この記事では、少し不思議な月と太陽と数字のお話をします。
占星術と数字の法則
数字というのは、世界的に共通の概念ですよね。こうした地域性を超えた概念は、宇宙法則に属するものです。
占星術は宇宙法則によって成り立っていますから、もちろん数字とも関連してきます。
占星術に主に登場する数字は、1~12です。惑星は10個で、星座は12種類ですね。ハウスも12あります。
そして、今日この記事では「13」の数字が登場しますよ。
月と13という数字
13という数字は、ホロスコープ上では見えにくい数字です。
ですが、とても興味深い数字です。
そもそもあなたは、13という数字にどんなイメージを持っていますか?
- 不吉な数
- タロットの死神のカードの数字
など、多くの人にとっては、ハッピーなイメージよりも「縁起の悪い」数字というイメージが強いと思います。
ですが「13」は本当は、とてもパワーのある数字なんですよ。
太陽と月の数字
占星術的には、12が太陽だとすると、13は月になります。
太陽も月も、どちらも大事な天体ですよね。なお、この数字は次の計算から導き出しています。
太陽
太陽が1年で、12宮(12サイン)を通過することから、太陽=12となります。
1年が12カ月というのもまた、太陽=12の根拠です。
月
一方、月は公転周期が28日。
28×13=364となりり、1年の長さのためには13周必要です。
このことから月=13という数字になります。
なお、12は偶数ですが、13は奇数です。そして、13という数字は1か13かでしか割ることができない数です。
ですから「割り切れない」「腑に落ちない」と、なんとも定義しがたい数字が13であり月なのです。
占星術を学んでいると気が付くかもしれませんが、月には象意がたくさんあり、とても複雑な意味合いを持つ天体です。月というのは、とても曖昧な天体なんですね。
月と宇宙人
数字には、実は「宇宙人」が関わっているとも言われます。
現在の地球のベースを構成するのがプレアデス系であるともいわれますが、彼らが好むのは7とか12といった数字です。
一方で13という数字は、アルクトゥルス系の宇宙種族が扱うことができる数字。
とてもパワーのある数字なのですが、13は12を切り替えるための作用を持つとも言われています。
今の世界は、12という数字で固まってしまって少し停滞しているとも考えられるのです。
この少し硬直した世界を、揺り起こすスイッチとしての数字が13。だからこそ、13はパワフルで不思議な数字なんですね。
太陽と月と数字のまとめ
12という数字はわかりやすいです。目的意識のハッキリとした太陽的です。一方で、13はわかりにくく曖昧で無意識的です。これは月的な数字です。
ここで面白いのが、13はホロスコープや数秘などの体系からはみ出した数字ということ。
太陽が示す、意識とか意志という合理的なものとは正反対ですよね。合理性からはみ出した、狂気的な無意識領域。それが月であり13という数字なのです。
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