月と女性性

この記事では月にまつわる不思議な話をしたいと思います。

ルドルフ・シュタイナーの宇宙論によると、はるか昔、地球と太陽と月は一体でした。この時代のことを、ポラール時代といいます。

その後、ヒュペルボレアス時代になり、地球から太陽が放出されました。

このときは歳差運動をさかのぼると、牡羊座の時代です。

もしかすると牡羊座のマーク♈は、地球から太陽が放出されたときの様子を示す記号なのかもしれませんね。また、当時の人間が鐘の形をしていたとも言われ、人を模した記号かもしれません。

なおその後、太陽から水星と金星が放出されます。また、これより以前に、土星と木星、火星が分離しています。

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レムリアの時代に地球から月が分離し、両性に分かれた。

ヒュペルボレアス時代には人間は子どもを産むと、すぐに自分の心が子どもの身体の中に入っていったため、死は経験しませんでした。

その後時代が過ぎ、レムリアの時代になります。レムリアの時代の中盤で、今度は地球から月が分離しました。

このとき時代は、歳差運動をさかのぼると、双子座の時代。♊のマークは、私たち人間から受胎能力が外へ出て行ったことにより、人間が男性と女性に分かれたことを示すのかもしれません。

こうして人間は、受胎能力を持つ月を自らの外に放出したため、自己受胎ができなくなりました。

これが、月が女性性の象徴と言われる所以だと考えられます。生殖に関わるものが月です。

また、地球から月が分離したことにより、地上の女性は自らと違う人格の子どもを産むようになりました。これにより人間は死を経験するようになります。

人が輪廻転生するようになったのです。

これにより私たちの魂は一度の人生で成長し進化することが難しくなりました。そのため、人生を終えると一度霊界へ戻るのです。その仕組みを司るのが月です。

だから月は女性性に加え、前世、生まれ持った資質、本能などを含みます。また月は天使の支配領域とも言われ、前世の不完全さなどを月に保持しているのです。

ドラゴンヘッドとカルマ

ドラゴンヘッドがカルマにかかわるのも、こうした月の作用が影響しているのでしょう。

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