「ホロスコープから、一体どんなことがわかるの?そもそも、ホロスコープって学ぶ価値ある?」こういった疑問に答える記事です。
✔本記事のテーマ
✔読者さんへの前置きメッセージ
本記事ではホロスコープからわかることをお伝えします。そして、あなたにとって占星術は本当に学ぶ価値のある学問であるかどうか見定めてくださいね。
私自身は、占星術を学び手に入れた知識や視野は、ほんとうに価値のあるものであったと感じています。
自分自身が占いの仕事をしていること自体ももちろんですが、それ以上に、人間関係が良くなり圧倒的に生きやすくなりました。
占星術は、この混沌とした世の中で魂を輝かせて生きるための智慧です。
ぜひ、この記事を読んで、占星術・ホロスコープが、あなたの人生にとってもまた必要なものであるかどうか、確かめて下さいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
ホロスコープとは何か?
ホロスコープとは、あなたの魂の1日としての「人生」の設計図です。
ですが、それはあなたの運命をすべて決めてしまうというものではありません。
意外に思われるかもしれませんが、占星術には、宿命的な要素は少ないのです。
そのため、たとえ全く同じチャートを持つ双子であっても、人生の歩みは違います。
もちろん共通する部分もあります。その純粋なエネルギー(未だ形になっていないもの)を、どう人生にいかし、具現化していくのか?その方法は、人生の数ほどに存在するのです。
なぜホロスコープは当たるのか?
ホロスコープを支える構造は、宇宙法則です。宇宙法則とは時代や国を問わず普遍的なものであり、人間という存在もまた、そうした大きな法則の一部として生きています。
それゆえ、ホロスコープは「当たる」というよりも、ものごとの理(ことわり)を表していると考えると良いでしょう。
そこから「人生に役立つ」レベルの情報をと読み解けるかどうかは、占星術師の腕次第というわけです。
ホロスコープから具体的にわかること
さて、ここからは具体的に「人生に役立つレベル」で、ホロスコープから読み解けることをお伝えします!
年代別に鍛えるテーマ
ホロスコープからは、およそ10年単位でのあなたのテーマが読み取れます。天体それぞれに発達年齢域という概念があり、年齢ごとに学ぶテーマがあらわれます。なお、これはもっともベーシックな基本形です。
ほかにも、プログレスの月を見る手法では1ヶ月単位のテーマを知ることができますし、土星のサイクル(サターンリターン)を見ることで、29年単位の学びのテーマを知ることができます。さらにこの29年を4分割して7年単位で見ることもできますね。
つまり、小さな単位から大きな単位まで、あなたのなかには複数の時間軸が流れていて、それらを知ることで「人生」というスパンにおいて「今」やるべきことがわかるのです。
前世とカルマ
あなたは「前世」や「輪廻転生」を信じていますか?占星術は、魂が転生する前提で成り立っています。
そのため、前世や前世から持ち越したカルマ(偏り)について知ることができます。前世は月、そしてドラゴンテイルにあらわれます。
なお、転生については、他にも面白い説があります。
エドガーケイシーはホロスコープには中間生、つまり「人は地球に転生するまでの間に地球以外の惑星に滞在していて、それがホロスコープに表れる」というユニークな転生観を伝えています。
性格や体質、健康について
基本的な性格もまた、ホロスコープから読み取ることができます。天体のサインやエレメント、アスペクトの状態によくあらわれます。
また重要なポイントとなるのがアセンダントです。アセンダントはその人のもっとも基礎となる人格の土台です。
そのため、 アセンダントを知ることで、基本的な性格を知ることができるのです。
また、健康状態については
-
- 月へのアスペクト
-
- 6ハウスの状態
これらを読み解くことで、身体の弱い部位やストレス耐性などがわかります。
人生を通して目指す方向
北極星のように常に目印となる指針があれば・・そう思ったとき、ホロスコープにおけるMCというポイントを見ます。
MCというのは、太陽の通り道の一番天高い場所。社会のなかで生きてく上で目指す場所です。
人生の終着点のイメージ
子ども時代、青春時代、大人になってから・・いろんな人生のチャレンジや苦楽があったでしょう。
その結果、私たちの人生はどこに着地するのでしょうか?
ホロスコープにおいては土星があなたの人生の終着点を表します。
人生を通していろいろ頑張ってみた結果、最終的に落ち着く生き方や暮らし方、考え方などが土星にあらわれます。
もっとも、それはあなたが自分の人生をしっかりと生きていたらの話。
というのも自分の人生を生きていない人の場合、その人の土星は自分ではない人の「常識」に乗っ取られてしまうから。
なお土星が発達する以前であれば、土星を「苦手意識」や「コンプレックス」として受け取りやすいです。
インナーチャイルド
インナーチャイルドという言葉を聞いたことがありますか?
幼少期のトラウマや心の傷のことを、インナーチャイルドと言い表すことがあります。
そして、このインナーチャイルドの正体は「幼少期に感じた辛い感情」なのです。
くすぶったまま心のなかに居座ってしまった感情が、大人になっても昇華されずにいる状態のことを「インナーチャイルドが傷ついている」と言い表します。
ホロスコープにおいては、月が、インナーチャイルドの状態を読み解く手掛かりとなります。
仕事の能力タイプ
何をしてどこで誰と働くか?多くの人にとって仕事は人生において重要な位置を占めるでしょう。
企業に勤めるのか、家事や育児に専念するのか、 自営業となるのかなど、現代の日本においては選択肢は多いです。
ホロスコープからは、主にハウスを読んでいくことで
- あなたにあった働き方
- あなたに向いている職場環境
- 人によっては仕事のジャンル
- お金を稼ぐことに対する意識
など、多くのことがわかります。
働き方に悩む人にとって、ホロスコープは自分らしく働くための有意義な指針になるはずです。
異性の好み
どんな男性に惹かれやすい?理想の結婚相手はどんな人?
女性の場合は、火星や太陽を通して「男性」のイメージが投影されます。
また、恋愛体質であるか?依存的になりやすいか?そういったことも、エレメントなどから読み解いていくことができます。
両親との関係や幼少期の家庭環境
両親との関係もまたホロスコープに表れることがあります。
お金の稼ぎ方
仕事のタイプとも似てきますが、お金の稼ぎ方はハウスに顕著にあらわれます。
2ハウスに天体が多い場合、自分の能力をいかして稼ぐ才がありますし、7ハウスの場合は、ビジネスパートナー次第で状況は大きく変化します。
8ハウスの場合は、事業を引き継ぐ場合もあります。投資にも向いていると言われます。10ハウスはが強い人は、社会的な肩書き・ステータスが金運につながります。
趣味やセンスの雰囲気
その人の持つ感性やセンスについてもホロスコープに表れます。
上品な雰囲気なのか、独特で尖っているのか。あるいは退廃的であったりノスタルジックであったり、貴族のようなひ豪奢なセンスを持っていたり。
なお、センスや感性については金星やアセンダントを読むといいでしょう。
あなたの人生のテーマや使命
ホロスコープを総合的に読んでいくことで、天から授かった使命が見えてきます。
占星術を学んだほうが良い人
ここまで説明した内容を読んで、どのように感じられたでしょうか?
次のいずれかに当てはまる人であれば、占星術を学びホロスコープを読めるようになることに大きな価値を感じられるはずです。
- この記事に書かれた内容を知って、自分の人生に活かしたい!と思う人。
- 人のホロスコープを読むことで、ひとりひとりのオリジナルな人生観に触れて、視点を増やしたい人
- 自分の視点だけで生きるのではなく、多様性を学び、受け入れていきたいと感じる人
- これらを学び、人々に伝える仕事をしていきたい人
当てはまるものはありましたか?ぜひ、占星術の学びを深めてくださいね!