Kinki Kidsの堂本剛さんのホロスコープとホロスコープからわかる人柄や今後の活動について解説します。
わたしが子どもの時に、はじめて買ったCDがKinki Kidsの『硝子の少年』でした。2022年、CDデビュー25周年を迎えたことを知りました。
25年もの長い間、活動を続けてきた二人の絆や歴史に興味を持ち、そこから再びファンになりました。
今回は、ちょっぴりオタク目線で、堂本剛さんのホロスコープを解説します。
堂本剛さんの生年月日・出身地
- 生年月日:1979年4月10日
※出生時間は所説ありますが、この記事では14時でホロスコープを作成しました。 - 出身地:奈良県奈良市
堂本剛さんのホロスコープの特徴は?
堂本剛さんのホロスコープで注目したいのが、太陽の配置です。
<太陽の配置>
サイン:牡羊座
ハウス:9ハウス(14時生まれと仮定して算出)
サビアンシンボル:牡羊座20度 冬に鳥に餌をやる若い少女
太陽の配置には、剛さんの生き方が示されています。
あわせて興味深いのが木星の配置。剛さんのエピソードに良く表れる「郷土愛」が木星によく表れているからです。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
太陽のサビアンシンボル:牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」
牡羊座20度のサビアンシンボルは360個あるシンボルのうち、もっとも純粋で無邪気な優しさを示しています。
冬という厳しい季節にあっても、鳥(サビアンシンボルにおいては、霊的なものを表す)に対して、餌をやっている姿です。
少女は逆境にいるはずなのに、それでも鳥にわざわざ贈り物をあげています。
普通に考えると「なんでそんなに大変な境遇で、自分ではないものに優しくするの?」という状況を表しています。
ですが、この少女は「鳥に求められたから餌をやるのだ」という、寛容さと無邪気さを持っています。少女の寛容さは、そうした開かれた姿に触発された周囲の人からの優しさを引き寄せることにつながっています。
そんなサビアンシンボルを持つ剛さんは、自分が最初に与えることで結果的に他者から与えられ守られる。そのことを、純粋無垢に体現している人であることが読み取れます。
与えることは与えられること。ひとつの純粋な愛のカタチを体現している方なのでしょう。
実際、ファンからも仲間からも、多くの方に愛されていますよね。
太陽が9ハウス
出生時間が確かではありませんが、9ハウスであるとすると、サビアンシンボルでも示されている「純粋無垢な愛の思想や信念」を、探求する人でもあります。
実際に奈良県出身ということもあり、神社仏閣への造詣が深く、神さまや仏さまについて語ることも多いそうです。
剛さんは、奈良県にある音楽の神様として知られる神社と縁があるそうですが、「思想家、哲学的、宗教」を示す9ハウスに太陽があることからも、音楽の神様と繋がり、愛を語り、歌う、思想家としての面が強く感じられます。
太陽が牡羊座である、水星金星が魚座
牡羊座は自分らしい個性を大切にします。
唯一無二のユニークさという意味では、太陽と火星の牡羊座の影響が強いでしょう。また、同時に堂本剛さんには「常に変化し続ける、とらえどころの無さ」という魅力もあると思います。変化を好むという意味では、水星と金星が魚座の影響も大きいでしょう。魚座は常に変化するカオスを好むからです。
堂本剛さんは髪型がよく変化し、インスタでは眉毛が日に日に太くなり、型にはまらないファッションをまとい、いつでもユニークで冴えた感性が溢れています。
木星からわかる郷土愛
<木星の配置>
サイン:蟹座
サビアンシンボル:蟹座30度「アメリカ革命の娘」
アスペクト:月とセクスタイル、水星とトライン、火星とトライン
堂本剛さんは、家族想いであり、奈良への故郷愛が強いというエピソードをよく目にします。剛さんの郷土愛は、木星の蟹座に表れていました。蟹座は家族や故郷を示しているからです。
また、木星のサビアンシンボルは、<蟹座30度:アメリカ革命の娘>で、このシンボルからも故郷への愛着が感じられます。
このサビアンは、後ろ髪惹かれるようなノスタルジーや、古き良きものへの愛着、懐古主義的な感覚を感じさせるシンボルです。
愛着があり心の繋がりがあるうえで、「今後、消えゆくであろう文化を。消えゆくと知っていて愛でる」そうした感覚でしょうか。
そして蟹座30度は蟹座の終わりの度数。蟹座的な共同体(故郷)からは出ていかなくてはいけないことも示しています。30度は、もうすでに次の獅子座(個人)へ移行することが決まっていることも意味する度数。サヨナラと分かっているからこそ、最大限、愛着のあるものを愛しきります。
経歴としても、愛着のある奈良を離れ、東京、そして芸能界という世界に足を踏み入れることになりました。そうしたエピソードや悲哀を表しているようにも感じます。
実際に、ソロデビュー曲は『街』について、「ひとり故郷を離れ、東京に上京した過去の自分への奈良の地に遺してきた大切な想いを込めた曲」だと発表当時に語っていたようです。
「愛を刻もう」「痛みだけは忘れたくない」と歌う姿と、蟹座30度のサビアンシンボルの示す意味が、重なるように思いました。儚くて感傷的で美しい歌ですよね。
木星のアスペクト
木星と月がセクスタイルです。月はその人の感情や心情を表します。そこに拡大の星である木星がセクスタイルで関わることで、感情表現が周囲にも穏やかに伝わります。
その木星に対して、魚座水星と牡羊座火星がトラインを形成しています。
トラインは伸びやかに拡張するアスペクト。水星はイマジネーションを示しているので、剛さんの歌詞やイマジネーションが、多くの人に届くことがわかります。さらに、火星もトラインなので、より力強く個性的に、打ち出されていくことが示されています。
剛さんの心情が、デビュー曲を通して素直に言葉に乗り、多くの人に広く届いたのは、この配置だったからかもしれませんね。
ホロスコープから読み解く今後の活動は?
この記事を書いている2023年4月10日に、44歳を迎える堂本剛さん。
今後、年齢域的には木星期に入っていきます。今後ますます「郷土愛」や故郷奈良に関する活動が広がる可能性があります。あるいは、結婚して家族を持つ、故郷で子育てをする、という可能性もあるでしょう。
その後、56歳以降は土星期となります。
土星は乙女座1ハウス。立ち振る舞いや人格が、より洗練されていくことになるでしょう。
土星のサビアンシンボルは、乙女座8度:最初のダンスの練習。
このサビアンシンボルは、上品でバランスの良い、洗練された自己表現を表します。歌、ダンスはもちろん、堂本剛さんとしての存在感がますます磨かれ、自身の思想を体現していかれるのでしょう。
「本当に表現したかった愛や哲学、神仏の世界」を、地に足つけながら、自己の姿として表現されていかれるのだと思います。まるで仙人のような生き方ですね。
堂本光一さんとの相性は?
注目したのは、光一さんのアセンダントと太陽に剛さんのバーテックスが重なっている点です。
バーテックスとは「自分らしい生き方が、他者との関わりのなかで発揮されるときの傾向」です。この世界で他者と関わり、生きるための宿命とも言えます。また、バーテックスの逆の位置にあるアンチバーテックスというのは「もともとの自分らしい生き方」です。
アンチバーテックスが蟹座なので、本来ならば身近な存在を気遣いケアし、愛情豊かに生きていくことが得意。
一方でバーテックスが山羊座のため、より社会的な活動をしていくことを周囲から宿命的に求められます。とくに仕事や社会活動において、忍耐強く誠実に取り組み続けること、義務や職務を遂行することを期待されるでしょう。
剛さん自身は自由と変化、故郷を大切にする人で「愛」について考え表現する生き方をしています。芸能人として、ジャニーズ事務所のトップ歌手としての責任を背負う生き方は、剛さん自身の価値観において大変な重圧に感じたのではないかと思います。
そうした剛さんの「芸能人としての宿命」のバーテックスが、光一さんのアセンダントと太陽と重なっています。つまり、剛さんの宿命を一緒に背負ってくれているのが、光一さんの存在であるということです。
光一さん自身のホロスコープには、自分の責任を背負い、道を切り開き、ファミリーを支える役目が表れています。光一さんにとっては、剛さんを支える生き方自体が「光一さんらしい生き方」であると言えるでしょう。
剛さんは、光一さんに芸能人としての自分を支えてもらいながら、愛の伝道者としての自分の在り方を磨き、探求し続けているように感じられます。
ホロスコープからも、とても深い深いふたりの関係がみてとれます。
ズバリ!堂本剛さんと恋愛・結婚の相性がいい女性は、こんな人
月が乙女座の堂本剛さんは、清潔に几帳面に暮らしたいタイプの人でしょう。一緒に暮らす相手もまた、綺麗好きで片付けが得意な人だと剛さんにとってはストレスがないはずです。
一方で剛さんの金星は魚座で、恋愛相手に対しては「何でも許せてしまう」タイプ。好きになった人には、とことん尽くす人でしょう。他者のために奉仕できるような、心優しい女性が好みなのかもしれません。