結婚相手―ホロスコープの太陽と月からわかるパートナーの性格―

あなたは自分がどんな異性と結婚するか知りたいでしょうか。あるいはすでにご結婚してれいる場合「どうしてこの人と結婚したんだろう」とパートナーとの関係について想いを巡らせることがあるかもしれません。

結婚やパートナーシップというのは、人生において転機となり得る大きなイベントですよね。

ホロスコープを読むことで、お相手の出生図を見なくても、あなたが「どんな相手を引き寄せるか」が見えてきます。

もし、あなたがパートナーシップのことに興味があれば、男性性・女性性原理のことを知ってください。それはホロスコープから見えてきます。

このページで、ホロスコープから見る結婚相手やパートナーシップのことを解説していきます。

目次

ホロスコープのなかに男性性と女性性が含まれている

占星術においては、太陽=男性原理 月=女性原理を表します。

なぜなら、太陽は恒久的なスタミナ・パワーを示し、月は周期(女性の月経や感情の揺れ動き)を示すものだからです。

あなたのホロスコープのなかには、当然、太陽も月も含まれることから、女性であっても自分の内側に男性原理も女性原理もあわせ持っていることになります。

そして実は、どんな恋人・結婚相手・パートナーを引き寄せるかは「あなたの中にある男性原理の状態」によって影響を受けます。

ホロスコープにおける太陽の状態がパートナーの性格を表す

女性の場合はホロスコープにおける太陽の状態によって、どんな男性を引き寄せる傾向があるのか?ということが見えてきます。

(一方で男性の場合は、月の状態によって、どんな女性を引き寄せるのが見えてきます)

というのも、ホロスコープというのは魂の設計図であり、大多数の人がそれを無意識の状態で自分自身にしっかりと刻み付けています。

そして無意識の状態で受け取っている”魂の設計図”のイメージに沿って、現実を作り上げる力が働くため、結果的に、ホロスコープに描かれた事柄を具体的に現実化しやすくなるのです。

たとえば、太陽のそばに牡羊座や獅子座火星といった配置を持つ女性であれば、おのずと惹かれる男性は「男性らしい自己主張の強い男性」になるでしょう。

あるいは太陽のそばに蠍座土星があれば、嫉妬深かったり、妻や女性にたいして干渉しがちなパートナー像というのが見えてきます。

他にも、太陽に火星や天王星、海王星のスクエアなどがあると、やはりあなたの中にある男性性は危機にさらされやすくなり、結果的に浮気性であったりお酒に溺れたりするような”気性の激しい”男性を引き寄せることがあるのです。

このように、あなたのなかにある男性性が表出したものが、パートナーの姿でもあると考えるのが占星術のスタイルなのです。

自分のなかにある男性性を見る

ですので、まずは自分自身のなかにある男性性と女性性を把握しましょう。

それはホロスコープを読むことで、見えてきます。

そのうえで現状を分析して、

  • 現実は自分が創り上げている部分があること
  • ぶつかり合うということは、自分のなかにある男性性と女性性の影響かもしれないと認知すること
  • 相手の問題だけに目を奪われるのではなく、自分自身から先に変えていくこと

こうすることによって、状況は自ずと改善していくものです。

受け入れ難い部分もあるかもしれませんが、そのお相手を選んだのは、あなた自身なのです。

ホロスコープに描かれる深いパートナーシップの縁。

私自身は占星術師としてたくさんのお悩みをきいてきました。結婚のこと、パートナーシップのお悩みはとても多いのです。

そしてパートナーシップというのは、それぞれに複雑で、まったく同じ悩みというのはありません。

大多数の人が何かしらの「ご縁」に導かれてお相手の人と出会っているのですね。

  • 前世で果たせなかった想いがあって、ようやく一緒になったご夫婦
  • 魂の契約にもとづいて、お互いが支え合うこと約束してきたご夫婦
  • 憎まれ役として、破滅的な男性原理を体現して表れたことによって、学びを教えてくれるお相手(そのときは、ひたすら憎かったり、苦しかったりすると思います。もちろん本人にとっては大変な経験ですが、後から学びであったと気づくケースもあります)

すべてがすべて、良いパターンというわけでもないかもしれないですが「出会うべくして出会っている」あるいは「これから出会う」という方が多いのです。

だから、大切なことは

  • 自分のなかにある男性原理と女性原理を知ること。
  • パートナーが自分の人生に現れて交わったその意味を知ること。

それらをホロスコープから知ることは、人生を前向きに進むための手助けとなります。

おすすめ文献

ホロスコープにおける男性原理・女性原理の基礎についても書かれています。こちらの本は占星術を学ぶにあたっての基礎を網羅したオススメの参考文献です。コンパクトなのに情報量が多いので、最初の一冊としても。ベーシックオブベーシック。

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