シナストリー

シナストリーとは

シナストリーとは、ホロスコープのネイタルチャート間で相性を見るために用いる手法のひとつです。黄道座標をそろえて二つのチャートを重ね合わせて、そこで成立するアスペクトを読みます。そこから、相性が良い・悪いといったことも読んでいきます。

2つのチャートを用いるため、二重円でもあります。

二重円について

シナストリーチャートの読み方

一番重要なアスペクトは、コンジャンクション(0度)です。より正確に度数が重なるほど、2つのチャート間の繋がりが強くなります。その他アスペクトも同様にオーブが狭いほうが、より作用が強くなります。

また相性を読むときには、2つのネイタルチャート間にできるアスペクトだけを見るのではなく、そのアスペクトに関わるネイタルチャートとのアスペクトについても読んでいく必要があります。

そのため、シナストリー法で相性を読む場合、双方のネイタルチャートを十分に考慮することが前提となります。

シナストリーにおける注意点

アスペクトは、オポジション(180度)については、ネイタルチャートとは読み方がことなります。

シナストリーにおける男女間での相性という点では、オポジションは互いに強く引き合うことが多くなります。

なお、シナストリーにおいては二重円の感受点間にできるアスペクトのことをインターアスペクトと呼びます。

ホロスコープにおける相性の読み方

一例ではありますが、シナストリーにおけるインターアスペクトの読み方を紹介します。実際は、相性も出生図を読むときと同様に、総合的にリーディングしていくものですが、リーディングのひとつの観点としてご覧ください。

第一印象を判断する

第一印象の良し悪しは、アセンダントへのアスペクトで判断します。一方の人のアセンダントに、もう一方の人の太陽か月がオポジションの場合、出会った瞬間に魅力的に映るでしょう。

恋愛感情を抱く相手

恋愛感情については主に、金星へのアスペクトで判断します。ある人の金星に、もう一人の火星がコンジャンクション(0度)かトライン(120度)となる、あるいは天王星がコンジャンクションとなる場合、金星を持つ人が、火星か天王星を持つ相手に恋愛感情を抱くでしょう。

結婚相手となってほしい人

人生の設計については主に太陽へのアスペクトで判断します。ある人の太陽に、もうひとりの人のアセンダントか月がコンジャンクション(0度)あるいは木星がコンジャンクション(0度)かトライン(120度)となる場合、太陽の側の人が、もう一人のひとをパートナーとして関わりたい相手と見なしやすいでしょう。

ただし、このインターアスペクトを持っていたからといって、必ずしも結婚に至るというわけではありません。

親しみを覚える相手

親しみや安らぎについては、月を見ます。ある人の月に、もう一人の太陽がコンジャンクション(0度)かオポジション(180度)、あるいは月と月のコンジャンクションか、月同士のイージーアスペクト。月に対して、インターアスペクトの木星がイージーアスペクト。

なお、どんな関係においても、相性においては月がとても大切です。月の相性さえ良ければ、他に多少の難があっても、上手くやっていけることも多いのです。

苦手・嫌いな相手

ある人の太陽や月に、もう一人の土星がコンジャンクション(0度)かハードアスペクトを形成する場合。また、太陽・月に対してもう一人の人の、火星・天王星・海王星・冥王星がハードアスペクトを持つ場合も、太陽・月側の人が、苦手意識を感じるでしょう。

リリス、ドラゴンヘッド、アラビックパーツについて

恋愛・結婚の相性の場合、リリスやドラゴンヘッド、アラビックパーツが相手の感受点にコンジャンクションしている場合、深いつながりを示すと言われます。もちろん、このインターアスペクトがなくてもパートナーシップを築いている人は多くいるので、あくまで一例として考えてください。

リリス

ドラゴンヘッド

アラビックパーツ

その他

参考文献

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