海外移住の人は知っておきたいリロケーションチャートとは?

 

ホロスコープのリロケーションチャートをご存知ですか?

リロケーションチャートは、生まれた国にずっと暮らし続けている人には、あまりなじみがない、また使用することがないチャートかもしれません。

ですが、海外に移住しているなど、出生地から遠く離れた地に暮らしている方は、ぜひ確認したいチャートです。

リロケーションチャートの使い方や、読み方など詳しく解説しますね。

目次

リロケーションチャートとは

通常ホロスコープリーディングで使用するネイタルチャート(出生図)は、出生場所、出生時間を元に作成しますよね。

場所=ロケーションが変わると、ホロスコープも変わってきます。

ネイタルチャートの場所を出生地とは別の場所に変更し作成したチャートが、リロケーションチャートです。

リロケーションチャートの使い方

出生地と、居住地が違う場合に、リロケーションチャートを作成します。

日本国内の場合は、そこまで大きく出生図とリロケーションチャートで違いがでないため、リロケーションチャートを作成しないケースも多いです。

※ただし、アセンダントやMCは数度ズレる可能性があります。

ですが、海外移住されているような方は、間違いなくリロケーションチャートが必要になります。

緯度と経度が変わると、ハウス、アングル(アセンダント、MC、IC、ディセンダント)が変わります。すると、天体の力の発揮の仕方が変わってくるからです。

また、旅行先の土地での星からの影響を見るために、旅先のリロケーションチャートを作成する、というような使い方をすることもあります。

たとえば、留学先をイギリス、オーストラリア、アメリカで迷ってる場合に、それぞれの土地で過ごした場合の影響の違いを見てみる、といった使い方もできますね。

リロケーションチャートの作り方

リロケーションチャートを作成するときに必要なのは、

・出生時間

・チャートを出したい土地の都市

です。

リロケーションチャートの無料作成サイト

リロケーションチャートを無料で作れるおすすめのサイトを紹介します。

■Astrodienst(アストロディエンスト)

https://www.astro.com/horoscopes/ja

<調べ方>

1.ホロスコープ各種作成>出生図、上昇点(アセンダント)のページで出生図(ネイタルチャート)を作成。

2.トップページにもどり、
ホロスコープ各種作成>出生データによる、さらなるチャート作成 ページへ

3.チャートタイプで [場所移動図] を選択
※表したいチャートの日付 はリロケーションチャートでは使用しないため、設定不要です。

4.[ユーザープリファレンス] を開き、[データを変更]から、基準値を変更ページへ

5.[出生地で計算]のチェックを外し、[続ける]。リロケーションチャートを作成したい土地を基準地に設定します。

6.[クリックしてチャートを表示]。リロケーションチャートが表示されます。

リロケーションチャートの読み方のポイント

リロケーションチャートの読み方は、原則、出生図の読み方と変わりません。

ですが、出生図とリロケーションチャートを見比べて、出生図とリロケーションチャートの繋がりを見出す視点で見ることができると、

  • 人生においてなぜその地に移住をしたのか
  • なぜ生まれた土地を離れたのか

といった、ストーリーが見えてくることがあります。

移住に関するストーリーを見るときの主なポイント

出生図のICから、その人と出生地の繋がりを知ることができます。

出生地との繋がりが薄い場合、新しい土地へ飛び出していくことができたのかもしれません。

出生地との強い繋がりがあったならば、それを断ち切ってでも、違う土地へ移り住んだ理由があるかもしれません。

具体的な理由は、他の天体もあわせて総合的に見ていきましょう。

リロケーションが2か所以上の場合

これまでに、何度も引っ越しをしている場合は、出生図と現在住んでいる土地でリロケーションチャートを作成します。

ただし、現在は住んでいないけれど、幼少期に育った場所での影響を知りたいなどの目的がある場合は、幼少期育った場所のリロケーションチャートを確認します。

 

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