この記事では、ノード回帰(ノードリターン)の意味について解説します。また、ノード回帰を読む方法についてもお伝えします。
ノースノード(ドラゴンヘッド)とは?
ドラゴンヘッドは、月の昇交点です。月の軌道(白道)と太陽の軌道(黄道)の交わるポイントで、ノースノードとも呼びます。
ドラゴンヘッドとはあなたの太陽(精神)とあなたの月(魂、前世)軌道が交わるポイントです。
そして、ドラゴンヘッドにはあなたの魂が、前世を経て今世で向かうべき方向性が示されています。そして、その流れはあなたを運命へと導いていきます。
ノード回帰(ノードリターン)とは何か
ノード回帰というのは、ドラゴンヘッドがあなたの出生の位置からホロスコープ上を一周し、元の位置に戻ってくるタイミングのことです。
このとき、出生図上のドラゴンヘッドと現在運行中のドラゴンヘッドが重なります。
ノードリターンは、あなたの人生が運命が示す方向性へ向けて開かれていくための特別な時期です。
また、ドラゴンヘッドは天体とは逆向きの方向(時計回り)にホロスコープ上を移動していく点にご留意ください。
ドラゴンヘッドの周期
ドラゴンヘッドの周期は約18.6年です。つまり、18年~19年に一度、誰にでもノード回帰のタイミングが訪れます。1度目は18.5歳頃。2度目は37歳頃です。そして、3度目が56歳頃となります。
ノード回帰・ドラゴンヘッドリターンの読み方
ノード回帰を読む方法について解説します。
一度目の18.5歳頃のノードリターンの時期は、多くの人にとって特別な時期です。自分の運命の道に関わる出来事が起こる可能性があります。
二度目の37歳のノードリターンでは、人生における本質的な価値観の変化を体験するでしょう。
ノード回帰をサビアンシンボルで読む
ノード回帰のときには、今一度、ドラゴンヘッドのサビアンシンボルも確認しておきましょう。
18.5歳頃の一度めのノードリターン
一度目のノードリターンの時期には、サビアンシンボルが示す運命に導かれるキッカケとなる特別な出来事が起こるでしょう。
ただし、一度目のノードリターンのときには、まだ自分の運命を自覚していないことが多いです。そのため、若い時期にドラゴンヘッドを読んでも理解できないケースが多いです。
37歳頃の二度目のノードリターンを迎えるときに、改めて一度目のノードリターンの意味を振り返るといいでしょう。
37歳頃の二度目のノードリターン
二度目のノードリターンの時期には、サビアンシンボルの意味がはっきりとわかる場合があります。それによって、一度目のノードリターンで「自分が、どのような運命へと導かれていたのか」を振り返ることもできるようになります。
そして、二度目のノードリターンでは痛みも伴います。なぜなら、これまでの価値観(幻想)を手放していく必要があるからです。手放すことができたとき、人生における新たな価値観を迎え入れることができます。
新たな価値観の訪れを迎え入れたときに本質的な変化を経験し、ここから自分の使命を生き始めます。
56歳頃の三度目のノードリターン
一度目のノードリターンで運命の方向へ導かれ、二度目で運命を受け容れて自分の使命を生き始めました。三度目のノードリターンでは、それまでの人生の結果を迎え入れていきます。
これまで人生と運命に、どう向き合ってきたか?
そのことを、三度目のノードリターンの時期に理解していくことができるでしょう。