ドラゴンテイルに月が合の場合|特徴や相性

ドラゴンテイルは過去生からのカルマを表すことから、ドラゴンテイルとのアスペクトにあまり良い印象がない人もいるでしょう。

ですが、実はカルマのすべてが過ちや悪い経験とは限りません。過去生での経験を積み重ねた結果、なんらかの偏りが生まれてしまった。その偏りがカルマだからです。

また、カルマが過去生の過ちであったとしても、カルマを清算するチャンスであるととらえることもできます。

「現世で魂をどんなふうに成長させていくか」という視点で、ドラゴンテイルについて理解を深めていけるといいですね。

ネイタル、シナストリー、トランジットの3つのケースにおけるドラゴンテイルと月が合(コンジャンクション)の意味を紹介します。

カルマについて詳しくは

 

目次

ネイタルチャートでドラゴンテイルと月が合の人の特徴

ネイタルチャート(出生図)で、ドラゴンテイルと月が合(コンジャンクション)している人は、過去のパターンや習慣にとらわれやすい傾向にあります。とくに、月が水サイン(蟹座、蠍座、魚座)のドラゴンテイルとコンジャンクションしていると、より過去にとらわれやすい性質となります。

過去とは、幼少期の出来事だけでなく、過去生や前世のカルマなども含みます。過去にとらわれやすいことで、感情的な不安定さを感じることもあるかもしれません。

私たちは今世で、ドラゴンテイル側に偏りすぎた過去生を、ドラゴンヘッドの方向へと歩んでいく必要性があります。ですが、月がドラゴンテイルとともにあると、どうしても「過去と決別すること」に難しさを感じがちなようです。

ただし合は、他の天体と別のアスペクトを形成することで、合の天体の働き方が変わるという特徴があります。そのため、ほかの天体とどんなアスペクトを形成するかにより意味が異なります。

■月に対してハードアスペクトの天体が多い場合

過去から脱却することへの困難をより強く感じるかもしれません。

■月に対してソフトアスペクトの天体が多い場合は

過去と現在のバランスを取りやすくなります。

母親との関係性

ドラゴンテイルと月の合は、母親との関係性を表す場合もあります。

■月に対してソフトアスペクトの天体が多い場合

母親が協力的であるなど、母親との関係が比較的良いものであったでしょう。

■月に対してハードアスペクトが多い場合

母親との関係にくつろげなさを感じていたかもしれません。

先祖の影響

ドラゴンテイルと月の合は、無意識のうちに先祖の影響を受け取っている可能性があります。

良い面を受け取る場合もあれば、家系的な困難や弊害など、世代間の課題を背負っていることも。

たとえば伝統的に女性の地位が低く扱われる家系で、祖先がその苦しみを味わっていたということもあるかもしれません。

カルマにどう対処するか

人間は過去ではなく、今を生きていく存在です。今を生きていくほうが健康的です。

今を生きていくために、ドラゴンテイルと月が合の人は、感情の解放や手放しを行っていくといいでしょう。

過去の辛い感情や記憶は、過去のものと受け容れることです。自分一人でできなければ、他者の力を借りるのもいいでしょう。安定しない感情は引きずられると苦しいですが、前進するためのエネルギーとして使うことも可能です。

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シナストリーチャートでドラゴンテイルと月が合の相性

月に限らず、シナストリーチャート(相性図)で、あなたの出生時のドラゴンテイルと相手の天体や感受性が合である場合、過去生でつながりがあった人と言えるでしょう。

過去生からの縁があるため、一緒にいるとお互いに居心地の良さを感じます。

出会ってすぐに惹かれあうことも多いです。月側の人は、はじめて会った気がしないような親しみをドラゴンテイル側の人に感じます。

ネガティブな側面としては、この二人は、今世における成長に向かいづらい傾向があります。最初から居心地が良すぎる関係のため、新たな発展へと向かいづらいからです。

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月とトランジットチャートのドラゴンテイルが合の意味

ネイタルチャートの月とトランジットチャートのドラゴンテイルが合のときは、過去の記憶を思い出したり、過去に記憶や感情にとらわれていたことに気が付くタイミングです。

ポジティブな影響

・過去生のカルマ、過去の未消化の感情を認識し、解消するチャンス

・過去生からの良い行い、あるいは過去から現在までの努力が実って、その成果を受け取るタイミングにもなりえる

ネガティブな可能性

・魂の中に埋め込まれた、過去生からのパターンが明らかになる

(過去生から繰り返してきた過ちを、現世でもおこなってしまうなど)

・感情的に不安定になる

ネイタルチャートのドラゴンテイルとトランジットチャートの月が合の意味

ドラゴンテイルは「過去」を表すので、トランジットチャートの月が合になると、過去のことに気持ちが向いてくることがあるかもしれません。

ただし、月は約28日でホロスコープを一周するため、月に1度程度はネイタルのドラゴンテイルにトランジット月が重なるタイミングがあります。そのため、気分的な変化程度として、過ぎ去っていくでしょう。

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