サビアンシンボル

サビアンシンボルとは

ホロスコープは360度の円であり、1星座(サイン)は30度あります。

その30度を、さらに1度ずつの意味を表したのがサビアンシンボルです。サビアンシンボルを用いた占星術の占いが、サビアン占星術です。

今日、使用されているサビアンシンボルは、占星術研究家のマーク・エドモンド・ジョーンズが、スピリチュアルな能力を持つチャネラーと共同で、1度ずつのイメージを追跡して記録したものです。

形式としては、詩文の形をとっています。1度ずつに、象徴的な詩が割り当てられました。

しかし、サビアンシンボルの詩文は、字義通りに受け取っても、うまく読み解けないのです。あくまで「シンボル」であり、「象徴」だからです。

そのため、占星術を学びはじめて、サビアンシンボルを知っても、どのように活用したら良いのか悩む人も多いようです。サビアンシンボルの根本的な意味を考えていきましょう。

サビアン占星術とは

サビアンシンボルを用いて、ホロスコープチャートを読む体系のことを、サビアン占星術と言います。なお、サビアンシンボルは、アカシックレコードから情報を読み取ったものであると言われます。一度一度が、アカシックレコードの付箋あるいは索引のようなものです。

また、アカシックレコードとより繋がりが深い天体が海王星です。私たちは、海王星を通して、アカシックレコードの情報をキャッチしています。

詳細は、松村潔先生の書籍「分身トゥルパをつくって次元を超える」より。

サビアンシンボルは数字の法則

サビアンシンボルの意味を理解するための最初のステップは、数字の法則から、サビアンの度数の意味を知ることです。

サビアンシンボルを解釈するときには、それぞれの度数の意味がベースとなります。以下に、1~30度の意味を紹介します。

 

▶1度:サインの性質のなかに落ちていく(力が生まれる)
サインのスタートを表します。サインの力が始まります。重心が新たなサインに移動する。

▶2度:突然の侵入により環境が驚き反応する。(素材が見つかる)
環境との関係がテーマです。環境に馴染もうと努力します。

▶3度:資質の発展。行動原理の確立(運動法則の確立)
サインの基本的な行動の特性が表れます。環境に馴染むことができるようになります。

▶4度:行動原理を安定化して、力を強める(動きの固定化)
集中してサインの力を引き出す。特定のものと同化して安心感を手に入れる。自分が与えられた先天的条件に、普遍的な意味が欲しいと願う。

▶5度:刺激を求めて冒険する(冒険心)
安定には飽きて新しい刺激を求める。変化への欲求があり、自由に動きまわる。

▶6度:現実世界と向き合い、新しい環境に飛び込む(環境との関わり)
自ら、環境に飛び込む。自分と他者、自分と環境との差分により、触発される。

▶7度:新しい環境で、落差と対立を経験する。(落差ゆえの意識の射出衝動)
音階のような、階段状の差がある現実を知る。比較によるコンプレックスが生まれる。

▶8度:落差からの超越。(帰属化)
対立構造から抜け出し、自分の役割を全うする。

▶9度:理解、洞察を得る(そのサインらしい理解力を示す)
精神的な、サインの基本的な視野が完成する。

▶10度:自分の体験を人に伝える(外部に伝える)
自分が得た考え方を、相手に伝わるように工夫する。

▶11度:積極的に飛び込む(通念を超える)
実験するように、積極的にサインの性質を使っていく。挑戦的にサインの資質を発展させて、好みのものをより豊かにする。

▶12度:新しいものを発見する(未知の探索)
内面の充実。新しい可能性を求める。

▶13度:カリスマ度数(超越的)
強い欲求を通そうとして、突出した能力を持つ。強気に手にれようとする。地上のルールを超越する法則。

▶14度:新システムの導入。超越的なものを適用する(日常的な定着)
13度で手に入れたものと、日常生活に折り合いをつける。自分の器を知る。

▶15度:力が満ちる。元素を支配する力。(転回点)
サインの前半部分の最終段階。サインの力が満ちた状態。

▶16度:反対の性質の力が流れ込む。(進化のための破綻)
サインの性質に破綻が生まれる。自分の性質以外にも目を向け始める。

▶17度:反対の性質の力をプラスに転換(遠いビジョンの伝達)
一度壊れたことで、新しい可能性を選り分ける。自分とは対極にあるものを受け入れることで、自分以外に関心をもち、外に開かれる。

▶18度:異なるものから答えを見つけ出す。忘れてたものを取り出す(再発見)
生き方のバランスを取りながら、自我を成長させる。暴露的な場合も。

▶19度:取り出したものに新しさを見出し、広い視野を手に入れる(精神的な出発)
今までよりも大きくなった自分をイメージする。真実の世界像を見る。

▶20度:信念が完成する(過去と未来の均衡)
自分の信念を貫くことができるという自身を持つ。周囲に振り回されずに、自分のルールを守る。

▶21度:積極的な活力。もっとも活力が旺盛な場所。ジャンプ度数。(臨界点)
サインの力を限界まで使って、積極的にやりたいことをやる。

▶22度:臨界に達した理念を定着。着地度数。(理念の定着)
活力に溢れるが、ガツガツ前進しない。具体的な活動のなかで対応する活動をする。

▶23度:ジャンプと着地を自在につかい、伸び伸びと発展させる。(理念の応用)
自由に力をつかって遊びながら発展させる。

▶24度:強い純粋さと極限。より良いものを引き寄せる。(純粋さ)
一番大切なエッセンスの要素を育てるために、生命力が旺盛になる。

▶25度:結晶化度数(サインの感性)
サインの最後の5度は次のサインに向けての調整。25度は実質サインの最終成果となる。

▶26度:豊かな成果を堪能して準備する(恩恵を受ける)
25度までで手に入れた成果の確認作業をする。

▶27度:次のステージへ向けてレベルアップ(未来を引き寄せる)
向上心を持って新しい世界を目指す。これまでの自分を捨てていく。

▶28度:方向転換度数(今までの自分を踏み台にする)
古い自分は打ち捨てて、新たなステージに向かってがむしゃらに進む。

▶29度:葛藤度数(ふたつの価値の比較)
次のステージに行くために、何を残し、何を捨てるか選択する。判断がつかず揺れる。

▶30度:サインのエネルギーを吐き出す(吐き出し)
手に入れたサインの力を、開放して使い尽くす。執着心が消える。

 

サビアンシンボルとドデカテモリー

サビアンシンボルは、サインの30度の1度ずつに意味を見出したものです。他にも、サインを分割する方法として知られるのが、ドデカテモリーです。

ドデカテモリーは、30度のサインを2.5度ずつ12に区切ったものです。

この12の区分に12サインを当てはめることで、1つのサインのなかに、12のサインの性質を入れ子状に表現しました。

たとえば、牡羊座1度~2.5度のドデカテモリーは牡羊座です。牡羊座のサインのなかでも、より牡羊座の性質が強まる度数です。そして、牡羊座2.5度~5度のドデカテモリーは牡牛座。牡羊座のなかにも、他のサインの性質が混ざってきます。

 

サビアンシンボルを数字の法則から読み解くことに慣れてきたら、ドデカテモリーも参考にすると面白いです。

 

参考文献

サビアンシンボルの意味を解釈するために、専用の本を手元に置いておくと便利です。

 

こちらの本は、占星術を学んだことのない方でも、比較的読みやすいサビアン本です。

松村潔先生の定番、サビアン本です。一冊手元にあると便利です。

さらにサビアンシンボルを深めたい場合は、こちらを2冊目のサビアン本として。

おすすめの記事

サインに関する記事です。
▶サイン(身体との対応)

占星術情報の一覧ページは、こちらです。
占星術用語

占星術の基礎を学びたい方へ

右脳占星術講座がおすすめです。

占星術用語一覧