ホロスコープで家庭環境を読む【家庭運】

ホロスコープにあらわれる家庭環境

ホロスコープからは、ひとりひとりの幼少期のことや家庭環境を読み取ることができます。

もちろん、ここに記すことが100パーセントの精度というわけではないのですが、傾向はあります。

ホロスコープから、家庭環境を読むときの注意点

他者のホロスコープを読む場合、とくに初対面の方をリーディングするときには、家庭環境のことはにこまで触れていいのか慎重になりますよね。

クライアントとの信頼関係ができていない状態で、闇雲に家庭環境(とくに辛い過去をお持ちの方)に触れるわけにもいきません。

その一方で、クライアントの今現在の悩みの原因が幼少期の家庭環境にあるとしたら。そこに踏み込まなければ、意義のあるリーディング結果をお伝えできないようなケースもあるでしょう。

家庭環境は繊細で取り扱いの難しい情報ですが、人生への影響も大きく、無視することはできない大切な部分です。

だからこそクライアントへの伝え方については、ホロスコープの読み手が、思いやりと良心とプロ意識を持って、慎重に取り扱う前提が必要ですし、そのうえでクライアントからリーディングを委任されるべきことかと思います。

伝え方については、慎重にならざるを得ない情報ではありますが、いずれにしてもホロスコープは、意識しておくべき部分であることは間違いありません。

以下に、読み方のポイントをお伝えしていきますね。

家庭環境と月のアスペクト

幼少期、とくに0歳~7歳までの家庭環境やご両親との関係は、月に現れることが多いです。

月へのハードアスペクトがあると、家庭環境に何かしらの辛さや痛みを感じていた可能性があります。

いくつか例をあげますね。

月と土星のスクエア

このアスペクトは、幼少期、親からの愛情の抑圧を示します。

0歳~7歳の期間、頭ごなしに「それはだめ」と否定され続けて、のびのびと過ごすことができなかったケースとして読むのがポピュラーな読み方でしょう。

ただ、実際のリーディングというのは、そこまで単純ではないのですね。

なかには、このアスペクトを持っているけれど溺愛されて育ったという人もいます。

だけど、よくよくお話を聴かせていただくと「愛情に応えなきゃ」と、必死に自分の気持ちを抑え込んで過ごしていたという方もおりました。

ある方は、産みの親と育ての親が違っていて「育ての親は優しかったけれど、やはり自分の生い立ちに苦悩を抱えていた」という方もいらっしゃいました。

また、アスペクトひとつだけ見るのではなく、他の天体がどの程度参加しているか?もよく見ておくといいと思います。

他天体とのアスペクトや、アスペクトのオーブ、複合アスペクトがあればさらに事情は複雑になるでしょう。

月と天王星のスクエア

このアスペクトを持つ人は、人との距離感の取り方が独特なんですよね。距離感が急に近づいたと思ったら、突然音沙汰がなくなったりします。

幼少期においても、たとえば、母親が事情があって夜になると家を空けてしまう。他の兄弟姉妹の都合だったり、仕事だったり。そのことが、子どもだから寂しくて寂しくて仕方がないわけですね。

こんなふうに、このアスペクトを持つ方は、何かしら親との断絶のような気持ちを感じていた方が多いです。もちろん、幼少期なので覚えていないという方も多いのですが。

そして、こうしたことは親のほうからしてみると「些細なこと」「仕方のないこと」「大したことではない」ことだったりする場合も多いのです。

でも、子どもには「断絶」として無意識に記憶されてしまうわけです。難しいですよね。

この場合、どちらが悪いというものでもありません。

そして、月-天王星スクエアのアスペクトを持つ子だから、そう感じるという面もあります。同じように過ごした兄弟姉妹は、全然寂しく感じていない、なんてこともあるわけですから。

ですから、リーディングの際には、

  • なぜこのアスペクトを持って生まれたのか?
  • その体験や性質をどう生かせば幸せになれるのか?

そうした視点で、ホロスコープ全体を読むと、幼少期の体験の意味が見つかることがあります。

月とキロンのコンジャンクション

キロンは、トラウマや心理的な傷をあらわします。

キロンが特に、月とハードアスペクトだと影響を感じやすいでしょう。特に、コンジャンクション(合)の場合は、人には言えないほどの辛い経験をされている方もいます。

ハウスによっても違ってきます。家庭環境という意味ですと、4ハウス。親との関係ですと7ハウスの場合もあります。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。
キロンとハウス・アスペクト

月が位置するハウス

月がどのハウスに位置するか?これによって、母親との関係性がわかります。もちろん、アスペクトなどによっても違ってくるのですが、おおよその月の性質が決まってきます。

月が1ハウス

月は身体や遺伝、母、を表します。それが1ハウス(=自分自身)にあると、母親と自分自身を重ねてしまうのです。

そのため、月が1ハウスにある人は、無意識で過ごしていると、いつの間にか母親の人生を繰り返している、母親と同じようなレールにのって生きている、ということにもなりかねないのです。

ただし、月は意識することで制御できる天体です。より意識的に月以外の天体も使って、自分の人生を生きることができる力を持っているはずですから。

それにこの配置は、お母さまとのつながりが強い・濃いということでおまります。よい距離感で仲良く過ごせれるなら、とても良いことですよね。

月が2ハウス

月が2ハウス(=持って生まれた才能)にあると、お母さまから遺伝的に引き継ぐものが多い傾向があります。

顔や頭の良さ、髪の癖が似ている、センスや好みが似ている、体系が似ているetc… 本当に周囲が驚くくらい似ている母子であることも多いです。

ですが、遺伝的に似ていたとしても、魂は別の個人です。どこかで母子分離しなければいけないのですが、その際の痛みは比較的強いのです。遺伝的に近いがゆえに、それを超えていくときにパワーが必要だということです。

4ハウスの天体

4ハウスは家庭生活や親との関係をあらわすハウスです。ご自身の幼少期の家庭環境もそうですし、大人になって家庭を築いたり住居を選ぶ際に、どんな環境を求めるか?という点についてもあらわします。アスペクトとあわせて読む必要があります。

4ハウスに月

月が4ハウス(=感情)にあると、お母さまの感情や習慣を、受け取りやすいと言われます。

幼少期、お母さまがどんな気持ちで過ごしていたか。その感情の動きを人一倍、無意識領域に刻みこんでいます。

4ハウスに土星

両親が厳格だったため、感情を抑圧する傾向があります。上品な雰囲気の人になりやすいですが、心理的に満たされない部分があるかもしれません。ただし、こうした特徴があらわれるかどうかは、アスペクト次第です。

4ハウスに天王星

生活環境が変わりやすく、一か所に留まらない、引っ越しが多い、根無し草のようになりやすいと言われます。

幼少期にも、転勤が多かったり、放任主義の家庭で育った経験がある場合があります。

親やご先祖様、家系の縁が強くなるのを望まず、離れるようにして生きる人もいます。なかには、国外へ出て暮らす人もいらっしゃいました。(この方の場合、海外をあらわす9ハウスにも天体がありました)

4ハウスに海王星

芸術家の家系であったり、外から見るとどこか不透明感のある(秘密を抱えている)ような雰囲気のご家庭である場合があります。

アスペクトにもよりますが、こうした家系的な資質を受け継ぐ人もいますし、人に理解されにい苦しみを抱えている方もいらっしゃいます。

4ハウスに冥王星

冥王星の影響は絶大です。幼少期に安心感を得られなかったケースもあるでしょう。ですが、アスペクトにもよりますし、影響が現れない人も多いようです。

影響が表れた場合は、強烈です。冥王星の破壊の力が働きますので、平凡な家庭環境ではないはずです。もちろん、人によって影響は違うはずですが、想像以上に辛い経験をされている方もいるはずです。

ホロスコープから家庭環境を読むということ

一概には言えない面もありますが、多くの方のリーディングをしてきて思うのは、やはりホロスコープには幼少期の家庭環境の影響があらわれているということです。

「幼少期のことは忘れてしまった」という方も中にはいらっしゃるのですが、そういう方も、今現在の大人になってから自分で築いた家庭環境にもまた、この記事で紹介したような天体の配置とその影響が表れていることは多々あります。

人生には、運命のようなものもあるかもしれません。ですが一方で、自分の意志で変えられることもあります。

ホロスコープを読んで必要以上に悲観するのではなく、人生をより良くするために活用していきたいですね。

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