トランジットチャート(三重円)

Contents

ホロスコープ 三重円について

トランジット(三重円)とは?

現在、運行中の星の配置が、トランジットです。
出生図を最も内側の円として、次にプログレス(進行)=二重円、外側がトランジット(経過)=三重円となります。

※プログレスチャートに限らず、相性図など、チャートを2つ重ねたものは二重円となります。

プログレスチャートについてはこちら。

出生図やプログレスは、それぞれ人によって位置するサインは異なりますが、トランジットは一緒です。同じ星のもとにあります。
なので、みんなに影響を与えるのですが、影響の出方というのは人によって異なります。

それは、出生図とトランジットの組み合わせが人によって異なるからです。

ホロスコープ トランジット(三重円)の読み方

ホロスコープ三重円 オーブについて

出生図においては、およそ8度程度のオーブをとります。広くとる場合は10度程度でしょうか。

一方で、プログレスやトランジットの場合、オーブは1.5度以内を目安とします。

ホロスコープ三重円 アスペクトについて

また、出生図の場合は、メジャーアスペクトを全て読むことが多いかと思いますが、トランジットでは、コンジャンクション(0度)・スクエア(90度)・オポジション(180度)を中心に見ていくことが多いようです。三重円同士、あるいはトランジットの出生図、プログレスの組み合わせなどを読んでいきます。

なお、上記アスペクトをあげたのは、これらが体感が出やすいためなので、もちろん他のアスペクトを読んでも大丈夫です。

特に出生図との組み合わせで、グランドクロスなどの複合アスペクトを形成する場合も、重点的にリーディングします。

トランジット/トランシットを読むときの天体順序

公転周期の長い天体(=足の遅い天体)から順番に読んでいくのが一般的です。というのも、遅い速度のもののほうが、影響力が強いからです。公転周期の長い天体から、短い天体への働きかけがあると考えてください。そのため、まずは影響力が強い天体から順番に読んでいきます。

トランジット/トランシットとハウス

三重円を読むときには、ハウスがより重要となってきます。トランジットの天体が、出生図のどのハウスに位置しているか、確認してください。

トランジット天体とハウス(冥王星、海王星、天王星、土星)

トランジットは、より公転周期の長いものから順番に見ていきます。そのため、ここでは、冥王星、海王星、天王星、土星がそれぞれ、出生図のどのハウスに入っているかで、おおまかにリーディングするための情報を記載します。

トランジットの冥王星とハウス

トランジット冥王星が、出生図のどのハウスに位置しているかで、おおまかにその時期の傾向を読むことができます。冥王星は非常に足の遅い天体ですので、ハウスの1つを移動するのに、十数年はかかります。その間に、そのハウスが持つ意義すら変化していくでしょう。

あるハウスを通過した後になって、ようやくそのハウスに冥王星がもたらした意味がわかるはずです。

T冥王星がN1ハウス

個人の気質、始める力への大きな変質。

T冥王星がN2ハウス

冥王星の影響で、お金や持ち物、資質の使い方が変わる。

T冥王星がN3ハウス

外部的な偶然的な動きによって、新しい事柄に興味を持つ。

T冥王星がN4ハウス

所属する集団の変化。家系や家での大きな変化が起こりやすい。

T冥王星がN5ハウス

飛躍するような力を持った創造的で冒険的な楽しさが強まる。

T冥王星がN6ハウス

本格的に働くとき。人事異動などで意に沿わない働き方をする場合も。健康問題が出やすい。

T冥王星がN7ハウス

人との関わりが強まり、今までの自分が否定されて、新しい自分になるような時期。

T冥王星がN8ハウス

冥王星の本来のハウス。継承。何かを与えられ、受け取る。

T冥王星がN9ハウス

人々の輪のなかで、自分の意図を応用的にいかそうとする。集中的に何かに取り組む。

T冥王星がN10ハウス

職業的な立場が大幅に変わりやすい。自分の立場を有利に使える。

T冥王星がN11ハウス

未来に関心が向きやすい。古巣から去ることも。

T冥王星がN12ハウス

現世的なものから、自分を解き放ちたい衝動。

トランジットの海王星とハウス

トランジット海王星が、出生図のどのハウスに位置しているかで、おおまかにその時期の傾向を読むことができます。海王星も足の遅い天体です。(冥王星の2/3の時間で公転)1つのハウスに10年以上滞在します。

海王星は、夢見のような性質で、実態のあるものないもの関係なく取り混ぜて、時間・空間を超えて拡大する意識・無意識に関係します。

T海王星がN1ハウス

思い付きの行動、忘我状態などになりやすい。着地できない衝動。見えない何かの力に助けられる。

T海王星がN2ハウス

自分に一番符号する、夢や可能性、希望を見出そうとする。収入の道も、見出す。

T海王星がN3ハウス

旅行や書物、コミュニケーションなどの刺激のなかから、新しいアイデアや刺激、夢などを敵にれる。

T海王星がN4ハウス

先祖や家系、民族、集団などとの接点があらわれやすい。

T海王星がN5ハウス

活力や創意の心が刺激される。芸術や霊的なこともあります。この時期に子どもが生まれると、その子は海王星の力を与えられる。

T海王星がN6ハウス

役に立ちにくいものを何とかこなれさせて、社会に役立つようにする。

T海王星がN7ハウス

占い師や霊能力者、芸術家などの目線を通して、自分を形成していく。

T海王星がN8ハウス

ビジョンの継承、心霊的な接触。自覚しにくい。

T海王星がN9ハウス

精神世界的なことに関わる学びや探求、講座に通うなど。

T海王星がN10ハウス

肩書きに収まらなくなる。立場や職種が曖昧になる。

T海王星がN11ハウス

理想や直観、未来予知などの力が大きくなりやすい。社会運動的。

T海王星がN12ハウス

非物質的なもの、宇宙的なもの、夢の世界などからキャッチする。

 

トランジットの天王星とハウス

天王星は水瓶座の支配星です。偏った習慣を訂正して、未来的で革新的なものを目指す性質があります。そのため、天王星が入るハウスは、周囲に迎合せずに、オープンなものを持ち込む活路になります。

T天王星がN1ハウス

依存や集団的影響から抜け出して、独自の道を歩み始める。場合によっては、衝動的で孤立しやすくなる。

T天王星がN2ハウス

身近な影響から距離をやや離す。たとえば、副収入を得たり、サブ的な仕事や収入など。

T天王星がN3ハウス

他の人の差をつけるため独自の手段で、個人の幅を広げていく。

T天王星がN4ハウス

ルーツや家意識のなかに、多様性と普遍性が持ち込まれる。

T天王星がN5ハウス

より普遍的な価値を持つものを趣味にする。占星術や天文学、考古学など。

T天王星がN6ハウス

他の人に合わせない独自の動き方。異質で合わないものを、訓練によって定着させる。

T天王星がN7ハウス

対人関係で、新しい軸を持ち込む。個人の主体性を弱めて、新しい関係や方針をつくる。

T天王星がN8ハウス

遠い所から受け取り、引き継ぐ。特異な力を持つことも。

T海王星がN9ハウス

開かれた知識を学び、研究する。ローカルな基準を超越した知識。

T海王星がN10ハウス

経歴などで独自なものを持とうとする。独立的な動きや気分に。

T天王星がN11ハウス

開かれた世界で、同じ思想の人たちが集まり共鳴する。

T天王星がN12ハウス

一人でいられる時間があり、自由な交流がある。自分だけの空間。

 

トランジットの土星とハウス

土星は人生の最終的な落としどころを意味する天体です。土星はおよそ29年で一周し、1つのサインにおよそ2年半留まります。トランシットでサインやハウスに対しては、それを安定させて、確実にさせる作用を持ちます。人生の定期メンテナンス的な意味合いもあり、問題個所があればそれを揺すぶって問題提起するような働きもします。

T土星がN1ハウス

自分の生き方をどういう方向に向けるか、定めるのが大切な時期。

T土星がN2ハウス

金額は大きくなくてもよいから定期収入が欲しくなる。

T土星がN3ハウス

規則的に取り組むべき学習題材がある。知識に対する劣等感を抱きやすいため、努力する。

T土星がN4ハウス

家にいる必要があったり、家族に関する義務のようなものが発生しやすい。

T土星がN5ハウス

クリエイティブさを継続的に維持するための練習期間。

T土星がN6ハウス

規則的な習慣をつくるとき。良い習慣づけをするのに適している。

T土星がN7ハウス

周囲の視線から、自分をつくっていく。批判や文句を言われやすいが、それに自分なりに対応していく。

T土星がN8ハウス

組織や人などど、長期的な義務関係になりやすい。継承する場合も。

T土星がN9ハウス

何かを継続的に学び研究する。土星がこのハウスにあるときに習慣にできたら、その後学びが29年続く。

T土星がN10ハウス

社会的な立場を安定させる期間。役職や立場を得るなど。

T土星がN11ハウス

将来のイメージに具体性を持ち、そのテーマで人が集って地道に取り組む。

T土星がN12ハウス

最後のハウスなので、ここまでの土星が通過したハウスでやり残したことがあれば、クリアする必要性。

トランジットの木星とハウス

土星は基本的には増やす天体です。拡大、増殖、発展を意味します。木星は1年で1サインを通過するため、運勢を読むためには使い勝手の良い天体です。あなたのハウスに木星が来ると、そのハウスの意味するものを増殖します。

木星がN1ハウス

個人の可能性が増大・発展するとき。自己実現しやすく、公共の場に出る機会も増える。

木星がN2ハウス

お金が増える、あるいは自分が使えるお金の範囲が増えるとき。

木星がN3ハウス

3ハウスは情報や知識を得る活動なので、教えたり学んだりすることに良い時期。コミュニケーションも増える。旅行も吉。

木星がN4ハウス

家族との関係が良好になりやすい。引っ越しに吉。仲間的な関係の人が増える。家にいる時間が増える。

木星がN5ハウス

個人的な楽しみが増える。恋愛というよりも、自分ひとりでクリエィティブな活動をしたり、趣味などに励むとき。

木星がN6ハウス

仕事が増えるとき。仕事のチャンスが増えることもあれば、多忙になることも。

木星がN7ハウス

人からえこひいきされやすい時期。外から、社会的に発展していくためのきっかけが得られるとき。

木星がN8ハウス

人からもらうものが増える。収入を他者に依存する。特定の人と関係を深めるとき。

木星がN9ハウス

学校で学んだり、教養を身につけるとき。海外旅行にも吉。試験運も吉。

木星がN10ハウス

自分を世の中に売り込むのに良い時期。女性の場合、結婚にも吉。社会参加が増える分、義務も背負いやすい。

木星がN11ハウス

友人が増えたり、何かの活動に参加するとき。11ハウスは未来志向なので、これまで取り組んでいた仕事への関心が薄れる人も。

木星がN12ハウス

心の世界や精神世界の面でダイナミックになりやすいとき。

トランジットの火星とハウス

火星は活性化の天体です。火星が入ったハウスの物事に対して、情熱に取り組もうという意欲が沸きます。火星は2年でホロスコープを一周しますが、見かけ上の逆行も多いので、長い場合は数カ月間1つのサインに留まることもがありますが、平均2ヶ月程度滞在します。

火星がN1ハウス

個人的な力が増強される時期。攻撃的になりやすいときでもある。方向性はまだ定まらないが、生命力や活力が増える。

火星がN2ハウス

一気に稼ぎたいという意思が働きやすい。同時に浪費もしやすい。美意識が向上するので、ファッションなどにも積極的になる。

火星がN3ハウス

旅行したくなるとき。また、他人との口論に発展しやすい時期でもある。

火星がN4ハウス

火星の取扱いになれていないと、家族と喧嘩する場合も。

火星がN5ハウス

個人的な楽しみに熱中するとき。

火星がN6ハウス

仕事に熱中して取り組むとき。運動による健康管理に適しているとき。

火星がN7ハウス

対人関係が燃え上がりやすいとき。ケンカに発展する場合もあるが、火星と他の天体のアスペクト次第である。

火星がN8ハウス

他者から何かを教わったり伝授されやすいとき。男女関係の性的な性質が高まる場合も。

火星がN9ハウス

何かを習うことに熱中すぅるとき。海外旅行に行く人も。積極的に自分磨きをしたいと思うとき。

火星がN10ハウス

仕事や自分の立場に対して強い表明をするとき。人から反感を受けることも。

火星がN11ハウス

友人関係などで積極的になりやすいタイミング。

火星がN12ハウス

見えないものを重要視するとき。情緒的な気分になったり、人によっては気分が落ち込むことも。

その他

参考文献

占星術用語一覧