幻想、扇動、詐欺、スピリチュアル

冥王星

権力、暴力、組織犯罪、スパイ、核エネルギー

ハウス

第1ハウス

国民、世論

第2ハウス

通過、流通、財政、税制、国民の所得

第3ハウス

交通、輸送、隣国との取引

第4ハウス

国土、農業、天候、環境、自然災害、野党

第5ハウス

娯楽、芸術、スポーツ、出産、子ども

第6ハウス

国民の健康、感染症、労働環境、公務員、軍隊や警察

第7ハウス

外交、条約、同盟国、敵対国、戦争、和平交渉

第8ハウス

国債、関係国の財政

第9ハウス

法廷、法律、宗教、学問、貿易

第10ハウス

国家元首、政府、与党、ビジネスリーダー

第11ハウス

議会、立法、国際的な友好関係

第12ハウス

刑務所、テロ、スパイ、亡命、マイノリティー、国家機密、妨害

参考文献

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