「風の時代が始まると、仕事のやり方にも変化があるのかな?」と、ちょっと心配したり、疑問に思っている人もいるかもしれません。
たしかに仕事においても変化はありますが、風の時代は200年間続きます。つまり、200年かけて変化していくということなんです。
そのため、これからどのくらい急激に風の時代らしく変化するかはわかりません。
最初はゆるやかで、あとから大きな変化があるかもしれません。
ということを前提に、風の時代を「仕事」「ビジネス」という切り口で、解説していこうと思います。
地の時代の特徴
2020年に終わりを告げた地の時代は、仕事やビジネスにおいて次のような性質がありました。
地の時代の価値観
・硬くて、踏みしめられるほど強くなる
・堅実にかつルールを守る
・人が必要なことに一生懸命応える
地の時代の仕事のやりかた
・必死に我慢して、懸命に働く
・お金を節約する
・損しないように確実に投資して利益を出す
・効率よくやって、確実に利益を出す
・利益を積み上げて、富を蓄積していく
・着実にやっていく
・失敗しないように、できるだけロジカルに、かつデータを積み上げて正解を導く
2020年時点では、こうした地の時代のやり方がある程度完成されて、やりつくしたということになります。
風の時代の予兆から知る時代の流れ
風の時代になると、地の時代の価値観や、やり方に変化が現れます。
「お金ってなんだろう?」
「肩書ってなんだろう?」
お金や肩書が確実なのは頭で理解できても、絶対的な自分の人生を捧げるべきものだとは思えなくなってきます。
今回の風の時代が始まる前に、1980年にも風のサインでグレートコンジャンクションが起きていて、風の時代の予兆的な20年間がありました。
そのため、~1990年代生まれまでの人たちは、実は風の時代の息吹を経験しているんですね。
ちなみに風の時代の予兆であった1980年~2000年は、通信技術の革命があった時代です。
1980年 携帯電話
1990年 メール、Windows95 インターネットの普及
2000年 SNSの黎明期
そして今後の200年は、1980年からの20年で導入された通信技術の革命の上に成り立っていきます。風の時代は、インターネットのインフラが当たり前にある状態でスタートしていきます。
そのため、ビジネスの上では「SNSやWEBは、苦手」と言っていると、時代に取り残されてしまう可能性が高いのです・・
風の時代の仕事のしかたを知る3つのキーワード
風の時代の仕事のしかたには、3つのキーワードがあります。
1.自分を表現する
2.チームで仕事する
3.自分の役割
それぞれ、詳しく解説していきますね。
1.自分を表現する
これまで仕事というものは「生活のため」のライスワークと考えている人が多かったですよね。
仕事を選ぶときに「お給料」「休日の多さ」「職場環境」といった、条件から選ぶのが当たり前の時代でした。
ですが、これからの時代は、自分の内側から「これをやりたい」と思えるものを仕事として選ぶという価値観に変わっていくでしょう。
たとえば、以前は起業の目的は「儲けること」や「成功すること」であったと思います。
ところが、最近は「儲けること」が起業の最優先目的ではなく、自分の内側からわきあがってくる「これを自分はやるべきなんだ」という想いや、自分を表現することが目的で起業する人が、増えてきています。
また、会社にも、ビジョンや創業者の想いが求められるようになってきました。
「その人がなぜそれをやっているのか」の動機が大事になってきているんですね。
起業されている方や経営者の方で、SNSで発信している人が、年々増えていると思いませんか?
この流れは、非常に風の時代らしいと感じます。
風の時代は、自分が表現したい欲求が高まってくると同時に、自分を表現している人の価値が高まってくる時代であると言えるでしょう。
2.チームで動く
風には「一人で生きられない」という性質があります。
そのため、風の時代の仕事のしかたは、自分ひとりで何かを成し遂げるのではなく、いろんな人との関係のなかで 物ごとを進めていくようになっていきます。
地の時代は、自分で自分を鍛えて、自分で積み上げて、自分で頑張るという世界観でしたが、風の時代は、自分ひとりで完結するものが、すごく少なくなっていきます。
その時、その時で出会った人と「じゃあ一緒に何かやろう」と、巡り合わせの中で、仕事をしていくのが当たり前になっていくでしょう。
協力してチームで仕事をするのが前提ということは、完璧じゃなくていい。「できること、できないことがあっていい」という世界観に変化していきます。
3.自分の役割
風の時代は、仕事で自分の役割をはっきりとわかっていることが大事です。
地の時代は「肩書」や「どこの会社に勤めているか」「どんな資格を持っているか」といったことが、価値として評価される時代でした。
しかし、だんだんと肩書や資格だけでは評価されにくい世界になっていきます。
そいて肩書や資格が使えなくなると「あなたは何者なんですか」「何をしたい人ですか」といったことが問われます。
風の時代は、人と一緒に仕事を進めるのが当たり前の時代。
そのときに「自分が何ができる人なのか」「こんなことをやりたいです」ということを、自分自身でわかっていないと、相手も「この人と何をやっていいかわからない」状態になりますよね。
自分の役割を自覚して、相手にハッキリと伝えられたほうが、風の時代らしい働き方はしやすいでしょう。
「わたしは◎◎な人間で、▲▲をしたくて、それが、人生のやりがいだと思っています。だから、あなたと■■をしていきたいんです」
と、ハッキリしている方が、相手もあなたとどんなことができるのかイメージしやすくなりますね。
風の時代の仕事
風の時代は、「仕事=お金を稼ぐための手段」という捉え方から、「仕事=自分を表現するもの」に大きく変わっていきます。
これは、人間の意識が変容するために起こる変化です。
そのため、これからは「お金のために働く」と割り切るのが、難しい人が増えてくるかもしれませんね。
今現在、「お金のために働く」と割り切れずにストレスを抱えている人は、すでに風の時代の空気を感じている人なのかも。
これからの時代を生き抜くためにも、自分の役割や、得意なこと、できないことを明らかにして、「自分が人生において何をしたいのか」と、ホロスコープから読み解いてみませんか?
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