占星術と四季、そして天使たち

こんばんは。
ホロマムの水澤純です。

先日、10月23日19時36分頃より太陽は天秤座から蠍座へ。

蠍座シーズンを迎えました。空の色も、光だけではなく深い闇の訪れを感じるような季節ですね。

シュタイナー教育では、この季節に、子どもたちが夜にランタンに火を灯して歩きます。

夜を感じ、自然と密接に結びついていくことで子どもたちは世界と繋がっていきます。


■占星術と四季

さて今日は、季節の話をしたいと思います。

というのも占星術を学んでいく上で、節の巡りや変化を感じることは、とても大切なことだからです。

占星術以外でも、精神世界のことを学ぶならば自然のエネルギーの流れを感じることが必要です。

というのも、四季にはそれぞれ季節を司る天使がいて

そのエネルギーを感じるこで人は、自然を通して、宇宙とのつながりを思い出すことができるからです。

日本は四季がハッキリした土地ですから、ありがたいことですね。

(もちろん四季のない地域であっても
四季のエネルギーは流れているのだそうです。)


■聖ミカエルと天秤

まずは、今のシーズンである秋を司る天使ミカエルについてお話したいと思います。

キリスト教では9月29日がミカエル祭という祝祭日です。

そして、この日から4週間、ミカエル祭は続きます。

聖画には、ミカエルは剣を持ち龍と戦う姿が描かれます。

あるいは片手に地球や天秤ばかりをもつ姿が描かれます。

まさに秋の始まりの、天秤座的な姿をしています。

そして天秤座は正義とバランスを大切にしているサインですから

聖ミカエルもまた、わたしたちが良いことと悪いことの認識がとれるように

そして、自分と他者のバランス、自分の内面のバランスがとれるように力を与えてくれる存在なんですね。


■ミカエルの時代

さらに、聖ミカエルは私たちが生きている【現代】の時代を司っている天使です。

だから今は「ミカエルの時代」とも言えます。

およそ19世紀の終わりから20世紀、21世紀の間に聖ミカエルは、人間に働きかけてくれている時代霊なのです。

確かに、こうして多くの情報が溢れる現代に、わたしたちは外側の情報に振り回されるのではなく自分のなかに光を見出して、内面のバランスをとっていくことが求められているようにも思います。


■冬を司る天使

さて、次の冬、クリスマスの天使はガブリエルです。

天使は、自然の諸力のなかに働きかけており、ガブリエルは冬の雲の中や白い雪のなかで活動します。

同時に上空にもいてくれます。

ガブリエルが上空に在るのは、およそ12月末~春までの3か月間です。

このシーズンの到来はまだもう少し先ですが、ホロマムのメルマガ読者さまには先に、どんな季節なのか紹介したいと思います。

まず、クリスマスの季節からの三か月間は一年のうち特別なときです。

というのも、ガブリエルが宇宙の天使として上空にいる間に宇宙から魂が降りてくるとされているからです。

降りてきた魂は、地球の領域にとどまり受肉の機会を待ちます。


■宇宙の秘密

なお、クリスマスの季節は山羊座の季節です。

山羊座は、地のサインで固く物質的に形成する力を持ちます。

雪が降り雪の結晶ができるのも、冷たさのなかで、山羊座的な形成力が働くからなのかもしれません。

そして、そうした環境下においてのみ魂は、地上に降り立ち、結びつくことが可能になるそうです。

なんとも不思議な話ですが

自然に働きかける天使の力を通して宇宙と大地が結びつき、そこに生きているのが私たち人間なのだとすると、とても神秘的ですよね。

そして春は、ラファエル、夏はウリエルが、自然の力に働きかけ人間を導こうとしています。


■大きな力を感じる

天使、自然、惑星の運動・・
すべてが、天の采配のもとで働いています。

そして、この動きを端的に感じられるのが占星術だと思うのです。

ホロスコープに触れることは単に、自分を知ることに留まりません。

ホロスコープは宇宙の神秘へ誘う不思議な扉のようなものだなと、いつも思います。

それでは、また^^

これから寒さが厳しくなりますので、暖かくしてお過ごしくださいね。

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