【学ぶ価値ある?】ホロスコープでわかること。

ホロスコープでわかること。

「ホロスコープから、一体どんなことがわかるの?そもそも、ホロスコープって学ぶ価値ある?」

こういった疑問に答える記事です。

✔本記事のテーマ

ホロスコープ・占星術からわかること。あなたにとって、占星術は学ぶ価値があるか?を知る。

✔この記事を書いてる人

記事を書いてる私は、占星術師です。2年で200名近い女性たちのホロスコープを読み、伝えてきました。また、プロの占星術師を養成・輩出しています。

✔読者さんへの前置きメッセージ

本記事ではホロスコープからわかることをお伝えします。そして、あなたにとって占星術は本当に学ぶ価値のある学問であるかどうか見定めてくださいね。

私自身は、占星術を学び手に入れた知識や視野は、ほんとうに価値のあるものであったと感じています。

自分自身が占いの仕事をしていること自体ももちろんですが、それ以上に、人間関係が良くなり圧倒的に生きやすくなりました。

占星術は、この混沌とした世の中で魂を輝かせて生きるための智慧です。

ぜひ、この記事を読んで、占星術・ホロスコープが、あなたの人生にとってもまた必要なものであるかどうか、確かめて下さいね。

それでは、さっそく見ていきましょう。

ホロスコープとは何か?

ホロスコープとは、あなたの魂の1日としての「人生」の設計図です。

ですが、それはあなたの運命をすべて決めてしまうというものではありません。

意外に思われるかもしれませんが、占星術には、宿命的な要素は少ないのです。

そのため、たとえ全く同じチャートを持つ双子であっても、人生の歩みは違います。

もちろん共通する部分もあります。その純粋なエネルギー(未だ形になっていないもの)を、どう人生にいかし、具現化していくのか?その方法は、人生の数ほどに存在するのです。

なぜホロスコープは当たるのか?

ホロスコープを支える構造は、宇宙法則です。宇宙法則とは時代や国を問わず普遍的なものであり、人間という存在もまた、そうした大きな法則の一部として生きています。

それゆえ、ホロスコープは「当たる」というよりも、ものごとの理(ことわり)を表していると考えると良いでしょう。

そこから「人生に役立つ」レベルの情報をと読み解けるかどうかは、占星術師の腕次第というわけです。

ホロスコープから具体的にわかること。

さて、ここからは具体的に「人生に役立つレベル」で、ホロスコープから読み解けることをお伝えします!

年代別に鍛えるテーマ

ホロスコープからは、およそ10年単位でのあなたのテーマが読み取れます。天体それぞれに発達年齢域という概念があり、年齢ごとに学ぶテーマがあらわれます。なお、これはもっともベーシックな基本形です。

ほかにも、プログレスの月を見る手法では1ヶ月単位のテーマを知ることができますし、土星のサイクル(サターンリターン)を見ることで、29年単位の学びのテーマを知ることができます。さらにこの29年を4分割して7年単位で見ることもできますね。

つまり、小さな単位から大きな単位まで、あなたのなかには複数の時間軸が流れていて、それらを知ることで「人生」というスパンにおいて「今」やるべきことがわかるのです。

【発達年齢域】ホロスコープから読む、あなたの人生。【人生の軌跡】

前世とカルマ

あなたは「前世」や「輪廻転生」を信じていますか?占星術は、魂が転生する前提で成り立っています。

そのため、前世や前世から持ち越したカルマ(偏り)について知ることができます。

前世は月、そしてドラゴンテイルにあらわれます。

月星座と前世
ドラゴンヘッドホロスコープから知るあなたの前世
ドラゴンヘッドとカルマ

なお、転生については、他にも面白い説があります。

エドガーケイシーという有名な人物がいるのですが、ケイシーは「人は地球に転生するまでの間に地球以外の惑星に滞在していて、それがホロスコープに表れる」というユニークな転生観を伝えています。

ただ、占星術業界で一般的な考え方として浸透しているものではないです。もしあなたが占星術マニア(?)であれば一読されても良いかなと思います。

性格や体質、健康について

基本的な性格もまた、ホロスコープから読み取ることができます。天体のサインやエレメント、アスペクトの状態によくあらわれます。

また重要なポイントとなるのがアセンダントです。アセンダントはその人のもっとも基礎となる人格の土台です。

そのため、 アセンダントを知ることで、基本的な性格を知ることができるのです。

アセンダント―12星座別の性格

また、健康状態については

    • 月へのアスペクト
    • 6ハウスの状態

これらを読み解くことで、身体の弱い部位やストレス耐性などがわかります。

サイン体の部位と星座の対応

本から学ぶとしたら、松村潔先生のこちらの本が良いと思います。

人生を通して目指す方向

北極星のように、常に目印となる指針があれば・・そう思ったとき、ホロスコープにおけるMCというポイントを見ます。

MCというのは、太陽の通り道の一番天高い場所。そこへ到達できるかどうかは別にして、そこは社会で生きてくあなたが目指す場所です。

人生の終着点のイメージ

子ども時代、青春時代、大人になってから・・いろんな人生のチャレンジや苦楽があったでしょう。

その結果、私たちの人生は、どこに着地するのでしょうか?

ホロスコープにおいては、土星が、あなたの人生の終着点を表します。

人生を通していろいろ頑張ってみた結果、最終的に落ち着く生き方や暮らし方、考え方などが土星にあらわれます。

もっとも、それはあなたが自分の人生をしっかりと生きていたら、の話。

というのも、自分の人生を生きていない人の場合、その人の土星は、自分ではない人の「常識」に乗っ取られてしまうから。

なお、土星が発達する以前の若い人のホロスコープの場合は、土星を「苦手意識」や「コンプレックス」として読むのが一般的です。

インナーチャイルド

インナーチャイルドという言葉を聞いたことがありますか?

幼少期のトラウマや心の傷のことを、インナーチャイルドと言い表すことがあります。

そして、このインナーチャイルドの正体は「幼少期に感じた辛い感情」なのです。

くすぶったまま心のなかに居座ってしまった感情が、大人になっても昇華されずにいる状態のことを「インナーチャイルドが傷ついている」と言い表すのです。

ホロスコープにおいては、月が、インナーチャイルドの状態を読み解く手掛かりとなります。

仕事の能力タイプ

何をしてどこで誰と働くか?多くの人にとって、仕事は人生において重要な位置を占めるでしょう。

企業に勤めるのか、家事や育児に専念するのか、 自営業となるのかなど、現代の日本においては選択肢は多いです。

ホロスコープからは、主にハウスを読んでいくことで

  • あなたにあった働き方
  • あなたに向いている職場環境
  • 人によっては仕事のジャンル
  • お金を稼ぐことに対する意識

など、多くのことがわかります。

働き方に悩む人にとって、ホロスコープは自分らしく働くための有意義な指針になるはずです。

あなたの適職は?
ホロスコープでわかる自分らしい働き方。自営業の6つのパターン。

異性の好み

どんな男性に惹かれやすい?理想の結婚相手はどんな人?

女性の場合は、火星や太陽を通して「男性」のイメージが投影されます。

また、恋愛体質であるか?依存的になりやすいか?そういったことも、エレメントなどから読み解いていくことができます。

両親との関係や幼少期の家庭環境

両親との関係もまた、ホロスコープに表れることがあります。

教科書的に読み解くと、太陽=父親像であり、月=母親像です。ですが、これは必ずしも100%当てはまるわけでもないようです。

ただし、いくつかパターンがあり、たとえば2ハウスに月がある人は母親との縁が強い傾向があります。

また、家庭環境については4ハウスの状態も見ます。

家系的な縁の深さや、家系の種類

家系を表すのは、4ハウスやICです。これらは、その人のルーツや拠り所を示します。

ICが土星とハードアスペクトをとっていたり、4ハウスにトランスサタニアン(海王星・天王星・冥王星)がある場合、家庭環境が特殊な状況になりやすいです。

お金の稼ぎ方

仕事のタイプとも似てきますが、お金の稼ぎ方はハウスに顕著にあらわれます。

2ハウスに天体が多い場合、自分の能力をいかして稼ぐ才がありますし、7ハウスの場合は、ビジネスパートナー次第で状況は大きく変化します。

8ハウスの場合は、事業を引き継ぐ場合もあります。投資にも向いていると言われます。10ハウスはが強い人は、社会的な肩書き・ステータスが金運につながります。

趣味やセンスの雰囲気

その人の持つ感性やセンスについてもホロスコープに表れることがあります。

上品な雰囲気なのか、独特で尖っているのか。あるいは退廃的であったりノスタルジックであったり、貴族のようなひ豪奢なセンスを持っていたり。

ホロスコープを読んでいると、ひとりひとり、それぞれ別の小説を読んでいるかのように感じるほどです。

なお、センスや感性については金星を読みます。天王星が絡んでいると、オリジナルな雰囲気が出てきますね。

他にもサビアンシンボルを全体的にみていくと、共通する雰囲気を拾い上げることができます。

常識的を重んじるタイプか、破天荒なタイプか。

常識を重んじるタイプの人は、社会の安定を支える役割を持っていることが多いようです。

一方で、 破天荒なタイプの人は、世の中をひっかきまわす役割であるか、あるいは変革を担う立場の人です。

常識を重んじるタイプの方は、土星がオポジションなどのアスペクトで目立っているようなケースが多いですね。

破天荒タイプの人は、風のエレメントが多かったり、トランスサタニアンの影響が顕著で、変革タイプの人は、天王星や11ハウスに何かしらの特徴があるようです。

あなたの人生のテーマ

人生のテーマは、人それぞれ。別の記事まとめています。

【あなたの魂タイプ】人生の目的を、ホロスコープから知る。
ホロスコープで使命を知るということ。

占星術を学んだほうが良い人。

ここまで説明した内容を読んで、どのように感じられたでしょうか?

次のいずれかに当てはまる人であれば、占星術を学び、ホロスコープを読めるようになることで大きなメリットを得られるはずです。

  • この記事に書かれた内容を知って、自分の人生に活かしたい!と思う人。
  • 人のホロスコープを読むことで、ひとりひとりのオリジナルな人生観に触れて、視点を増やしたい人
  • 自分の視点だけで生きるのではなく、多様性を学び、受け入れていきたいと感じる人
  • これらを学び、人々に伝える仕事をしていきたい人

当てはまるものはありましたか?

加えて、占星術が好きな人にはある特徴があるようです。こちらの記事も参考にしてくださいね。

占星術のやり方・読み方。《あなたは占星術向き?》

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