マドモアゼル愛先生の『月の欠損』理論について

こんばんは、ホロマムです。

ホロマムの読者さまより、こんなご質問をいただきました。

目次

月の欠損理論について、どう思いますか?

最近、[月]について欠損という考え方があるのを知りました。
マドモアゼル愛さんの理論です。
確かに当てはまるところが多い感じがします。

先生はこの[月は欠損]という考え方はどう思われますか?

ご質問ありがとうございます。

マドモアゼル愛先生の『月の欠損』理論は、占星術業界でも大変話題になっておりました。

批判的な意見も、お見かけした記憶があります。

今日は、ホロマムの見解をお伝えしたいと思います。

月の欠損理論とは?

月の欠損理論とは、

月星座は、生まれてから7歳くらいまでの性質で、その記憶が無意識に残るため、それを「自分らしさ」だと感じてしまうが、実際にはその「自分らしさ」は単なる幻想であり、現実世界で生きていくために使うには、とても稚拙なものである。

というお話だったと思います。

たしかに、一般的には、月って、もっと甘美なもののイメージがあるかもしれませんから受け入れにくいと感じる人も多いのかもしれません。

私自身は実は、月の欠損という考え方は、とても理にかなっていると思っております。

というのもシュタイナーの理論とかなり近しいものがあるんですね。

そもそも月って?

月というのは、かなり不思議な天体でして

  • 肉体
  • 遺伝
  • 前世
  • 体質
  • 母親
  • 感情

少なくとも、こういったものが、月の要素です。

これはつまり、自分で獲得したものではなく前世を含む環境から与えられたものなんです。

シュタイナーもまた、月というのは、7歳までに育てるものであり、その後、自分の自我がでてくれば【自分の本当の自我】によって、月を塗替えなければいかない。

そんなふうに言っています。

たとえば、子どものころの体質は、大人になるまでには強い自我によって、変えていくことも可能であるし、

また、親からの遺伝や家庭環境の影響なども、大人になるまでには、月の性質以上に強い自我によって「自分の人生を創っていくことができる」状態にしていけるそうです。

そのためには人生のあるタイミングから、太陽が目覚めなければいけません。

太陽が目覚めて、主体的に人生を歩き出すことができれば、必ずしも、親と同じ道を歩く必要もありません。

最初は、みんな子どもですから、親の庇護のもとに育ち、家庭環境や遺伝の影響を大いに受けます。

ですが、それらは、地球生活になじむための仮の姿です。ある意味、わたしたちが今世、本当の自分の使命を生きるための土台のようなものです。

もちろん、だからといって月星座の性質が100%上塗りされて消えてしまうとは思いません。

ふっと、気を緩めたときにでてくるのは、やっぱり月星座の性質でしょう。

また、人によってはこの月星座の性質を、そもそも、受け入れていない状態の人もおりますね。

その場合は

  • まずは月星座を受け入れる
  • 満たしてあげる(インナーチャイルドが傷ついている場合)

のステップは必要だと思います。

その上で太陽に目覚め、自分の人生は自分で創っていくんだ!というモードになったときには、月は、いつも寄り添ってくれる友のような存在になるのかなと思います。

個人的には、月とは、そうした関係性になれたらいいのかな、なんて思うことがあります。

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